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アバチュは贅沢な一品だ【クリアレビュー】

DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー。通称、アバチュ。
僕が初めてプレイしたのは2010年頃だった。

真3に衝撃を受けた僕は、アバドン王→ペルソナ3と買い漁り、そのクオリティの高さに打ちひしがれることになる。

だからこそ、僕にとってのアトラス黄金期は、「メガテン」「ペルソナ」「ライドウ」「アバチュ」のPS2時代だ。

メガテンは2024年に新作が発売され、ペルソナも絶好調だ。ライドウはどこ吹く風だけど、なぜか「アバチュ」も心の中に残り続けている。

これは僕だけじゃない。SNS界隈を覗いてみると、必ず「アバチュはいいぞ」と語りかけてくる熱狂的なファンがいる。これを疑問に思う人もいるだろう。

自分でも「アバチュの何が良かったのか」を言語化するために、久しぶりにプレイした。

結論:
プレスターン最高傑作。贅沢すぎる一品。

アトラスPS2行脚も大詰め。次は2だ。待ってろよ、敵対者。

クリアだけなら30時間程度でいける?
僕は"とある理由"で60時間やりました。

※全編通してネタバレ注意です。
※とんでもない文量になってしまいました。これも愛故か。


基本情報

アバタール・チューナーとは?

プレスターンRPG。悪魔が仲魔にならないので、悪魔会話や合体はない。
話は独立しており、メガテンやペルソナなどとの関連はない。
共通しているのは魔法体系と敵キャラである悪魔のみ。

2004年1月に真3の完全版であるマニアクスが発売。
同年の7月にアバチュ1が、翌2005年の1月にアバチュ2が発売されている。

あらすじ概要
舞台はジャンクヤードと呼ばれる地域。その住人たちはトライブと呼ばれる組織に属している。

トライブは合計で6つ。主人公たちはエンブリオン。
ニルヴァーナを目指す面々

各トライブには縄張り(エリア)があり、トライブの長を斃すと縄張りを支配できる。全ての縄張りを支配し、ジャンクヤードの長となったものはニルヴァーナと呼ばれる楽園に行くことができる。

以下、詳細に入っていきます。

評価点

アトラス史上最高のコンセプト

ゲームを起動すると毎回聴ける。幸せ。

僕がアバチュを愛する最大の理由はその「コンセプト」だ。
この一文だけで記事を終えてもいいと思うくらい、一番伝えたい部分だ。

続く下の句も最高にCool
ラーイシャーイまで聞こえてくるぜ!

