あるやうむの畠中さんに会ってきた
以前からTwitterでフォローしてくれている2929おじさんこと、あるやうむ代表の畠中博晶(はたなか ひろあき)さん。2月に横浜で会ったのですが、今回は札幌まで行くことにしました!
畠中さんとの交友関係
畠中さんと僕の接点は、二人ともヴァンフォーレ甲府を応援していることが始まりです。僕がWeb3関連のアカウントをフォローしていることもあり、畠中さんの仕事についても時々お聞きしていました。
畠中さんは持ち前の飄々とした語り口で会社経営にまつわるエピソードを語ってくれます。ただし聞いていて非常に仕事内容がハードだと感じました。自治体との調整や少なくない金額を納税するユーザーさんへのサポートなど、業務内容は多岐にわたります。
僕もあるやうむでの仕事に興味はありましたが、メンタル面のキャパシティと仮にあるやうむに提供できるスキルを考えると、友人として関わるのがベストだという判断に至りました。
J2の千葉戦で盛り上がる!
当日はPeachで成田から新千歳空港へ飛び、大通り公園近くのアパホテルにチェックイン。シングルが満室とのことで、2人用の部屋に泊まれたのはラッキーでした。
部屋に荷物を置いて地下鉄で移動。畠中さんの最寄駅で待ち合わせて、スーパーで観戦用のおつまみを買ってからお家へうかがうことにしました。
驚いたのは室内にエアコンがなかったこと。畠中さんに聞いたら「札幌市内は窓を開けておけば涼しいですよ~」とのこと。僕も諏訪の出身で実家にはエアコンがなかっただけに、この地の快適さが羨ましく感じました。
試合は午後7時過ぎにキックオフ。甲府は28分に宮崎純真のゴールで先制しますが、その3分後に千葉の小森飛絢の得点で追い付かれます。僕と畠中さんの2人ともDAZNの画面を食い入るように見つめて、惜しい場面がある度に歓声を上げていました。
ですが後半になってから甲府が有利になる時間帯が多くなるも追加点は奪えず。するとアディショナルタイムで新明龍太に決勝点を奪われます。その後も甲府は攻め続けますが残念ながら2-1で敗戦しました。
試合後の畠中さんとの会話
僕もかなり悔しかったですし、畠中さんも同様でした。試合内容を振り返る会話のあとに、2人の価値観を確かめあう話になっていきました。
詳しい内容は割愛しますが、年齢や学歴が異なる二人に共通するのは「恵まれない学生時代を送ったこと」です。
畠中さんは東京での中学・高校時代から大学にかけて友人関係に恵まれませんでした。大学進学の際にも北海道へ行きたい希望があるも、親御さんに反対されて滋賀の大津で鬱屈とした時間を過ごすこともあったそうです。
一方の僕は、高校生の頃はあまり学校でいい思い出がありませんでした。卒業後に同級生からいたずら電話を受けたこともあり、30年近く経ったいまでもネガティブな感情を抱えています。
ただし、負の感情は人を動かすエネルギーになります。僕の場合はいたずら電話が大学受験のモチベーションになり、地方から都市部で学んでキャリアチェンジするきっかけとなりました。
畠中さんはふるさと納税のスキームを活用して、NFT(非代替性トークン)で地域が抱える課題を解決しようと日々活動しています。自らの原体験と起業への道のり。そして投資家や企業から出資を受けて事業を拡大するその姿は、僕から見ると眩しいものです。
成功するか失敗かは関係ない
これから畠中さんが持ち前の発想力とストレス耐性を発揮し、Web3の世界で成功して、サラリーマンでは得られないレベルの対価を得られる可能性もあります。ですが僕は帰り際に畠中さんへ伝えました。
「これから成功しても、あるいは失敗したとしても僕は畠中さんの友人です」
互いの心の深いところで分かりあえて、価値観が合う友人に出会えることはそうありません。社会に出ると人間関係も利害に左右されますが、アラフィフ近くになってこんな出会いがあるとは思ってもいませんでした。
畠中さんとの会話を経て、僕も望む結果を手にしようと決意しました。1泊2日の札幌旅行で得るものは非常に大きかったです。
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