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僕たちは葛葉ライドウの再来を永遠に待っている【アバドン王レビュー】
前作の興奮覚めやらぬうちにと思い、そのままアバドン王をプレイ。
初見プレイ当時は高校生ということもあって、新鮮な気持ちで遊んでいました。
思えばデビサマも全走破。最初に遊んだ作品を最後にプレイするだなんて乙ですね。見え方も違って、それすら面白かったです。
結論:
リマスターお願いします。切実に。
超力とは打って変わって、こっちはまだ遊べる。全然遊べる。
面白かった。めちゃ面白かった。久しぶりに18時間ぶっ続けで遊んだわ。
もっともっとライドウを擦ってくれ。
超力兵団のレビューはこちら!
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最終章突入時点で20時間程度だった。
レベリングの時間込みでのクリアタイムです。
※評価点からネタバレ全開です。ご注意。
プレイフィール
やっぱり面白い世界観
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シリーズ2作目であるアバドン王は、はっきり言って使い回しが多い。
批判的な言葉に聞こえるかもしれないが、その意図は全くない。
僕はむしろ、どんどん使いまわしてほしいと思っている。お手軽にクオリティやボリュームを確保できるし、シリーズファンなら嬉しいサービスだからだ。
例えるなら、ポケモン金銀でカントー地方に行ける感覚だ。その内容がどうであれ、カントーに行けること自体に文句がある人を見たことがない。
世界観や舞台をガラリと変えることは必ずしもファンを喜ばせることには繋がらない。やっぱり僕らは筑土町を練り歩きたいのだ。
次の項目でも触れるけれど、今作は街中でエンカウントが一切しない仕様になっている。ゲームプレイの快適度を押し上げるといった点でも褒めたいのだが(むしろ前作がおかしかった)、これによって仲魔とお散歩する楽しみが捗った。
超力と通算して50時間程度遊んでも「まだ触りたい」と思えるのは、それほどまでにライドウシリーズが作り上げた世界観が優秀だったことを示している。やっぱりライドウはいい。大好き。
前作で作り上げた世界観を前提に、今作では一風変わった物語が展開する。
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ゲームプレイを通して新鮮に驚いたのは、「ライドウシリーズは優秀な箱である」と言うことだ。
今作では、前作とは全く毛色の違うお話が展開する。でも僕はそこに違和感を感じなかった。すんなりと受け入れられたのだ。これには前作で敷いた設定の優秀さが光った。
つまり、いろんな話に繋げられるような設定だと言うことである。
例えば、ライドウが書生であると言うことを利用して、舞台を学校にしても面白い。学校の七不思議は全て悪魔の仕業で、生徒たちが困っている。
そこにライドウがやってきて、悪魔の力を借りて問題解決していく。書いてるだけでもワクワクする。
そしてこれは、メガテンやペルソナではできない話運びでもある。
陳腐な考えだと怒られてしまうかもしれないけれど、ふと思った。
葛葉ライドウやデビルサマナーシリーズは、メガテンやペルソナよりも対象年齢が低い気がしている。
「幼稚な作品だ」と言いたいわけじゃない。
でも根底にある面白さがわかりやすくて、よりマスな層に訴え得る作品だと気づいたのだ。
ここに気がつけただけで、今回プレイした収穫はあった。
頼むよアトラス。頼むよぉ。
ブラッシュアップされたシステム
ここはかなり推していきたいポイント。
開始1時間で面白かった。もう一回言うけど、開始1時間で面白かった。
これがアバドン王に対する評価の全てだと思う。同時にスタッフの反省の表れだ。
同人ゲームレベルのアクションを根っこから見直し、頑張ってアクションやってた。そりゃあDMCとか無双とかのメジャータイトルに比べるとお粗末だけど、僕らが満足する水準には達していると思う。
そして忘れちゃいけないのが、戦闘時の悪魔を2体まで呼べるようになったことだ。
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平たく言うと、戦闘時に持ち込めるスキルや属性が増えたってことだ。これは単純にプレイヤー側が有利になる措置なので問題なし。むしろ選ぶ楽しみがあって面白かったかな。
今作はMPと言う概念がない。
魔法はライドウのマグネタイト(MAG)を消費して放つ方式に変わった。簡単に言うと、1つのMPをみんなで使うイメージ。
MAGは戦闘中いつでも回収することができる。弱点属性で硬直させたあと物理攻撃で回収する、と言う仕組みだ。これがなかなか面白い。
もちろんバトルを有利にするために弱点をつくんだけど、「MPを減らしたくない」と言うRPGプレイヤーの煩悩が介入してくる。自然と弱点をつきたくなる仕様になっているのだ。
敵が硬直中に刀で切り付けると、ザシュザシュ!と気持ちが良い音が鳴る。これがなかなか癖になる。気がついたらオーバーキルしていることも。