これがいい。これがたまらないのだ。

僕は常々、アトラスゲーにポケモンの影を見る。
時期で言えばメガテンの方が先なのだけど、偉大なフォロワー作品の存在は無視できないものだ。

メガテンにできて、ポケモンにできないことは何か。

もちろん、両者ともに全く異なる作品だ。
ゲーム性の一部分が似通っているというだけで、全く別物。異なって当然だと思う。

僕は「身体の欠損である」と強く思う。

別な表現で言えば四肢の欠損だ。ゴア表現と置き換えてもいい。

イタズラにグロテスクに、惨たらしくすればいい、という話ではない。
メガテンや関連作品が内包する世界観は、それらの表現を受け入れるに足るということだ。

思えば真1の序盤では、「自分の母親が悪魔に食べられてしまう」というショッキングなシーンから始まっていた。

メガテンにおいて悪魔とは敵対者であり、意思の疎通が難しい存在であり、あるいは使い捨てる道具であったはずだ。昨今の解釈はともかくとして。

こうしたドライな関係性はポケモンとは一線を画す。仲良しごっこではない。仲魔となった悪魔だって、利害関係の一致から行動をともにしているだけなのだ。

生き延びるためには敵を喰らわなければいけない。

なんとも混沌然としたコンセプトに僕はクラクラしてしまう。

この狂気。素晴らしい。

だからこそ、「アバタール・チューナー」全体に流れる「喰らう」という表現が狂おしいほど好きだ。しっくりくる。

いわゆる通常攻撃は「狩る」になっている。
こういうところも非常に良い。

僕はジャックフロストが血まみれで転がっていても、何も思わないだろう。
むしろ少し笑うかもしれない。「あ、血が出るんだ」って。

この感覚の違いが、アトラスゲーとポケモンの違いなんだと思う。
そしてこの路線を唯一無二だとも思う。

「喰らう」

このワードが僕の琴線にビシビシと触れてくる。
いわゆるGBサガのように簡略化した肉じゃない。本当の血肉だ。

悪魔と化した主人公たちの見た目は化け物そのもので、喰らう姿が様になっている。

かっこよすぎるだろ、ヴァルナ

このコンセプトをアバチュ2作品に留めておくことを非常にもったいなく思う。

例えば、魔界に一人少年が迷い込む話でもいい。そこで仕方なく悪魔を喰らってくれ。そういう話が見たいんだ。
そしてこんな欲求を叶えてくれるのはアトラスしかいないと思う。

唯一無二だ。この一点だけでも、僕はアバチュを推し続けるだろう。

「アトラスのRPG」であること

散々コンセプトを語ったが、ゲームとしてもしっかり面白い。
面白いというか、普通である。特に文句がないと言ったほうが正しいか。

僕は「アトラスゲー」からしか得られない栄養分があると思っている。無理やり言語化するならば、レベルデザインとかダンジョンデザインとかそういうものなんだろうけど。

そういった諸々をひっくるめた「アトラスらしさ」をアバチュは持ち合わせている。だから予想を超えてこないし、期待通りの出来である。

こう書くと悪意があるように思うけど、別に悪気はない。なんなら非常に褒めている。

例えるなら、ガストでチーズインハンバーグを食べている感覚。美味しいし、期待通りだろうけど、今更驚くようなことはない。
全編を通して、普通の面白さが連続する。これが心地よい。

そしてこれらを彩るのが目をひくデザインの数々だ。

美しすぎるセーブポイント。
メガテンのターミナルよりこっちのが好き。
ステージデザインがかなり良い。こういう細かなあしらいにもヒンドゥーや仏教を感じる。
ヴィシュヌ像。俺でなきゃ見逃しちゃうね。
箸休めのダンジョン。
ちょうどいい味変。

精一杯の語彙力で表現すると、「とてもいい」。語彙力とは。

そもそもアバタールとはAvatarであり、平成初期生まれの僕としては「アバター」と読んだ方がしっくりくる。つまり化身だ。

この化身という考え方は、いろんな宗教で見られるんだけど、中でもヒンドゥー教ではよく見られる。ヴィシュヌ神やシヴァ神はいろんな姿=化身となって現れるのだ。

つまり、タイトルからしてヒンドゥー教の要素を取り込んでいるということだ。だから、全体的に仏教的なヒンドゥー的なデザインが散見し、それらはとても新鮮に映るのだ。

ダンジョンデザインだって、非常にシンプルな作りだ。意地悪トラップは控えめで、久しぶりに気持ちの良いゲームプレイができた。難点を挙げるなら高すぎるエンカウント率と、ラスダンのワープ地獄くらいか。

前者はアイテムで対処可能だし、後者は伝統芸能だから仕方なし。しかも、ただ面倒なだけで、そこまで難しくはない親切設計。親切とは。

何より嬉しいのは、魅力的な悪魔の数々だ。

何気にレアなエンプーサ。他に何か出てたっけ。
アピス。マイナー悪魔が出てくると嬉しいよね。
人気がないとオモイカネ
その姿で再登場してくれ。かなり好きなんだ。
いつもの。
僕がこいつを好きなのは、アバチュがきっかけ。
バイタルノイズ落とせやコラ

こういう、メガテン本編ではなかなか会えない悪魔と出くわすのも外伝作品の魅力だと思う。

これに加えて、ボスの演出やギミックにも気合が入っている。

最初のボス、ハーリー。
専用技まである贅沢仕様。

ボスは各トライブのリーダーなんだけど、これらの悪魔は新規書き下ろし。全体的にデザインセンスが光っていると思う。流石。

戦っていて素直に楽しく、後述するプレスターンも相まって良いゲーム体験ができた。やっぱりアトラスはボスだよ、うん。

プレスターンの最高傑作

アバチュが3人パーティであることに、何かしらのメッセージを読み取りたいと思う。パーティメンバーは全部で5人いるし、離脱等を考えたとしても4人パーティで問題なかったはずだ。

やってみて思う。これがとてつもなく辛い。
とてつもなく辛いから、ものすごく面白い。

後述するとあるボスの戦いがまぁキツかった。3人ってこんなに辛いのかよと思った。

そしてこれが全体的なゲームバランスをちょうど良い塩梅にしてくれている。1人死亡するだけで行動の制約が大きすぎる。

面白かったのは主に3つ。
ウエイトスキル、スキルの付け替え、リンケージだ。

1ターンだけ火炎無効にするブレイク。
なんと3MP!

