見出し画像

株価バブルが起こす未来の話~国際派ビジネスマンの父から息子に送るnote

これは私が父親として社会人になった息子たちを想像して書く未来への手紙です。お金や人生について教えるためのものですので読者の皆さんのお役に立つかも💪👍

ーーーーーーーーーー君は株式市場において自分が今どこにいてどこに向かっているかを考えているか。

2021年2月 株式市場はバブル相場にふさわしい株価推移をしている。我が国の日本株NIKKEI225は30年ぶりに30,000円を超えた。こんな未来私は想像していなかった。世の中の景気が良かった昭和のバブルの中では想像できたかもしれない。しかし今はコロナ禍だ。誰がこんな未来を想像できたんだろうか。現在の株価バブルは実体経済が作り出したバブルではない。

ではなぜバブルが起きているのか。

中央銀行が金融緩和と称して法定通貨を刷り倒しているのだ。なぜそんなことをしているのか。債券、ETFがデフォルトしないように買い支えるためだ。市場に流れた資金は行き場を失い株価に流れている。だから株価が高いねを付け続けているだけだ。これは実体経済を伴わない景気だから長く続くわけがないのだ。このバブルが崩壊するときは、中央銀行が金融緩和をやめた時だ。

バブル崩壊は景気が悪くなるので一般的にはネガティブなものと認識されているだろう。だが、これはある人にとってはチャンスなのだ。景気が下がり続ける相場は安くETFや株式を拾えるからだ。投資家目線で言うならば景気が悪い時に資金を投下できた人が景気が良くなった際に勝ちに回れるんだ。

覚えておいてほしい。

世の中が絶望に暮れているときに、投資家は仕事をする。良い商品を選定し、その商品を拾い続ける。景気が回復するまでだ。景気が回復しているときには利益になり始めている。景気が絶頂を迎えているときに利益確定をする。そのように立ち回るんだ。

君もトレーダーの息子なら、相場を観察し続けるんだ。チャンスを待ち、チャンスに備えて資金を貯めておくんだ。そうすることで君は資本主義における豊かさを手に入れることができる。

注意してほしい事がある。

日本や米国にデフォルトが起きたとき何が起きるかを想像しておく必要がある。株式は紙屑となり、法定通貨という資産は銀行を介して没収される。そして、何百分の一、何万分の一の価値になった紙幣を返却してくれるわけだ。つまり資産の没収をされてしまうわけだ。これをハイパーインフレという。これに対する対策も考えておいてほしい。日本国で起きないとは、誰にも言えない。

頑張ってほしい。

(以下はウィキから抜粋した記事)

ジュグラー循環
約10年の周期の循環。中期波動とも呼ばれる。フランスの経済学者クレマン・ジュグラーが1860年の著書の中でその存在を主張したため、シュンペーターの景気循環論から「ジュグラー循環」と呼ばれる。企業の設備投資に起因すると見られる。

クズネッツ循環
約20年の周期の循環。アメリカの経済学者サイモン・クズネッツが1930年にその存在を主張したことから、「クズネッツの波」と呼ばれる。約20年という周期は、住宅や商工業施設の建て替えまでの期間に相当することから、建設需要に起因するサイクルと考えられている。子が親になるまでの期間に近いことから人口の変化に起因するとする説もある。なお、クズネッツはシュンペーターの景気循環論に対して批判的だった。

コンドラチェフ循環
約50年の周期の循環。長期波動とも呼ばれる。ロシアの経済学者ニコライ・ドミートリエヴィチ・コンドラチエフによる1925年の研究でその存在が主張されたことから、シュンペーターによって「コンドラチェフの波」と呼ばれ、その要因としてシュンペーターは技術革新を挙げた[7]。第1波の1780 - 1840年代は、紡績機、蒸気機関などの発明による産業革命、第2波の1840 - 1890年代は鉄鋼、鉄道建設、1890 - 1920年代の第3波は電気、化学、自動車の発達によると考えた。この循環の要因として、戦争の存在を挙げる説もある。その後の第4波がエレクトロニクス、原子力、航空宇宙、第5波がコンピューターを基盤としたデジタル技術、バイオテクノロジーとして、それが現在終わりに差し掛かっているといった見方や、現在も第4波が続いていて、これからライフサイエンス、人工知能、ロボットがけん引する第5波が来るといった見方がある[8]。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?