パイオニアデッキ漂流記:ロータスコンボ編①
2020年パイオニアは禁止改定の炎に包まれた。インバーターは枯れ、白単信心は裂けあらゆる生命体は絶滅したかに見えた。
…だがロータスコンボは死滅していなかった!
というわけでスパイは諦めてロータスコンボ編です。
《死の国からの救出》こそ禁止となったものの、ロータスコンボによるマナ加速は死んではいません。
まずはこのリストをご覧ください。
惚れ惚れするような美しいリスト+114514点
メインサイド合わせて裁量枠は《サテュロスの道探し》くらいで、デッキの改造(改悪)に定評のある私でもイジる要素がありません。
まさに祝福されし完成と言えるデッキでしょう。
《深淵への覗き込み》ってどうなの?
M21とゼンディカーで新規加入したカードで一番気になるのはこのカードでしょう。
あまりにも膨大なドローですが、あまりにも痛いライフルーズ。私も最初はアグロ相手に打ってる暇ないやろと思ってましたが、このカードのテキストを勘違いしていました。
(5)(青)(黒)(黒)(黒) ソーサリー
あなたはゲームに勝利する。
これがこのカードの正確なテキストです。つまりこのカードは7マナで打つのではなく、9マナある状態で打ち、《見えざる糸》から繋げるのです。(デッキ半分引いて糸を引かない、効果解決後に火力で焼かれるということはありますが…)
そしてこのデッキの天敵である《減衰球》の採用がほぼ無くなったのも追い風でしょう。もとからロータスだけの対策だったんで減るのは当然ですけどね。ブリーチ型とは違い、Digこそ打ちにくくなりますが墓地対策はほとんど意味を成しません。
黒単アグロに対してはブロッカーを用意できる。オーラ系がどれだけ回復しようとも勝ち手段が別なので関係ないなどトップメタに対して有利に立ち回れるのもプラス要素です。
青いデッキに対してもメインから《神秘の論争》を積まれることもなくなりましたし、今一番熱いデッキといっても過言ではないと思います(スピリットだけは勘弁な)。
前述のとおり特にデッキをいじる必要もないので、つべこべ言わず回していきましょう。
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