弱点の突き合いであるプレスターン。どう頑張っても耐性に穴が生じてしまう場面がある。それを補ってくれるのがこのウエイトスキルだ。

アバチュのボスは親切で、「さぁ、今から攻撃するぞ」とわかりやすく教えてくれる。必要な属性がわかっていれば、難なく切り抜けられるバランスだ。

こういう抜け道が用意されてあると、一生懸命考えたくなってしまう。なるべくお得にプレイしたくなる。

これを気持ちよく後押ししてくれるのが、スキルの付け替えだ。

付け替えはメニュー画面からいつでも自由にできる。

アバチュではマントラというスキルセットを装備し、一定以上のポイント(経験値のようなもの)を貯めるとスキルが解放される。

解放されたスキルはいつでも付け替え可能。キャラによって習得できるスキルに違いはなく、極めれば最終的には全員同じスキルを習得することになる。これが非常に面白い。

メガテンの関連作でいうと、レベリングのニンジンは仲魔にできる悪魔の数が増えることにある。仲魔がいないアバチュでは、付け替えられるスキルが増えることにあるのだ。

スキル構成が自由である分、噛み合わないスキルビルドで挑むと、どう足掻いても勝てないこと場合もある。この戦略性は、ハマる人にはハマるだろう。僕もかなり面白かった。

また、仲間のスキルの組み合わせで発動するリンケージも、かなり使い勝手がいい。

マイクロノヴァにはお世話になりました。

これはプレスターンを複数消費して使う合体技みたいなもの。
画像にあるようにマハ系やオリジナルスキル、さらにはデカジャ系まで使うことができる。

個人的にデカジャ・デクンダを序盤から使えるのが驚き。
二つともどのシリーズでも大体中盤以降の魔法。それが序盤から使えるとなると、かなり使用感が変わる。

そして、ここでも3人パーティの縛りが効いてくる。

3つしかない貴重なプレスターンをどう使うのか。それを迷っているこの瞬間が最高に楽しい。この面白さから、アバチュをプレスターン最高傑作としてあげる人も少なくないのだろう。

真4はニヤリが非常に嫌だ。プレスターンを根幹から否定する要素だと思う。とても嫌いだ。真5のマガツヒスキルはなくてもいい。悪くはないけど、ターン消費無しはやりすぎ。

以上のことから、僕もプレスターンの最高傑作はアバチュだと思う。

最近まで真VVをやってた僕がそう思ったということをここに記しておく。

最後に。

戦闘中に人間に戻れる。逆もまた然り。

人間が悪魔に変身しているという設定が、バトルにも活きている。
この状態だと銃を撃つことができ、鳥系の悪魔だと弱点をつける。紹介まで。

心踊る隠しボスの数々

最高のコンセプト、最高のバトル。それだけで終わらないのがアバチュだ。なんとこの作品、非常に隠しボスが多いのである。
このラインナップがなんとも心をくすぐる。

気づいて笑った。こういうギャグセンスあるよな
口調に違和感。一応、ジャンクヤードの人間が変身したっていう設定なので。
大好きだよ。ぶちゅ
いつもの顔ぶれ
力を示せドラゴンくん。今作では結構強い。

言ってしまえばコウリュウ以外は真3の使い回しなんだけど、不快感は全くない。ゲーム性が異なるし、何も気にならない。
こういう形のファンサービスはどんどんやってもらいたい。

