見出し画像

テキストファイルからExcelに行列指定してコピペする方法~縦長のデータを横向きにしたい時など~

中山テックです。

テキストファイル内の行列データをExcelに貼り付けたい。
そんなシチュエーションに出くわしたことありませんか?

しかし改行された縦長の文字列を、Excelでは横に見出しとして貼り付けたいとなると面倒です。
1個1個コピペしていくのも時間がもったいないです。

今回は簡単に横長の見出しをコピペでやるにはどうするかご説明いたします。


改行された文字列をExcelの行に貼る

テキストファイルサンプル

テキストファイルをご覧頂くと、フルーツの一覧が並んでいると思います。
これらの改行された文字列をExcelの行として貼り付けます。

※テキストツールはサクラエディタを使用してます。

テキストファイルサンプルのデータを全選択

改行→タブ変換

まず全体を選択状態にします(Ctrl+aまたは左クリックで選択)。
そして改行をなくし、各項目の間に「タブ(¥t)」を入れていきます。

ただ1個1個やっていくのは面倒なので一括で変換しちゃいましょう。

テキストファイルサンプルのデータを全選択し改行削除

Ctrl+rで置換ウインドウを開きます。
入力するコマンドについてですが・・・

・置換前:¥r¥n ※改行コードテキストファイルがS-JISの場合
・置換後:¥t ※タブ

を入力後、「すべて置換」ボタンを押下します。

改行削除後のテキストファイル

無事項目+タブの組み合わせになりました。

Excelに貼り付ける

まず、タブ変換したテキストファイルの行をコピーします。

コピー後、Excelを開いて貼り付けたいセルをマウスオーバー。
Ctrl+vか右クリックの貼り付けを行います。

縦長のデータをExcelで横長表示

無事縦長の項目が、Excelで行貼り付けが出来ました!

余談ですが、セル内の文字が表示しきれなくて隠れています(G1セルとか)。
解消する場合は全表示したいセルと右隣のセルの間をダブルクリックしましょう。

セルの幅を自動調整する方法
G1セルの幅を揃えるには赤枠ダブルクリック

改行された文字列をExcelの列に貼る

「改行→タブ変換」の項で出てきた果物の一覧を活用します。
Ctrl+aで全範囲選択しコピー、そしてExcelに貼り付けて終了です。

テキストファイルサンプルのデータを全選択
まずCtrl+aでコピペしたい範囲を選択
縦長データをExcelに縦長にコピペする方法(簡単)
Ctrl+cか右クリックで貼り付けし完了

Excel上の列データを行として貼り付け

Excel内データを形式を変えてコピペする
A列のデータを行として貼り付ける

続いてExcel上のお話です。
画像のようにA列に項目が並んでいるとしましょう。

これらを横並びにしたい場合、1個1個のセルをコピペするのでしょうか。

答えは「否」で、時間がとにかくもったいないです。
ではどうすれば良いのでしょうか。

行列を入れ替える

まずA列のデータをコピペします。
※A1~A23の間でデータがある場合はその範囲をコピー

コピーの状態を保持したまま右クリック⇒「形式を選択して貼り付け」をクリックします。

Excel内データを形式を変えてコピペ実践
列データをコピーしたまま右クリックし赤枠クリック
Excel内データを形式を変えてコピペする場合の選択肢
「行/列の入れ替え」にチェックを入れてOKボタン押下
Excel内データを形式を変えてコピペした後の結果
無事行としてコピーし直せました!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

縦の見出しはコピペのみで簡単に作れますが、横はどうしようと思う方が多くいらっしゃいます。
Excelは実は横のセルの結びつきは「タブ」で成り立っています。
※テキストファイルでキーボードの「Tab」を押すと4文字分(または8文字)の空白が出ます

これを逆手に取ってテキスト同士をタブでくっつけ、横の見出しを形成することが出来ます。

難しいとは思いますが、慣れると楽なので是非使ってみてください!

いいなと思ったら応援しよう!

中山テック
今後も良質な記事を執筆したいのでご支援のほどよろしくお願いいたします🙇