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空港が好き
空港っていいですよね。これから旅に出るんだっていうワクワク感、そして周りの人たちもみんなこれから旅に出るので慌ただしそうにしてる雰囲気、町の中では味わえない旅情?みたいなものが大好きなのです。
どうしてかなと考えた時、石川啄木の「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」という有名な歌を思い出しました。東北本線の到着地である上野駅に故郷を懐かしみに出掛けるという歌ですが、啄木は自身のアイデンティティを確かめることで自分を癒したり奮い立たせたりするために今でいうところの空港みたいな場所に出掛けたんだと思います。
僕が空港が好きなのはこの感覚とは逆なんです。ここではないどこかに行くんだという故郷や自身のアイデンティティから解き放たれる解放感を求めているんだと思うのです。ひとり旅(特に海外の!)が好きなのもそういうことなんだと思います。でもそれって無意識に日常生活に息苦しさを感じているってことなんでしょうか…??
とはいえ頻繁に飛行機を利用するような環境にいるわけではなく、関空or伊丹から国内は成田、羽田、仙台、那覇、海外はマレーシアのペナン、北京、大連、台北、釜山に行ったくらいか… ソウルとか香港とかふらっと行ってみたいと思うのですがこのご時世、それもいつのことになるやらです。
今回の見出し画像は関西空港の対岸にあるりんくう公園