【EDH】《黄金夜の刃、ギセラ》100枚解説
概要
統率者マスターズでエッチングFOILが出たということで思い出深いギセラを再度組みなおすことにした。まだ練り込み切れてない部分も多々あると思うので適宜直す予定。
単体でアドバンテージ稼げない・クソ重い・色も強くはないと三重苦なのでお世辞にも強い出来にするのは厳しいのでカジュアル目的。でもやれる出来にしたいためのあがきの備忘録。
想定レベルはLv5-6
参考文献
ギセラを組みなおすにあたって、ネットでググった結果ゼット氏のレシピを見て大いに参考にさせていただきました。ありがとうございます!
デッキリスト
https://www.moxfield.com/decks/oAWPn9EOW0mddkZ6gOBTpw
《黄金夜の刃、ギセラ》
ボロスカラーの伝説のクリーチャー。
こちらのダメージ倍、相手のダメージ半減(端数切上げで軽減)。
能力込みで実質10/10飛行先制攻撃。
統率者ダメージを狙う場合強化しないと3パンなのが非常に惜しい、ただし1でも上げればツーパン。
7マナから殴り初めてツーパンって全員殴り倒すのどれだけかかるねん!って感じで正直現代スピードには全く追いつけないのでかなり介護しないと活躍させるのは難しいと思っている。何とか現代カードの力を借りていきたいところ。
色的にコンボを増し増しにするのも他ジェネラルで良くねとなりがちなので最小限にしました。
アドバンテージ回復させるのも結構苦手な色なので、ログテヴェみたいな一時的マナ加速増し増し構成も難しい。ギセラを出すのがゴールにならない為。
なので目標としては以下の通り
①マナ加速しつつ、ギセラ除去守る状況・盤面作ってギセラを出す
②赤白お得意の装備サポートも駆使してギセラを守りながら殴る
③妨害はそんなに得意でもないしある程度は自己都合にはなりつつも、負けないための最低限の備えはする
クリーチャー(24)
《エスパーの歩哨》
白い《神秘的負荷》。アーティファクトなのも《オパールのモックス》の助けになって良し。
《ルーンの母》
《ルーンの与え手》
プロテクション付与で統率者を守る生物《オークの射手》環境なので、タフネス1のシステムクリーチャーは取りたくはないんだけどルーンの母は自分守れるのがいいね。
《敏捷なこそ泥、ラガバン》
このカラーで貴重なマナクリーチャー。宝物シナジーを若干見込んでいるので装備品で回避能力などをつけてできるだけ殴り続けたいところ。
《雨ざらしの旅人》
EDH始めたての頃よくお世話になった懐かしのカード。
能力のサポートのため、《流刑への道》《睡蓮の原野》《ウルザの物語》を採用。後者2枚はこいつで持って来れるので相性◎。
その他持ってくるのは《魂の洞窟》《古えの墳墓》。
《オグマの文書管理人》
このカラーリングでは貴重なドロー枠。
《ディープ・ノームの地形術師》
このカラーリングでは貴重な土地加速枠。基本白メインなので、平地は多めに採用。
《波止場の恐喝者》
ただ強い。マグダと組み合わせて装備品とかサーチしたいねぇ。
《ドラニスの判事》
言わずと知れたヘイトベアー生物。《吹き荒れる潜在能力》と組み合わせると完全ロックになるのをマラス記事からコピペしてて思い出したけど、潜在能力はサーチできるけどどうなんだろう。そっちの方向も試してもいいかもしれんね。ギセラでやることではない気がするけど。
《希望の源、ジアーダ》
天使マナクリ。ギセラのパワーアップに貢献するし、軽い飛行クロックなのもあって良い。ただその他のEDH向け天使で採用したいのがやや少なめなのでうーんになることも無きにしも非ず。
《燃えさし爪の使い魔、ケディス》
素ギセラアタック通れば他に10×2で20点。
パワー10以上か《エンバレスの宝剣》装備したギセラが通ると、他に24点×2で全員ワンパンできる地味に相性が良い子。伝説なので、《伝説の秘宝》とも相性良し
《厚顔の無法者、マグダ》
《伝説の秘宝》《バネ葉の太鼓》と組み合わせたマナクリーチャー。
下の能力も《エンバレスの宝剣》《ナザーンの槌》を持って来れるので有用。
《オズワルド・フィドルベンダー》
アーティファクト版《首席議長ヴァニファール》。宝物サクって《エスパーの歩哨》《太陽の指輪》。使い終わった《魔力の櫃》サクって《蒐集家の貯蔵庫》等。3マナだと《古術師の地図》が持ってくるものとしても種としても良い。ゴールは4マナ域の《神秘の炉》《ナザーンの槌》《多勢の兜》など。
《純鋼の聖騎士》
アドバンテージ源+装備コストの軽減役。なんだかんだ強いなー。これも懐かしカードだわ。
《石鍛冶の神秘家》
基本的には《稲妻のすね当て》か《速足のブーツ》持ってきたいが、状況に応じて持って来れるしコスト踏み倒せるしで装備品デッキなら入れない理由を探す方が難しい。
《第三の道のロラン》
妨害枠兼、ドロー枠兼、《伝説の秘宝》でマナ枠にもなる便利ちゃん。
《鎧の空狩人》
装備品デッキの希望の星。場に出して装備までしてくれるのすごすぎない?
