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プロデュース公演『結論』の準備

11月の6日、7日にトリオ・エスペルトとのコラボ公演『Generalprobe』を準備しているのだけれども、こちらは再演。
新作を書かないのも寂しいなぁと思っていたところ、来年1月に予定しているプロデュース公演『真昼の藪』(こちらも再演)に参加予定の、体が空いている役者と、ワークショップがてらにちょっと稽古でもという流れになり、集まるタイミングができてしまうと貧乏性なもので、ついつい書いてしまって、こんなことになっています。
はい。10月の頭にプロデュース公演を打つことになりました。最近、ヘンリー・ジェイムズをまとめて読んでいた関係で、なんとなく『ねじの回転』からベースをいただくのはどうかと、結構簡単に考えて書き始めてしまった感じがあります。

冷静に考えてみると今年は……。
1月……1日柴田剛監督作品『ことのはじまり』のリリース。(いや、これは映画だし、撮影は去年だし今年の分にはカウントはちょっと……。)
2月……文化庁の持続支援のお金で調達した機材で実験やらなにやらして制作した短編『月を見るがごとく』。(む。これも、書いたのも申請したのも去年なので以下略。)
3月……本公演『残り香のありか』。(これも去年書いた!)
5月……プロデュース公演『source/sauce』。(あれ?昨年末に書き始めたんじゃ……。)
10月……プロデュース公演『結論』。
11月……血パンダ+トリオ・エスペルト『Generalprobe』。
と、多い様に見えたけど、大丈夫じゃん。書いている量は例年並みぐらいのペースでした。
ただ、おかげさまで、ずっと稽古をしている状態になっており、やっぱり意地汚く生き急ぐいくというのは重要なことだなぁと、再確認しているところであります。

そんなこんなで、現在11月の『Generalprobe』の稽古と、この『結論』の稽古を並行でやっているわけですが、演劇作りのアプローチを共有しているメンバーとの稽古場と、共有からスタートの稽古場だと、個人的には共有からスタートの方が、ストレートに模索感があって、楽しかったりして、そこも面白いところ。忘れていた基礎練的なことを思い出したり、現在までに発見したことを新たにねじ込んでみたりと、かなり俺得な状態。
稽古場で模索中に目撃する演劇が発生する瞬間が見たくて演劇やってる様なもんなんで、とにかくホクホクしております。

演劇の稽古なんて、なんやかんやで一緒なんじゃないの?とそういうことでもないのは、最近再開したYoutube『パイセンのラジオ』で結構話題にしている気がするので、ぜひ、ご視聴とチャンネル登録をお願いします。

10月も11月も、多分あっという間にやってくるので、呼吸を整えてお待ちください。

血パンダプロデュース
『結論』(ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』より)

2021年10月2日(土)19時〜
2021年10月3日(日)13時30分〜
2021年10月9日(土)19時〜
2021年10月10日(日)13時30分〜
開場は30分前
料金:1,500円(各回限定20席)
【チケット販売については、追ってお知らせします】
作・演出:仲 悟志
出演:小柴 巧/島 絵理菜/森田 翠/山﨑 広介
音響:美谷 真希

会場:内川Studio 射水市本町3丁目4-13
万葉線をご利用の場合は西新湊駅下車。
お車でお越しの際にはクロスベイ新湊の駐車場(4時間無料)をご利用ください。



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