EF17-40mm F4Lのズーム機構が壊れたので、分解してみた話
広角でお安めのLレンズということもあって、所持してる方も多いと思うEF17-40mm F4L USMのお話です。表題の通り、ズーム機構が壊れました。
撮影から帰ってきてレンズをマウントから外したら、「カラカラ…」という音とともにレンズからビスが…
外だったら絶対見失うくらいすごく小さい…
で、あわててレンズをいろいろ触ってみたら中の方でまた別の何かがカラカラ言ってて何やら不穏な感じ…
ピントリングは正常だったので次にズームリングを操作してみると、まったく焦点距離が変わらなくなってました…(この時点で泣きそう)
(携行品特約入ってるし、修理で郵送するか…?でもその間代わりのレンズなんて無いしな…)とかいろいろ考えていたのですが、最終的には自分で分解するという結論に至ったので、同じような状態になってしまった方のために分解の過程を載せていきたいと思います。
EF 17-40mm F4L USM 分解手順
マウントの銀色ビスを外す
ぱっと見で一番わかりやすいやつですね。内側にある黒いビスはゼラチンフィルター用なので外さなくても大丈夫です。
(気になる人は外してもOKです)
側面に隠れてるビスを外す
側面に見えているプラスねじですね。何本かありますが注意が必要で、
ここのビスだけ長さが違うので、きちんと分けて覚えておきましょう。
黒の樹脂カバーと電子接点部分を分離させる
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