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悪魔解析をして弱点を調べるのが定石
全編を通してMAGを回復するアイテムが手に入らない。確認できたのはソーマのみ。だからこそ、プレイヤーは常にMAGをスケジューリングしながらゲームを進める必要がある。(回復施設はあるが)
これが楽しい。めんどくさいけど楽しいんだ。
前作は「テストプレイしたのか?」って思う出来だったけど、今作は問題なし。不便ゲーにも順応しちゃう僕が言うと説得力ないけど、リマスターとして現代に通ずる作品だと思う。
最後にストーリーについても述べておく。
全12章だった前作とは違い、今作では全7章になっている。
こう見るとボリュームが少ないように感じられるが、前作の2章が1章にまとまった、と言う感覚だろうか。
嬉しかったのは、捜査会議を作ってくれたことだ。
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いや、ぶっ続けでプレイしてるからわかってるしいらないんだけど、こういう気遣いがいいよね。
こういう細かな気配りがとても良い。探偵感がマシマシで嬉しくなった。昔はなんとも思わなかったのになぁ。
以下、詳細に入ります。
評価点
お手本のように不気味な田舎
2ちゃんまとめでよくある怖い話、あるじゃん。洒落怖みたいなやつ。
あれで出てくる八尺様とか好きな人、アバドン王大好きになるはずです。ほんとに。
今回は本当にストーリーが面白かった。
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帝都で起こる不審な事件を追って、山奥の寒村にたどり着く。そこに住まう人たちがまぁ不気味でおもしれぇんだ。
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今回の依頼人は成田茜(槻賀多茜)。茜は実兄である弾の行方を追っていた〜ってところからお話が始まる。
このくたびれて排他的な村で聞き込みを行ったり、村の因習に迫る感じがなんともたまらん。悪魔の読心術を使って暴いていく感じもデビルサマナー感があってイイ。ライドウはいいぞ。
画像にもある「婚礼の儀」ってのが、最高に狂っていて好き。
この槻賀多村には、天斗って崇められている人たちがいて、茜はその親分と結婚することになっている。その天斗様が…
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この異形のものたちに支配されている、ってところが最高に気持ち悪くてゾクゾクすんだ。こういう話をCSで作れるのはアトラスだけだと思う。
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おそらく、まぐわっている天斗も中にいる。
こういうところまで描くのがアトラスだよなぁ。
総じて、ものすごく面白かった。もっとこう言う話が見たい。
大正っていう令和とはかけ離れた時代だからこそ、ものすごい説得力がある。高校生の当時はなーんもピンと来なかったけど、今見るとおもろいわ。
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単に性的な話が好き〜っていうわけじゃない。僕らがクラシックに思い描く田舎とか山奥の話として、「あり得そうだ」と思ってしまえるから面白いんだ。誰だよ、デビサマの対象年齢低いとか言ったやつ。
新規悪魔の大量追加
前作のレビューで述べた通り、このシリーズは内定悪魔にどれだけ盛り上がれるかで寿命が変わってくる。だからこそ、悪魔を追加してくれたのが最高に嬉しかった。正統なる2作目だ。
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ベストデザインや。真3のアマテラスのコンパチだけど。
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いや、別に好きじゃないし、使わないんだけど、でもニヤける。
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そして。
頭混沌な僕がイチオシしたいポイントが・・・、
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ふつくしい…。なんと美しきその御姿。
この連れ回し機能が最高すぎる。語彙力はない!良い!最高!嬉しい!ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
外伝作品だから「やっちゃえ!」感が強くて最高。こんなんでいいんだ。これがいいんだ。
ちなみに、今回はマサカド公も仲魔として登場する。すげえよ。全部入りじゃん。サタンがいたら文句なしだったね。
白閣下が仲魔になるのは多分真2とP3,P4とアバドン王だけ。そのうち、閣下を連れ回せる貴重な1作。しかも・・・?
