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小沢健二「So Kakkoii 宇宙」
「LIFE」というとんでもないアルバムが発売されてから、もう25年経っているらしい。それって四半世紀だよね。人生ってなんて短いんだろうか。それは置いておいて、小沢健二の新作「So kakkoii 宇宙」である。
オザケンって誰?
今更オザケンか?
セカオワとコラボしたり若者に媚を売っているおじさんか?
未だに若作りか?
歌い方が苦しそう
歌が下手くそではないか
「LIFE」が良すぎて、新作は足元にも及ばない
僕がオザケンのニューアルバムについて語ろうとすると周囲はこんな反応ばかりだ。
だけれど、個人的に「So kakkoii 宇宙」は小沢健二の最高傑作だし、なんなら今年聴いたベストアルバムかもしれない。
周囲に絶賛する人が多ければ「だよね」で済んだかもしれないけれど、あまりにも逆風なので、自分のためにも言葉にする必要性を感じている。が、困った。
このアルバムの素晴らしさは「小沢健二」「十数年ぶり」「好き嫌い」「上手下手」「2019年」みたいなことと、実は強い関係性がないと思っている。
敢えて言えば「強度と柔らかさと祝福に溢れた普遍的な楽曲だから」。うーん、これ説明になっているのか?やっぱりできていない気がする。
またトライしよう。続く。