こいつのために採用を決めた装備品もいろいろあり。
ただし、言うほど枚数採用できてないので過信は禁物。もっと装備品に寄せるなら《鋼の魂、ワイレス》とかにした方がいいやってなっちゃいそうだし、バランスがねぇ。
採用基準としては、戦闘ダメージ与えた時にアドバンテージ取れるもの。
《静寂の守り手、リンヴァーラ》
天使で妨害枠、兼程よいサイズの飛行アタッカーとしての採用。
刺さる相手には結構刺さる。
《セラの模範》
天使で貴重なアドバンテージ枠。《睡蓮の原野》や《鏡割りの寓話》《オズワルド》などで落としたパーマネントを回収したりフェッチ拾ったり。
7マナ+αまで伸ばすのは相当に大変なのでこういうのでアドバンテージを補填しながら伸ばしていきたいね。
《無情の碑出告》
ギセラのズッ友。ギセラいるときに起動できれば各対戦相手のライフを奇数なら1に、偶数なら0にする。
《青銅血のパーフォロス》
ゼット氏のアイデアを参考に採用。
重いものの、《栄光の探索》でもサーチ可能な破壊不能な《熱情》。碑出告投げられるのはいいね!
《戦導者オレリア》
こいつ+ギセラでは1足りないのでやや惜しいが、天使指定《魂の洞窟》を共有できるなど相性は良い。《多勢の兜》装備で(付けた奴が死ななきゃ)無限コンバット。
《山賊の頭、伍堂》
《多勢の兜》と2枚コンボ。サーチできるので実質1枚コンボ。
パーフォロスから出せるのがいいね。
《アクームの怒り、モラウグ》
こちらもゼット氏のリストから拝借。ギセラでワンパンできて、パーフォロスから出せるのはいいアイデアだと思いました。
ソーサリー(2)
《栄光の探索》
サーチ範囲が結構凄いカード。《ウルザの物語》《青銅血のパーフォロス》《無情の碑出告》《エンバレスの宝剣》あたりがメインか。マナ足りなさそうなら冠雪基本土地もあり。
《セヴィンの再利用》
基本的にフェッチ回収した疑似ランパン。使い切り《セラの模範》でコンボ的な運用は今回はほぼなし。
インスタント(12)
《悟りの教示者》
《鎧の空狩人》のサポートで《エンバレスの宝剣》を積むか、《神秘の炉》用に《師範の占い独楽》もってくるか、《ウルザの物語》《太陽の指輪》《魔力の墓所》持ってくるか。使い道はそれなりだけどドローロックかつアドバンテージは失うので、サーチ先は計画的に。
《流刑への道》
準最高峰の単体除去呪文。《雨ざらしの旅人》《古術師の地図》《ディープ・ノームの地形術師》《オグマの文書管理人》とシナジーあり。
《紅蓮破》
対青カードその1。ギセラを通さんことにはな。
《赤霊破》
対青カードその2。なんだかんだ便利なんですわ。
《救済の波濤》
白い《夏の帳》のようなナニカ。7マナで頑張ったカードポン除去されたら辛過ぎるので軽い守るカードはそこそこ入れないとね。
《剣を鋤に》
最強の除去。到達・飛行を優先して除去したい。
《税収》
こちらも懐かしカード。《モックス・ダイアモンド》との相性がとても良い。何度でも言うがギセラは7マナで重いんでしっかり土地伸ばそうね。
《一時の猶予》
白い《差し戻し》。貴重な打ち消し枠だけど、もう1回打たれるのでタイミングにはご注意を。
《ティボルトの計略》
赤の確定カウンター。ギャンブル要素があるのでしょうもないところで使って悪化させないように。
《偏向はたき》
ギセラキャスト時、1マナ構えられると嬉しいけどそんな余裕がないことも多い。そんな中でピッチで撃てるこいつはどれだけ嬉しいか。
《稲妻曲げ》
ほぼ《偏向はたき》の下位互換。使い勝手はかなり落ちるんでご注意を。
《巧みな隠蔽》
フェイズ・アウトって戻ってきたとき召喚酔いしないし、装備はついたまま戻ってくるしでこのデッキではかなり相性良し。
単体除去除けにもなるけど基本は全体除去、特に《サイクロンの裂け目》対策カード。
アーティファクト(25)
