2023/1/22 週明けの寒波(アップデート)
1/24から予想されている寒波の情報のアップデートです。
来週末に行く白川郷近辺で、1/19に書いたところから予想の変わったところを見ます。
関東はほとんど変わりません。1/23にあまり降らない予想になったぐらいです。
まず、近くなったので「気象情報」が出ています。
「気象情報」とは「警報や注意報に先立って注意を呼びかけたり、警報や注意報の内容を補足するために発表します」というものです。
GPVの数値と合わせてみてみます。
飛騨山地の多い所の24時間積雪量は、
23日18時~24日18時:20~40cm
24日18時~25日18時:50~70cm
と予想されており、降りはじめ(上グラフの通りなら1/24明け方)から小康状態になる25日18時までに、多くて110cmの積雪になる可能性があります!
降雪の量の予想は大きく変わっていませんが、天気図では、
1/19時点では日本海の低気圧が発達する予想だったのが、日本の東で低気圧が発達する予想に変わったようです(上)。
これは上空のトラフがより深まる予報に変わったため、低気圧の発達する場所も変わったようです。
しかし、日本の東で低気圧が発達するので、強い冬型には変わりありません。
北陸めがけてJPCZが指向しています(動くと思いますが)。強い上空の寒気の下で風が収束するので大気の状態が不安定になるというシナリオで、先に示したような短時間(48時間)で大量降雪(110cm)が予想されます。
さらに1/24~25の先ですが、
まだ不確実性は高いものの、1/27~28にもまとまった降水が予想されています。こちらも雨でなくて雪でしょう。
また、1/29~30にかけても降り続く予想になっています。
いろいろ見ていたら岐阜(飛騨)の気候特性が出てきたんですが、高山が顕著に降水・降雪が少なくて気温も高いんですね。それは栄えるわけだ。
気象情報は今後も定期的に更新されるので、リンクから参照して、注意してみてください。