写真の電卓は私が長年使用している物で使いやすい。
その理由は、まずサイズ。電卓にはカードタイプの小さな物から手の平が乗るような大きな物までさまざまある。この電卓はキーを打つ時にちょうど良いキーとキーの間の間隔があって、一つ一つのキーの大きさも指で打つのにちょうど良くて打ちやすい。
また、ソーラー電源というのもとても良い。蛍光灯の光の下でも十分に電気を供給できて、電気が足りなくて消えてしまったことはない。ソーラーのパネルの部分は小さいけれどこれで十分なのだ。
電卓だけでなくて腕時計にも電池ではなくてソーラーで電気を供給する物があり、私の持っている腕時計もそのタイプの物だが、一度も止まったことがなくて便利だ。電池を交換する必要がなくて壊れない限りずっと使えて良い。
スマホもソーラーで電気を供給できれば、充電する必要もなく、バッテリー切れの心配もなくて良いのにと思う。スマホを充電するソーラータイプの充電器はあったように思うが、本体に内蔵されていてケーブルをつないで充電しなくてよいのはないのだろうか。もしあれば災害時など非常に便利だ。
この電卓には真ん中あたりにある「5」のキーの所に丸い突起がある。この突起はおそらく、キーの上に指を置くときの指の置き方が、目で見なくても触覚でわかるようにする為のものだろう。
ブラインドタッチでパソコンのキーボードのテンキーを打つときの指のホームポジションが、テンキーの5の数字のキーにある突起で指で触ってわかるように、この電卓の5の数字のキーの突起も、キーを目で見ながら打たなくても、パソコンのテンキーと同じようにブラインドタッチで打てるようにする為のものだろう。それができればカタカタ音を立てて電卓を打たなくても、キーを見ずに数字が映る液晶を見ながらサラサラと静かに、しかも早く電卓を打つことができる。
以前、電卓を使用する某試験を受けた時、カタカタカタカタ電卓の音を響かせながら打っていたのは、周りで私だけだった。キーを見ずに片手でスマートに電卓を打つことができればできる人という感じがする。(因みにその時の試験の点数は100点だった。)