純粋なボリュームアップ
まず、ダンジョンがいい。とても良い。ものすんごく良い。好き。
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全体的にビジュアルが強すぎる。イイよ。イイ。
ダンジョンギミックはさておいて、こういうマップをふんだんに出してくれると本当にワクワクする。
僕はゲームに旅行気分を求めているんだと思う。
見たことがない景色、あり得ない光景、そういうものを心のどこかで欲している。
だからこそ、こういう抽象的なデザインの場所を見るとグッとくる。現実にはあり得ないからこそ、グッとくるんだ。
これは真3の頃からずっとそうだ。マップデザインの人、抱きしめたい。
あとは、魔人の存在だ。
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本家の魔人とは違って、なかなかの高確率で仕掛けてくる。
遭遇したら倒すか、悪魔会話で切り抜けるしかない。ちなみに悪魔会話をすると宝玉とか仲魔の命を奪われる。
これがめんどくさい部分でもあるんだけど、楽しくもある。
「とてつもなく恐ろしい気配がする」みたいなメッセージが出るとエンカ確定。次で現れる。
感覚としては、ダークソウルで闇霊侵入されたあの気持ちに近い。
何回かボコボコにされて、完全対策ネビロスでボコし返してやった。この野郎が。
最後に、忘れちゃいけないものを一つ。
前作では全く触れていなかったあの要素。とある事情でアバドン王に回しました。
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なんと、麻雀ができるんです。このゲーム。
しかも仲魔と対局ができる。
仲魔と対局ができる。
仲魔と。
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なんとですね。
このアバドン王、閣下や蠅様と麻雀が打てる伝説のゲームなんですよ。
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真VVで追加された悪魔との触れ合い。
もちろんフリーカメラやセリフ追加もそうだけど、個人的にはその方向性じゃない。連れ歩きとかそういう要素だ。麻雀まではいらないけど。
旅ができる。この1点に尽きるのだ。
誰と一緒にいるのか。それによって各々ゲーム体験が違ってくる。
ピクシーでもいいし、ケルベロスでもいい。ベルゼブブでも、アラハバキでも、ギリメカラでもルシファーでも。
一見して無駄な要素なんだけど、ゲームとしての寿命を長くする措置だと思う。
良かった。十数年ぶりの悲願がようやく叶った。僕はもう満足だ。
さぁ、不満点です。
不満点
失速していく面白さ
かなり面白かった前半に対して、後半のストーリーは面白くない。
というか興味が湧かない。プレイするまでアバドン王への印象が悪かったのはこのせいか。
槻賀多周辺の話は本当に面白かったから、この点は本当に残念。
具体的に戦犯を挙げるなら、コイツ。
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シナドってのは槻賀多で信仰される土着の神様なんだけど、これが物語の合間に問答を仕掛けてくる。これが本当に鬱陶しい。
確かにメガテンを遊んでいるなら、こう言うのはありだ。LAWとCHAOSのどちらに自分が振れるのかと言うのを楽しみたい。わかる。
でも本作では、日和見者か正直者の2択でLCが設定されている。これが本当にどうでもいい。
僕はライドウなのであって、茜や弾ではない。彼女らの行動を「君ならどう思う?」とか言われても知らん。少なくとも、それはわざわざライドウでやることではないはず。この辺りは初代デビサマのロックな感じでいってほしかった。
設定上、ライドウは帝都の守護者だ。だからこそ、帝都に危機が及ばなきゃ筋が破綻しちゃうんだろうけど、こじんまり槻賀多で問題を解決してもよかったなぁと思う。
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テーマが流れる熱さも相まって。
話の規模を広げるのは初代からのお約束だし、前作はロボットだったしね。ド派手に〜って言うのはわかるけど、いまいちピンと来なかった。
もう一つ要因を挙げるとしたら、彼らだ。
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このゲイリンの話し方に癖がありすぎる。
プロセスだのセオリーだの、ところどころ日本語としておかしい。
アメリカから帰国した〜って設定なんだけど、そう言う次元じゃない。
めんどくさいのは、ゲイリンに弟子がいて、その弟子もこのヘンテコな口調で話すこと。
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おまけにシナリオにガッツリ絡んでくるもんだから、テキストを読む気が失せる。
ビジュアルとか設定はかなり好きなのに、口調だけでこんなに嫌いになるのかと驚いた。次回作で出るとしたらチョイ役でお願いします。
面倒臭い別件依頼
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マサカド公を解放するためにセコセコ頑張ってたんだけど、途中で心が折れた。
アトラスはP3からサブクエを盛り込むようになったけど、正直全然嬉しくない。これは時間に余裕がある時期からそうだった。単に僕が嫌いなだけか。
本編が辛いんだから、サブクエの難易度はグッと優しくしてくれてもイイと思う。レアアイテム収集系は本当に面倒くさくて嫌だ。カブトムシを許すな。
しかもこの依頼、受けるのに累積忠誠度が関わっていて、結構遊ばないと最後までできない仕組み。この辺りは昔のアトラスらしくて嫌い。
※追記
2週目中盤で「怪力乱神を語り継ぐ」の8600まで上がりました。
意識しながらプレイすれば解決?
