ミリーのすてきなぼうし
小学2年生の国語『ミリーのすてきなぼうし』の学習で、GIGA端末として導入されているiPadを活用した実践を行ったので、授業の流れと使用したKeynoteのテンプレートを紹介します。
教材について
ミリーという女の子が、ぼうしを想像するお話です。想像することで自分の生活をいきいきと豊かにしていくミリーの様子や、登場する人物のもつ優しさや思いやりが相手を幸せにしていく様子は、低学年の子どもたちを楽しませ、もっといろいろな本を読み広げたいという気持ちにさせてくれます。
授業の流れ
読んだ感想を交流し、作品の特徴を捉える。
学習計画を立てる。
ミリーの行動を読み取り、あらすじをまとめる。
ミリーのすてきなぼうしはどんなぼうしなのか互いの考えを交流し、お気に入りの場面を決める。
自分だけのすてきなぼうしを考える。
学習したことをもとに、紹介したい作品のブックトレーラーを作成する。
ブックトレーラーを完成させ、互いに紹介し合う。
単元の振り返りをする。
自分だけのすてきなぼうしを考える
Keynoteのスライドにライブビデオやカメラを挿入することで、ぼうしを想像するミリーの行動を体験することができます。
まず、ライブビデオで自分の顔写真を撮影します。撮影した写真をタップし、背景削除を選択します。写真は、ぼうしの大きさに合わせてサイズを調節します。肩から下は切り取ってしまいましょう。
次に、カメラをオンにし、自分の好きなものを撮影します。音楽室では楽器、体育館では跳び箱、校庭では鉄棒など。校舎の写真を撮影するのもおもしろいかもしれません。撮影するものが決まったら、スクリーンショットで撮影します。あらかじめ、左下隅スワイプでのスクリーンショットをオンにしておくとスムーズです。
最後に、撮影した写真に書き込みます。写真アプリを開いてマークアップを選択し、タッチペンでイラストを書き込みます。自分だけのすてきなぼうしづくり、子どもたちと楽しんでみてください。