パイオニアThe Spy考察記③
今回は実践編
サイドのワームはよく考えるとメインでも問題なかったので、《憑依された死体》との比率を変更。
不要牌引きすぎ問題
不要牌は14枚、先手3ターン目に手札にある期待値は1.9枚、そりゃ引くさ。
⇒87枚デッキの優位性↑
マリガンには困らないのでその点は良い。
《致命的な一押し》使わない問題
基本ディッチャ系をフル投入するので他に抜くカードが限られる。
⇒もっとクリティカルなカードにすべき?
アショクキツすぎ問題
《悪夢の織り手、アショク》《夢を引き裂く者、アショク》どちらも先置きでも後出しでもキツい。
⇒《神聖の力線》《思考囲い》《タッサの神託者》《真髄の針》
力線だとLOはしないが縫合体は抜かれる⇒《ナルコメーバ》
vsオーラ系
問題のマッチアップ。MOだと安くて強いので使用者が多いイメージ。
絆魂生物をひたすら強化されるとライフレースができず負ける。定番サイドボードの《静寂をもたらすもの》もクリティカルなので、このデッキのためだけにプッシュを採用する価値はある。
vsスピリット
コンボデッキ故クロパに弱いのは仕方ないが、やっぱりキツい。
①打ち消し⇒異界の進化が弱いので減らす
②RIP⇒マリガンして探しにいかれるのでディッチャ系はフルに入れたい→腐らない萎れのほうがいい?
③《残骸の漂着》⇒採用率は低いがケアしきれない
out候補:分割、進化、縫合体、青土地
vs再生
①発展発破ドローyouで負ける⇒さすがに白力線は入れないからどうしようか
②打ち消しがまあまあ入ってくる⇒進化は減らす
③3テフェ+《神々の憤怒》=負け⇒《タッサの神託者》?
out候補:分割、進化、蛮行、タップイン土地
vsミラー
基本は先手が先にスパイを出して勝つ。それをどう防ぐか、もしくはどう捲るか。
非パーマネント:ディッチャは受けないが、ハンデスは食らう
《屍呆症》:相手のスパイ後に打てれば勝ちだが、マナベースに若干の不安。vsロータスも見れるのは〇。
《暗殺者の戦利品》:こちらも1ターン消費するが、相手は少なくとも1ターン、上手くいけば2ターン以上消費することになるので、先手後手を入れ替えられる可能性はある。2ターン目に打つには黒マナが8と心もとないがそこはご愛敬。もちろん置物対策にもなる。
パーマネント:ディッチャを食らう。
《虚空の力線》:0マナだが初手にないと意味がないので却下か。
《魂標ランタン》:汎用性◎。ナルコメーバが採用されてなければスパイ後にトップデッキしても間に合う可能性はある。しかしキャストに1マナかかるので、相手のスパイの返しにこちらもスパイ+ランタンができない可能性が高い。ハンデスを食らう可能性もある。
《トーモッドの墓所》:ほぼvsスパイ専用になる。ランタンのデメリットは解消されるが、ナルコメーバが入っていれば意味がない。
どれも裏目があって難しいが、ハンデスは横のコンボパーツを守れると言い換えられる。よって非パーマネントのほうがいいと思います。
5リーグほど回しての課題
無理難題が多すぎる!
前回の記事+実践の結果
①置物墓地対策
②ハンデス
③打ち消し
④《漁る軟泥》《静寂をもたらすもの》等の対策クリーチャー
⑤高速アグロによるライフ負け
⑥《塵へのしがみつき》⇒解決
⑦《屍呆症》系
⑧スパイ出した次のターンに墓地を全追放される
⑨ライフレースができない場合
⑩アショク
⑪《残骸の漂着》
⑫3テフェ+《神々の憤怒》
⑬《集団的抵抗》
乗り越えるべき壁は果てしなく多い…
結論
まったく対策されてないと超強いが、対策されているとものすごく脆い。
これに尽きると思います。デッキとしては強いので、しっかりメタったほうがいいです。汎用性が高いところでは《魂標ランタン》。デッキに合わせるなら《漁る軟泥》《静寂をもたらすもの》《屍呆症》《集団的抵抗》あたりがオススメです。
というわけでパイオニアデッキ漂流記The Spy編
スパイではトップメタに勝てない
トップメタから逃げるシンジ
ミサトの傲慢は、自分が彼を救おうと決心させる
次回、『ロータスコンボ』
この次も、サービス、サービスゥ!
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