いろんなアトラス作品を遊んできたけど、(僕の中で)アバチュの2作ほど裏ボスの評価が高い作品もない。チョイスが絶妙。詳細は2のレビューでも語ろうと思う。

かなり鼻息荒くレビューを書いてしまった。これがアバチュの熱か。
以下、不満点です。

不満点

ありきたりな話運び

少し語弊はあるが、ストーリーは面白くなかった。

トライブ同士の小競り合いは面白い。ニルヴァーナを目指すってのもわかりやすくていい。
作中全体に流れる謎については割愛。十数年前に2もクリア済みなので、そこの惹きはない。

面白くなかったのは人形劇だ。

こういうの、食傷気味

よく言えば王道、悪く言えば陳腐。

エンブリオンのメンバーに愛着はあるけど、ルーパやジナーナはポッと出すぎて感情移入できなかった。感動的なシーンでもイマイチ盛り上がれない。

ピンとこないんだよなぁ
こういうシーンは良かったんだけどね

あと、よく言われるのがセラの存在。

ラーイシャーイ、オンザヘヴン
うるせぇ。

セラをめぐる争いというのが、本筋にかなり関わってくる。
でもこのセラ、ヒロインとして全く魅力がない。

ヴィジュアルはさておき、全く庇護欲が掻き立てられないのである。
だから「セラが攫われた!」みたいな展開になっても、「へぇ。っと、次に習得するスキルは・・・」っていう気持ちになる。全然惹かれない。

年齢と立場が釣り合っていないように見える。例えばこれが10歳の女の子とかだったらまだ話が変わったかも。

全編通して、つまらないわけではない。でも面白くはない。

例えば真2やペルソナ2みたいなシナリオを期待して遊ぶと肩透かしを食らうと思う。ここは強く言っておく。

少し粗い手触り

前述した通り、全体的にエンカウント率が高くて遊びにくい。何がモヤモヤするかというと、あんなに豊富にスキルがあるのに、エストマ・リベラマはアイテムのみであるということ。

冗談でもなんでもなく、エンカ→2歩歩く→エンカがあった。びっくりした。

不満点は他にも。

ゲームプレイ全部を通して、金欠問題が改善されない。

マントラというスキルセットを購入して、装備して、ポイントを貯めてスキル解放という流れ。つまり、スキル解放にお金が必要なのだ。

やり込み要素だと言われればそこまでだ。でも、アバチュの面白さはスキルの自由度だと思う。この辺りを緩和してくれると、もっと違ったゲーム体験ができたかなと思った。

あとは、戦闘開始時に決着しているバトルも多々あった。

アトラスゲーに慣れている人ほど、器用貧乏キャラは作らないと思う。コンセプトを決めて、みっちりロールを振ると思う。
それが噛み合わない場合は戦力外通告も甚だしい。文字通り手も足もでないことがある。

これが面白い部分なんだけど、同時に不満点でもあると思うので。

フィールドハントもついでに紹介。もっと面白くできたと思うのよね。良質なアクションといえばライド…ライドウの新作お願いします。

総評

贅沢品である

ラスボスのハリハラ。万能に強いとは恐れ入った。

僕はアバチュを贅沢な一品だと思っている。
それはメガテンの要素をことごとく削ぎ落とした作品だからだ。

にべもない言い方をすると、アバチュに革新性は全くない。
ただの焼き増しだし、むしろダウングレードだ。アバチュでできることは、真3でも大体できる。

それなのにも関わらず、アバチュには新規で作成された悪魔が収録されている。

普通の考え方であれば、その悪魔を全部突っ込んだ真3の続編を作るだろう。それか悪魔会話や合体を盛り込んだ外伝作品にするだろう。

しかし、アバチュが選んだのはプレスターン一本で勝負することだった。

仲魔として勧誘しうる悪魔を、あえてバリエーション豊かな経験値に留めたのだ。なんと贅沢な一品だろう。

さて、ここに至るまで散々褒めてきた本作だが、僕は佳作だと思っている。

確かに面白い。面白いのだが、それは「アトラスのRPGとして」だ。
リマスターに耐えうる作品かと問われれば、それはNOだ。
奇跡が起こって発売されても、売れることはないだろう。
とはいえ、最終的な結論は2をプレイしてからにしよう。

さぁ。待ってろ、敵対者。

2のレビューはこちらから!