サブクエは「気軽でやると少しお得」ぐらいの立ち位置にしてほしい。真4のNルートのことは忘れてないからな。
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本編に組み込んでくれよ。
本編に入りきらなかった部分を入れ込む措置としては優秀だけど、もう少し楽にして欲しかったなぁ。
感じる調整不足
やっぱり感じる調整不足。もはや伝統芸能。
目玉であるMAGスケジューリングバトルなんだけど、一部ボス敵と噛み合っていない部分がある。
仲魔のAIは相変わらずおバカで、オート設定にするとバカスカ魔法をぶっ放す。そのせいで、気づけばMAGがすっからかんということもザラ。
しかも、基本的に弱点で攻撃しないとMAGが集まらない仕組みだから、ボスの弱点がないと回収できなくなってしまう。
おまけに、ボスには硬直するまでのパラメータが設定されていて、雑魚敵みたいに当てたらすぐ硬直、とはならない。何回か当てる必要がある。
弱点がつけても硬直させられなければ、MAGは回収できない。
この辺りはもう少し考えてくれてもよかったかなぁと思う。
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あとは、不意打ちについて。
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今作は「運」が一つのテーマになっているんだけど、エンカしたらいきなり不意打ちを喰らう。それもガー不。
しかも割合ダメージらしく、序盤の雑魚的にもガッツリやられるクソ仕様。
MAG管理は結構気を遣うから、こんなしょーもないところでダメージもらいたくないんだよね。ストレス。
不意打ちとはちょっと違うけど、復活した悪魔会話にも弊害が。
ライドウに限った話じゃないけど、命乞い→逆上して攻撃の流れが本当に嫌い。テンポも悪くなるし、やめてほしい。
総評
ここまでで見てきたように、アバドン王はかなりの気合いやボリュームを入れて開発された作品だと思う。
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面白かった。かなり面白かったと思う。
どっぷりとハマりたい人に向けて、たくさんのコンテンツを用意してくれた。
僕が遊んだのだってほんの一部だ。全部じゃない。まだまだライドウで遊べることが嬉しい。
真VVでは「悪魔との触れ合い」が大々的にプッシュされていた。
僕はそこにどうしてもライドウの影を見る。
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「あぁ、ライドウの新作があったらなぁ」と常に思ってしまう。
だってアグラトを連れ回せるんだよ? アスモデウス(真4)を連れ回せるんだよ? マンセマットやダグザと麻雀できるんだよ? 最高じゃん。
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昨今のRPGを見ていると、FFはおろか、あのドラクエでさえも、ジャンプを搭載している。
もはや「歩くだけ」のRPGは死滅してしまったようにさえ思える。
だからこそ、僕はライドウに想いを馳せる。
ナホビノが飛んだり跳ねたり斬ったりするところを見て、「あれ、ライドウもいけるんじゃね?」と思っちゃうぐらい、熱望しているのだ。
話は変わるが、僕は真VVのマルチプラットフォームに狂喜乱舞した。
それは現行機で作品を出せると言うことに他ならないからだ。
真Vのクオリティでなら、PS5でもXboxでもSteamでも出せると言うことだからだ。
だから夢を見る。何か作ってくれ。願わくば、それがライドウであってくれと。
ライドウは、特にこのアバドン王は、アトラスが僕達にくれた豪華なファンディスクだと思う。
ペルソナ5や真V、あとは多分ハカ2で獲得した新規ファンに向けて、もう1度豪華なファンディスクを作ってください。お願いします。
最後に一言。
ただのファンの戯言だから、せめて大きな声で。
葛葉ライドウシリーズは、絶対に続いていくべき作品だ!
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