S&P500とは
結論
1. S&P500は米国大型株500銘柄の時価総額から算出される株価指数です。
2. S&P500は市場平均の指数で年平均10%以上のリターン(※)を上げています。
3. 業種別の全11セクターに分類され情報技術セクターの割合がトップです。
4. 時価総額の巨大なIT企業が上位を占めています。
5. レバレッジを効かせるとより有効です。
(※)平均10%以上のリターン
ここから証券会社の手数料や税金がひかれます。
手数料率の確認は本当に大事です。
S&P500とは、(その時代の)米国を代表する500銘柄の時価総額から算出される株価指数の事です。主に米国市場の平均パフォーマンスを測る指標として利用されています。
それぞれのセクターの構成比は、それぞれの時価総額からの算出です。これは時代とともに主力産業が入れ替わりながら現代に至る米国の産業そのものと言ってもいいのではないでしょうか?
ちなみにS&P500全体の指数とは別に、各セクターごとの個別指数も算出されています。現在では情報技術分野とヘルスケアが大きな割合を占めています。
時価総額の順で構成銘柄の上位10社です。
アップル
マイクロソフト
アマゾン・ドットコム
アルファベット
フェイスブック
テスラ
バークシャー・ハサウェイ
ビザ
JPモルガン
ジョンソン・エンド・ジョンソン
※2021年3月末時点 出所:Bloombergよりマネックス証券作成資料より
S&P500は、現在の時価総額合計額を基準時の時価総額合計額で割って算出されます。
S&P500指数=現在の時価総額合計額÷ (基準時の時価総額合計額 × 10) ※基準は1941〜43年の平均を10とします。
要するに1941〜43年の基準時対し現在の時価総額合計額が何倍になるかを求める株価指標です。
例えば、S&P500が2000であれば、1941〜43年の基準値10に対して200倍に成長しているということを意味します。
ちなみに1941年は太平洋戦争が始まった年です。
S&P500をベンチマークとして連動している投資信託・ETFを紹介していきます。
S&P500のパフォーマンス
リーマンショックやITバブル崩壊、そしてコロナ等で影響は受けていますがその下落分を取り戻しながら確実に上がって行っているのがわかります。
(※出典 かぶれんS&P500の推移より)
ではS&P500連動の投資信託とETFを見て行きましょう。
■日本では、下記ETFが東京証券取引所に上場しています。
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(1547)
SPDR S&P500 ETF (1557)
iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF (1655)
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり (2521)
iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(為替ヘッジあり) (2563)
■同じく投資信託としては下記のものがあります。
eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
iFree S&P500インデックス
iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド (ブラックロック・ジャパン)
米国株式インデックス・ファンド (ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ)
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
まとめ
S&P500とは、米国大型株500銘柄の時価総額から算出されるアメリカの現在が解る株価指数でありS&P500は市場平均の指数です。そして年平均10%以上のリターンを上げてる安定した収益を狙える米国株投資とも言えます。
トヨタとテスラで時価総額を考えるでその時価総額の実態を解説しました。
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