【台湾東側の旅】3日目 花蓮から台東
2日目の夜はNHK国際放送で紅白歌合戦を見て、玉木浩二の歌声で号泣していました。お酒を飲んで涙腺が緩んでいたのですが、それを差し引いても彼のメッセージに励まされました。
台湾でも12月31日の夜は高雄や台北などで年越しの野外ライブが開催されていました。これもテレビで見ていたのですが、Karencici(カレンシシ)というアメリカ系台湾人の女性シンガーが印象に残りました。力強い中にも叙情的で、日本に帰ってからじっくり聴いてみたい歌声でした。
3日目の朝はお酒が残っていたので9時半に起床。シャワーを浴びてから身支度を整えてホテルをチェックアウトしました。
花蓮駅はコンパクトな造りで飲食店もありましたが、長居できるカフェがありませんでした。なのでセブンイレブンでおにぎりとゼリーを買ってベンチで軽めの朝食。
12時56分の台東行き自強号(在来線特急)まで時間に余裕があったので、読書と統計学、英単語の勉強に充てました。元日は台湾でも祝日なので、駅の人出も普段より多かったかもしれません。
それと台湾は旅行者に優しい国で、礼儀よく振る舞っていれば嫌な思いをすることはありません。買い物をするときにうまく意図が伝わらないこともありますが、邪険に扱われることもないです。言葉と使うお金が違うだけで、国内旅行と同じ感覚で過ごせます。
花蓮を出発した列車は台湾東部の豊かな自然の中を走っていきます。昨夜のお酒の影響で眠りが浅かったので、途中で寝てしまいました。
2時間あまり乗車して台東駅で降車。ですが駅の売店を除いて、コンビニや飲食店が見当たりません。Googleマップを確認すると、日本の地方都市と同じく郊外の方が栄えていました。
ちなみに、今夜の宿はいわゆる民宿でした。ご夫婦で経営されていて、主人からドアの開閉などを教えられました。トリップドットコムへの確認の電話で英語が伝わったのか不安だったのですが、なんとか意図は伝わったので安心しました。
コンビニで強めのお酒を買い、その途中に町の食堂で米麺と臓物の炒め物をいただきました。台東を歩いていると、彫りが深く褐色の肌をしている人たちが歩いています。調べてみると、台東には少数民族が比較的多く住んでいるとのことです。こうした発見も旅の面白さですね。
4日目は台東から高雄まで移動します。以前泊まったシティホテルがとても良かったので、そこで台湾最後の夜を過ごします。
それではまたあした!