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ふるさと電話 中学生による「私たちの町」シリーズ

私が中学生の時だからもうウン十年前のことです。
中学校の生徒会長をやっていた関係で、電話デビューすることになりました。
「素敵な暮らしの交差点、鹿児島三越がお送りする、私たちの町シリーズ」に出演したのです。
声で。
これは、各地の中学生が週替わりで地元の町を紹介するというテレフォンサービスでした。
とある時期にとある番号に電話をかけると、私の声で川辺町の紹介アナウンスを聞くことができたのです。
もちろん、他の市町村についても別の中学生が紹介していました。。
そして、この企画のスポンサーが、いまは無き鹿児島三越だったのでしょう。
3年生になる直前の春休みに、生徒会担当だった英語教師のミスター向井に呼び出されて、作文を書かされました。そして、視聴覚室でプロの録音部隊を前に収録をおこないました。
プチ自慢ですが、作文内容はほぼ修正無し、収録も「声がかすれている」と言われる以外は問題なく終わりました。(後になって知りましたが、私以外はほとんどが女子生徒でした。)
そして、待ちに待った公開日に自宅の黒電話から聞いてみました…

僕のまち川辺町は薩摩半島のほぼ中央部に位置し、まわりを山に囲まれた水と緑の豊かな環境のなかにあるまちです。
川辺町では近年、電照菊やメロン、レタスなどの栽培も盛んになっています…

ここまでは文章を暗記しているのですが以下は曖昧です。
文化会館の新装やウイーン少年少女合唱団がやって来て文化的にも高い水準を目指しています的なことを言って、我が川辺町の紹介を格調高く締めくくったような記憶はあります。

この取り組みが当時どれほど知られていたのか、どのような効果があったのか今となっては判然としませんが、私にとっては珍しい経験でありなつかしい思い出です。
親戚や知り合いから、聞いたよーという報告は受けましたが、みなさんのなかで実際に聞いたことある人、知っている人いますか?
いたらぜひ教えてください。


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