【オマケ】人修羅戦

しんどかった。ギリメカラ許さん。

十数年ぶりに再戦。人生で2度目の勝利。

ここまでやらなきゃ嘘でしょってことで、最初から倒す気満々でプレイしてました。お前のせいで30時間くらい余計にやったぞ、この野郎が。

一部界隈では有名な、RPG最強ボスの一角です。
正直、真Vの人修羅とは比べ物にならない。マジでこっちの方が強いわ。

【基本情報】
万能・地変・銃撃以外無効。HPは18000。半分まで削ると一度だけ全回復するので、実質27000。ダメージ感としては、(こっち側が)チャージ後の攻撃で1000程度削れる。数ターンごとに全滅必至の運ゲーを仕掛けてくる。
当然だけど、レベルカンストでも苦戦する。辛かった。

まー、辛かった。きつかった。以下、レビューでもなんでもない雑感です。
今更攻略する人なんていないと思うけど(いないよね)?、一応書いておきます。雰囲気だけでも楽しんでくれ。
先にパーティ紹介。

メイン火力のヴァルナくん。
終わる世界は俺の嫁
会心もらいすぎ戦犯
人修羅戦だけ眠らないシエロくん。あるあるだよね。
人柱要員。今回は使わず。
人柱その2。サンキューヒート。

【基本戦法】
ヴァルナでパワーチャージからの終わる世界が唯一のダメージソース
シエロとゲイルはメシア&デクンダ要員
人修羅のお供のリカームドラが怖かったので、全体攻撃で削る戦法。
その分、地母の晩餐が飛んでくるけど、ご愛嬌。
計算したわけじゃないけど、2回(ピクシーとパールヴァティ)を1セットだとして、3セットで撃破した。都合6回避けたことになるのか。すげぇな。
ちなみに正々堂々と戦いました。こんちくしょう。

【育成】
基本的にドーピングは拾える程度。
レベリングは下水道でやったので、バイタルノイズとMPノイズだけ食わせました。メインの3人はマントラマスター。
HPはもう少しあると楽できるかも。サーフはともかく、シエロとゲイルが心許なかった。

【お供】
以下、各お供の印象。

・クーフーリン
普通。積極的に挑発引っ掛けてくるから楽ではある。
物理主体だと噛み合うこともあるし。でも、こっちが防戦に回っていると防御がどんどん下がってとんでもないことになる。

・ギリメカラ
大嫌い。マハムドオンやめてくれや。この野郎が。

・ピクシー
嫌い。ドルミナーはちゃんと当てろ。
色即是空はやめてくれ。地味にメギドラオンもキツい。

・アラハバキ
好き。一生カースエピタフやってくれ。
冥界の門で石化だけ注意。

・ティターニア
好き。一生マハラギダインやっとけ。

・パールヴァティ
厄介。晩餐からの立て直し中に、鬼のカジャ掛けしてくる。
マハンマオンも地味に厄介。

【感想】
かなり強かった。かなり辛かった。普通に撃破するだけで1時間くらいかかりました。2度目で勝ったので2時間程度か。

人修羅側の攻撃がかなり苛烈で、防戦一方になりがち。なかなか攻められない。ジャベリンレインに魔封が乗るのが苦しい。メシアライザーはもちろん、デクンダとパワーチャージもできなくなる。そもそも、全体的にクリティカル出過ぎ。

せっかくパワーチャージしても、ギリメカラのマハムドオンでやられることも多数。この野郎が。のろのろしてると30ターン経過のリカームドラで全快されちゃう。それがよぎっていつもハラハラする。これが最高におもろい。

晩餐からの立て直しが苦しい。
ピクシーの色即是空が恐怖そのものだった。パールヴァティもほっとけばカジャで鬼強化してくるし、油断ならん。

3人パーティってのがミソ。一人やられた状態でこっちのターンになると、「仲間の蘇生」「全回復」だけで全部のプレスターンが消費されちゃう。
せっかく3人揃えてもマハムドオンが飛んでくるし、デバフをもらうと通常攻撃でも壊滅する。思い出してて苦しくなってくる。最高。

こうしてアバチュのプレイログをnoteに残すなら、ここまでやり切りたかった。久しぶりにやったけど、非常に楽しかったです。2のあのボスも楽しみだ。

同じポーズしたよね

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