見出し画像

米国と中国が崩壊する日~国際派ビジネスマンの父親から息子に送るnote

Dear D&Y

今日は米国と中国の話をする。

ちなみに香港では米国のことを美しい国とかいて「美国」と呼ぶことを知っていたか。米国のことを美しい国と書くあたり香港が中国であるにも関わらず米国とかかわり深い国であることがよくわかる。

現在の株価バブルの状況

2021年3月現在、株価はバブルとなり実体経済との乖離が一般大衆にまで浸透している。一体いつまで続くのか。誰にもわからないが、2021年5月に開催予定のダボス会議が一つの区切りになるかと私は考えている。そして2021年8月~9月にかけて欧州、米国など西洋諸国の新しい年度が始まる。何か起こるならこのころだろうか。

このように未来を予想すること自体の意義は、何が起きてもよいように対処しておくことだ。いつ有事が発生するかは誰にもわからない。

想定外、という言葉がここ10年日本ではメディアで言われてきた。私に言わせれば日本のエリート官僚がたくさんいる日本政府において想定できない事態などそうそうないものだと考えている。メディアの悪い面が出ているだけだと私は考えている。

米国と中国の次の10年

さて、米国と中国の未来についてはどう考えているか。

私は米国でさえ資本主義とともに崩壊の時が近づいていると考えている。刷りすぎた不換紙幣が限界を迎えるときである。米国のUSDは世界の基軸通貨としてその地位を気づいてきた。原油を担保にその価値を保ってきたが原油の価値が暴落したことによりその信用は確実に薄らいでいる。

中国の元はどうだろうか。中国バブルの崩壊とともに信用がなくなり崩壊するんだろうか。実際のところ私は中国の崩壊シナリオはまだわからない。中共がキーになる可能性が高いのだと思う。中国の軍部と政治は1枚岩ではないからだ。軍部は大きく分けて5つの地域と共に組織も分かれているようだ。北部は韓国、北朝鮮ともゆかりのある地域と言われている。現在、大国と半島はすこぶる仲が悪い。これに反発する集団がいてもおかしくない。

米国と中国。この二大大国の崩壊は近いのかもしれない。

次の10年の投資戦略

君たちには、私の投資手法をこれまで教えてきた。当然米国ETFは大変優れた商品であることは、何度も繰り返し教えてきたと思う。しかし、この二大大国の崩壊が投資のセオリーを大きく変えるかもしれない。私は引き続き投資の戦略を検討し続ける。デジタル通貨と仮想通貨の共存があり得るのであれば仮想通貨ETFは戦略の柱にできる可能性はある。しかし現状で仮想通貨をポートフォリオの10%以上持つことを君たちに推奨することができない。米国機関投資家が参入しているとしても、だ。

米国一辺倒の投資が正解だった時代は、終わっているのかもしれない。ともに投資を成功させるため戦略をたてよう。

Best regards,
君たちの父より

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?