
想い出の場所から
2024年12月22日
今日はお昼からライブに行っていました。
京都のライブハウスDEWEYさん。
私にとって、特別な想い出がたくさんある場所です。
昔、私は、「情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクール」というバンドのファンで、好きすぎて、スタッフ的なお仕事、物販のお手伝いなどをさせていただいてました。
その時、よく通っていたのがこのライブハウスで、こけら落としの時も、情熱マリーのライブをここで見ました。
そのバンドのメンバーで、リーダー的存在だった古田さんが立ち上げたバンド
「前田サンシャインオフィス」のライブを今日は久しぶりに見にきました。
私が大好きだった情熱マリー。
解散してから、ボーカルの情熱マリ子さんは、上京して、ひとりで歌手活動を頑張っていましたが、病気をきっかけに、歌うことができなくなってしまいました。
今もずっと、マリ子さんのことは忘れられないし、大好きだし、歌が歌えなくなったとしても、違う形で元気に過ごしてくれてたらいいなと思っています。
情熱マリーの曲は、マリ子さんが作ったものと、古田さんが作ったものと両方あって、私は全部大好きでした。
古田さんは、情熱マリーの時の「イズム」みたいな想いを、前田サンシャインオフィスで引き継ぎ、今もバンド活動を続けてらっしゃいます。
それだけじゃない。
ログハウスのオーナーとか、福祉のお仕事とか、駄菓子屋さんもやってるんです。
ほんとにすごい人なんです。
めちゃくちゃ尊敬している人です。
そんな古田さんは、ライブのMCがめちゃめちゃおもしろい。そして、ええこと言いはるんです。
世知辛い世の中やけど、頑張って生きていこうや。
頑張ってたらええことあるよ。
みんなかっこいいよ。
みんな最高!
そういう気持ちにさせてくれるのが古田さんなんです。
そんな古田さんのMCを、想い出の場所で聴きながら、いい音楽を聴きながら、
昔大好きだった情熱マリーのことを想い出して、
グッと来ちゃいました。
ノスタルジーてやつですね。
そんなステキなライブを見た後、
私はさらに別の場所へ向かいました。
東大阪の布施にある、Osjoさんという酵素風呂のお店で、夜はヒサ絵さんのクリスマスワンマンライブでした。
ヒサ絵さんについては、このnoteにも書いたことのある、私の推しミュージシャンです。
実は、情熱マリーと、ヒサ絵さんは、2012年に、芸創めちゃプロオーディションというステージでご一緒したことがありました。
だけどその時私は、ヒサ絵さんのファンではなかったけど、お名前だけはずーっと覚えていました。
10年以上の月日を経て、今ではめちゃめちゃヒサ絵さんファンになってる私。
とっても不思議なご縁です。
かつての想い出の場所から、今現在の想い出の場所へ。
私は車を運転しながら、情熱マリーのCDを聴いていました。
昔から今へ、タイムリープするかのような気持ちで運転していました。
「恋のサービスエリアに あんたのハート売ってんの?!」
懐かしい。
大好き。
やっぱり好きなものはずっと好きなままです。
だけど、自分の心とはウラハラに、
周りの環境が変化したり、続けたくても続けられなくなったり、今まであったものがなくなったり、人も場所も。
ずっと同じではいられないものもある。
ヒサ絵さんがライブの時に話していた来年の抱負。
変わりたい。
もっと大きなステージに立ちたい。
みんなの手の届かないようなところへ行きますと。
あえて、安心できる場所だけじゃなく、新しい場所へ行ってみたいと。
すごくかっこいいなと思いました。
今のままで充分幸せだし、今のままでいいや。
そう思うんじゃなく、
もっともっと幸せになってやる!
ともがいてあがいて、生きていきたい。
幸せになるために、
私が自分で選んだ、大好きだった人との別れも、なんか今はもうふっきれたなと。
ヒサ絵さんの歌を聴いて、ボロボロ泣いていた私はもういない。
ちゃんと前を向けてるなって。
自分で自分を再確認できたような気持ちになれました。
あっという間に過ぎてしまった2024年。
きっとみんなあっという間に死んじゃうんだから、やりたいことやろう。
会いたい人にちゃんと会いに行って、言いたいこと言って、伝えよう。
生きてる間に。
今日のふたつのライブは、私にとって必要で必然なライブでした。
出会いにありがとう。
また来年も、たくさんライブ観に行くぞ♡