「しあわせのかおり」稽古

絶えず考えながら話しをする人間ばかりが出てくる、独白と会話を自在に行き来する演劇をずっと模索している。
一昨年、雑談の再現はできたので、もう一歩演劇側に戻って、どこまで意図的に各人の思考が交錯しながら進められるかを考えている。
役者の組み合わせが違えば全く違う内容の様に見えるし、稽古で固まるのは、再現の方法そのものではなく、よりそれらしい空気の持って行き方、空気感を作る綱引きの方法になる。
集中して見ようと心がけると、五分と持たない空間をどう作るか。
そろそろ稽古も佳境。

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