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BTC/XRP~世間が絶望を感じた時に買い始める~香港トレーダーのチャートリーディング

BTC/JPY 2017年から2021年2月までの週足チャートを振り返る。

長期投資のメンタルと本質を紹介します^^一読の価値ありな記事にしてみせますね!


ライトが仮想通貨と出会ったのは2018年の夏。香港で仲間と食事をしている時だった。

年下の個人投資家(以下Rさん):ライトさん投資はしないの?
ライト:難しそうですから^^;やったことありません。
Rさん:成長市場に長期投資すればいいんじゃないですか??
ライト:はぁ。何が成長市場になるんでしょう?
Rさん:仮想通貨はされないんですか?ビットコインやリップルは最近はやっていますね。
ライト:そうなんですか。私も少しは持っていますが、本腰入れて持ったことはないんです。もう少し勉強してみます。

そんなやりとりをしたようなしてないような(笑

とにもかくにも、仮想通貨マーケットを勉強し始めたのは2018年の夏からでした。世はまさに仮想通貨バブル崩壊後の荒野原。こんな時期に仮想通貨投資をしてる人なんて周りにはいませんでしたからビットコインなんかを薦められるとは思ってもみませんでした。

私にとってはここが転機でした。ここから始まったのです。約2年間の下降トレンド、塩漬けも経験しました。

普通の感覚では、値段が下がり続ける市場に資金を投下することは怖くてできません。これは投資をしたことある人にしかわからない感覚です。では、なぜ私は損切せず持ちこたえられたのでしょうか。

それは仮想通貨の優位性を信じることができたから

現在の資本主義において、搾取される側の人たちがいる。南米、アフリカ系の方々だ。アジアの一部の国もそうかもしれませんが第二次大戦以降植民地はなくなったと言ってもよいでしょう。

そのような方たちの中には、自国の通貨が不安定で資産を安全に守れない人がいる。外国に出稼ぎにきたけど法外な国際送金費用が掛かる。Swiftというやつですね。住所や就業していないために銀行口座をもてない。世の中にはそういうレベルの貧困層が少なからずいます。これは否定できない事実です。

仮想通貨を語る上で、その視野を日本や米国のような先進国だけを見ていては本質にたどり着くことはできません。

仮想通貨は貧者の武器なのです。

彼らにとって自国の政府のデフォルトによるハイパーインフレは他人事ではないのです。昨日まで1ドル札で買えたパンが10000ドル積み上げなければ変えない、二分後にはそのパンは20000ドルになっている、そんな世の中を想像できるかが、重要になります。

中央集権の通貨に対抗すべく開発された資産、これは近い将来かならず効力を発揮する時代が来る。しかも日本の財務事情から考えるに絶対に10年以内に来る。

そのような考えに至った私は、目下下降トレンドの最中にもかかわらず、恐怖に打ち勝ち、暗号資産をわずかですが持つことにしました。

その結果、約2年の塩漬け期間もホールドする手を緩めることなく、ガチホすることができました。つくづく感じたことですが売買しなくていいというのは、素人にとっては大変有効な投資方法であると考えます。

成長市場に資金を投じるだけでよいのですから。

今、通貨の常識が大きく変わろうとしている事は周知の事実であると考えます。当時の私は日本の財政破綻を想像しましたが、どうやら日本よりも先に米国がリセットを迎えるような状況になってきました。

これは米国株投資をしている方にとってはリスクでしかありません。しかし、このリスクに優位性を感じる人もいるのです。

そのような方が次の時代で、次の十年で頭角を出すんでしょうね。私もぜひその中の一人になりたいものです。

投資の基本は値段が下がったときに購入し、大衆がその価値に気づいたときには利益確定をしていることです。あの時、私は仮想通貨の価値を見定めることができたので今にいたっています。まだまだガチホです^^

皆さんは、基軸通貨ドル、法定通貨の市場価値はこれからも変わらないと考えますか。この仮想通貨の上昇トレンドがいつまで続くと見ますか。

その答えは誰にもわかりませんが、わからないのであれば資産を法定通貨、日本であれば日本円だけにしておくのはリスクが高すぎるとは感じませんか。

日本人の金融リテラシーは外国人にとっては奇異に映るといいます。日本人がビットコインを利益確定として手放している昨今、米国人はビットコイン、イーサリアムを買い増しし続けています。この2国の国民の行動が対照的であることに注目していただきたいのです。

日本国内だけに目を向ける時代は、すでに終わってしまったのかもしれません。

先の見えない未来を予想し、適切なリスクをとるのが投資です^^。次の10年、あなたなら何に将来性を見ますか。

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