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トヨタとテスラで時価総額を考える。

ビットコイン投資をしている方(私も)にとってイーロン・マスク率いるテスラは電気自動車の会社以外にビットコインを大量保有している会社のイメージもあると思います。(出典CoinGeckot、テスラ社HP、Wikipedia)

ここで考えたいのが会社の売り上げ高と従業員数で会社の規模を考える人が多いのですが、そこで時価総額とは何かを改めて考えてみます。


①日本の自動車産業

まず国別の生産台数を見て行きましょう。👇(出典グローバルノート)

日本の生産台数は世界一じゃないんですよ、素人(私も)の投資でもちゃんと数字を追う習慣があると正確な判断も出来ます。では会社別の生産台数では?ちょっと古い(2019年)ですが👇(出典KELLY HP)

現在もテスラは販売台数ではトヨタに遠く遠く及ばないんです。もちろん売り上げ高も従業員数も現在も大きくトヨタが上回っています。

※株式会社 クイックhp

②そもそも時価総額って何?

上場している企業の株価 × 発行済株式数企業価値などを評価する指標の事です。時価総額が大きいということは、業績だけではなく

将来の成長に対する期待

が大きいことを意味します。投資の基本はその企業の過去ではなく未来に投資するものですからね、投資の世界では過去は参考資料です。

もちろん株価は時には過大に、また不当に過小に評価される場合があるため、絶対的とは言えません。

要はこの会社は未来がありそうだ。投資しておいたら上がったら財産が増えるぞ!って指標ですよね、

なぜ会社が上場するのかですが、会社の信用を得る事もですが、この期待値を用いて広く市場から資金調達する要素もあります。そのためうちの会社の株は良いよ!持ってると上がるよ!得するよ!とのアピールをする事も重要な企業宣伝です。

そう考えると日本企業は多少この努力に欠けていると思いませんか?株主優待とかはありますが、、

現にテスラの時価総額はトヨタの4倍以上です。トヨタの努力不足と言うよりテスラが長けていると考える方が合理的ですが、

実態と違うとか、不当にテスラの株価が高いだけとの見方もありますが、これは現実の数字です。

※出典はLargest Companies by Market Cap”. Global ranking. より

プレゼンテーション1


③まとめ

日本の上場企業の多くがお互いで株を持ち合い、もしくは銀行や保険会社に持ってもらい、その流動性にあまり期待せず事業資金を銀行からの借り入れで賄ってきたことのツケもあるでしょう。

なぜ世界中にお金を貸している国なのに世界からお金が集まらないのか考えてみる良い機会かもしれません。

この時価総額を基に米国ではS&P500が組まれています。そしてそれを構成する株価の高く配当も多い法人株の恩恵に日本の年金や保険会社の運用も与っていることもまた事実です。

※個人としてもその恩恵受けてみませんか?素人なりに!



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