転職の思考法にはこれからを生きる術が詰まっている
超高齢化社会、年金問題、移民政策、増税と、日本には解決しなきゃいけない問題がたくさんある。
アベノミクスで景気は良くなった、人手不足の影響もあって就職率が高いと言われても、誰もが将来に不安を抱いている。
なぜ不安を抱くのかと聞かれたら、みなさんはどう答えますか?
私は、誰もが1人で立つことができてないから、ではないかと思います。
支え合って生きることは、素晴らしいことだけど、今の世の中は誰かに寄りかかっているのではないでしょうか。
常識というレールに乗っている間は、安心できるけど、外れた瞬間僕らは選択を迫られる。
そうした選択の一つに転職があるのだと。
『転職の思考法』は、まず僕らが何かを選択してきたようで、してこなかった事実を突きつけます。
人によっては、そんなことはないと言うかもしれませんが、僕はすごく納得できました。
というのも、僕自身が他の人と違う選択をした時に孤独を感じたからです。
大学受験に失敗して浪人生活を選んだとき、周りが楽しそうに見えました。
就職活動をせずに、進学しようと決めたとき不安がありました。
僕が他の人より選択しているなんて、言うつもりはありません。むしろ、リスクを負って失敗しています。
ただ、人と違う道を選ぶのは勇気がいることです。安定を捨てて、リスクを選ぶことは簡単ではないのです。
とはいえ、北野さんが伝えたいことは、リスクを選べということではありません。
転職という本来、僕たちが持つべき手札が、持てない世の中に対する問題提起だと思いました。
22歳で決めた会社に、48年間(70歳定年として)も在籍するっておかしくないですか?
40歳前後で残りのキャリアが決まってしまうっておかしくないですか?
過労死する人がいるって、おかしくないですか?
僕たちは、気づかないうちに、常識で他人の人生を奪っているのではないでしょうか。
やりたいことがあるのに挑戦できない、つらいのに逃げることができないのは、その人が弱いからでしょうか?
人の視線って思ったより、気になるものです。
背中を押してくれる言葉だけじゃなく、環境もあれば、もっと仕事って楽しいものになるんじゃないでしょうか?
僕自身、世の中のためになるような仕事をこれからやっていきたいし、多くの方が仕事を楽しめる環境になれば、日本はまだまだ捨てたもんじゃないと思います。
転職を考えている方も、特に考えていない方も北野さんの『転職の思考法』は、読む価値があります。
仕事に対して、何かモヤっとしたものを感じている人は是非読んでください!
モテたい男性も読みましょう!情熱をもって働く男性は魅力的らしいですし、剛力彩芽さんと付き合うチャンスがあるかもしれません!
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