赤白らしく装備品多用。相手の《波止場の恐喝者》?知らんなぁ。
《宝石の睡蓮》
ギセラがありえんほど早く出るザ・令和カード。いくら使い捨て極力入れたくないとはいえあるとないとで文字通り世界が変わる。
《魔力の墓所》
金額以外の理由で入れない理由の特にないカードですし今更解説も何も無いよね。ギセラ出てると1点ダメージになるからちょっとお得だぞ。
《モックス・ダイアモンド》
基本的に手札消費激し目のカードは採用を見送っているんだけど
全色出るのと《税収》《古術師の地図》とサポートカードも採用しているのでこいつは採用。《金属モックス》は1色しか出ないので不採用。
たまーにマナ出ない状況もあるけどやっぱ便利。
《梁町の殴り棒》
限界装備品。《もぎ取り刃》よりは強い。回避能力+宝物生成+パワー修正で本当にギリギリの採用。いつ抜けてもおかしくはない。《オズワルド》でさくって《蒐集品の保管庫》持ってきたい場面はそれなりにありそう。
《探検の地図》
使い切り《雨ざらしの旅人》なので使い方はそちらに準ずる。
《魔力の櫃》
そこまで強いというほどでもないけどあれば仕事はするカード。
ギセラいればダメージは0。
《師範の占い独楽》
軽いライブラリー操作兼《神秘の炉》とのシナジーカード。昔は必須カードみたいな扱いだったのにねぇ。6マナ《ウギン》、《霊気貯蔵器》で無限だけど揃うわけないのでその2枚は不採用。
《太陽の指輪》
四の五の言わずに入れよう。
《バネ葉の太鼓》
このカラーリングで色の出る1マナのファクトって多分これくらい。マグダとのシナジーが非常に良い。
《秘儀の印鑑》
《確信のタリスマン》
《ボロスの印鑑》
2マナの色出るアンタップインマナファクトの皆さん。上から順に強い。
タップインは許容できないので不採用。ボロスの印鑑も単体でマナが出ないので、できれば抜きたい寄りではある
《稲妻のすね当て》
《速足のブーツ》
ギセラを守ったり、碑出告でコンボしたり。被覆は足を引っ張ることもあるんですが装備0はえらい。
《蒐集家の保管庫》
最新セットからやってきた超便利カード。手札の質向上させながら宝物まで生んでくれるとか素晴らしい。起動コストはちょい重いけどこれより軽くしたら強すぎるし仕方ないね。
《記憶の仮面》
装備品で2枚も引けるのはこのカラーリングでは珍しい方でしょう。任意効果だからオークが睨んでたら引かなくてもいいわけで(まあ引くけど)
もっといいのがあったら是非教えてください。
《古術師の地図》
白がランプ推し始めたころのカード。使い勝手良さそうだったので採用。
条件が《雨ざらしの旅人》と同じなので、《睡蓮の原野》《ウルザの物語》《流刑への道》とシナジーあり。7マナのカードを出すということはランプ戦略が必要ということだ。
《伝説の秘宝》
気付いたらクリーチャー結構伝説でして。
ギセラ出したターンに1マナ構えられるの偉いんですよ。しかも白も赤も出せるって良すぎませんか。
《火と氷の剣》
2色剣はこれだけ採用。由緒正しいアドバンテージ剣。
《生体融合外骨格》
コイツを装備したギセラを「毒殺天使ギセラちゃん」と呼んでいる。ワンパンカード。割られたらギセラが死ぬ。
《ナザーンの槌》
破壊不能装備だったら指輪のやつの方がよさそうなので、自動装備が目当て。出た時につく装備は今では珍しくないけど当時は画期的だったよね。ほかにも適用できるんだから重いけど便利よ。
《多勢の兜》
《山賊の頭、伍堂》のコンボパーツとして有名。《戦導者、オレリア》ともシナジーあり。重いので自動装備カードとか装備コスト軽減カードで色々小細工していこう。
《神秘の炉》
アーティファクトがそこそこ入っているのでアドバンテージ源としての採用。コンボパーツとしては使用しない。
《エンバレスの宝剣》
ギセラに装備で24点ワンパン!超エキサイティン!
エンチャント(5)
《シガルダの助け》
装備品サポートエンチャントその1。自動装備能力目当てで採用。装備にマナを払いたくないので。でも単体でアド取ってないカードなので2マナで出た時ワンドローの上位互換とか刷られないかなぁ。
《鏡割りの寓話/キキジキの鏡像》
1章と2章を目当てに採用。汎用枠。
《再鍛造》
指輪セットの最新装備サポート。
装備コスト踏み倒せて、自ターン限定とはいえインスタントタイミングで装備できるのはかなり便利。できれば事前に墓地に装備品置いておきたいね。
《息詰まる徴税》
宝物いっぱい欲しいんじゃ―。みんながケアしないと返しのターンでギセラ出せるぞ。
《激憤の宮廷》
やや怪し目ではあるものの、ギセラとの相性は結構好さげな宮廷サイクルの赤。ブロッカー焼いてギセラパンチ通しに行きたいね。
土地(31)
重いデッキなのでもう少し増やした方がいいかもしれないが、マナ加速カードもそこそことっているので現状はこの枚数。
《睡蓮の原野》を除きアンタップイン土地のみ採用。
《古えの墳墓》
2マナ出る土地は偉いんです。ギセラがいればダメージは1点で済む。とりあえず入れろ。
《乾燥台地》
《血染めのぬかるみ》
《溢れかえる岸辺》
《湿地の干潟》
《沸騰する小湖》
《吹きさらしの荒野》
《樹木茂る山麓》
《虹色の前兆》
2色フェッチは7枚。《虹色の前兆》も採用。モラウグとセラの模範がいるため。白マナ確保できているなら赤フェッチからは山持ってきた方が後々腐らないで済む。
《Plateau》
《聖なる鋳造所》
基本地形タイプを持つデュアランはアンタップインできるもののみ採用。
《戦場の鍛冶場》
《観客席》
《灼陽大峡谷》
2色ランドはアンタップインで2色の色が出るもののみ採用
《統率の塔》
《真鍮の都》
《マナの合流点》
真鍮の都のダメージはギセラいると無視できるので実質2枚目の統率の塔。
《魂の洞窟》
指定は天使。打ち消されたくないので、かなり優先的にサーチする土地。
《宝石の洞窟》
手札消費は痛いが、比較的安全にマナ加速できるので採用。
《ウルザの物語》
アーティファクトデッキの側面があるので、トークン生成能力、アーティファクトサーチ能力どちらも有用。
セラの模範やセヴィンの再利用で使いまわせると美味しいね。
《冠雪の平地》×7
《冠雪の山》×3
基本土地は10枚。《栄光の探索》のライフゲイン用に、氷雪土地を優先している。平地2枚サーチとかもあるので平地が多め。
《睡蓮の原野》
キープ基準にしにくい、確定タップインと弱い面もあるが
《雨ざらしの旅人》《古術師の地図》《セラの模範》とのシナジーを見込んでの採用。
終わりに
余り練り込みきれていないので、改善あったら更新したいとは思う。(予定は未定)