中古市場相場理念とは「捨てる神あれば拾う神あり」

創業当時のフェスティバルゴルフは、クラシッククラブの専門店で
マグレガーM85やトミーアーマー693など
名器と呼ばれるクラシッククラブを沢山取り扱ってました。
パーシモンドライバーの塗替えや修理
パターのライ角調整などリペアもやってました。
 
1980年代後半にテーラーメイド・ツアープリファードメタルが発売されました。
(当時では、衝撃的なモデルで素材がメタル製)

 
 
このメタルドライバーを見て
私は考えました。
素材がメタルであれば耐久性が高い!
これは中古市場が大きく発展する!
そう確信しました。

 
私は、高校生のころから株式投資をしておりました。
車も好きで中古車の相場本(赤本)も持ってました。
これを掛け合わせよう!と思い
中古ゴルフクラブの売買相場システムを開発しました。
どのような考え方かというと
株=リスクヘッジ
中古車=減額査定
 
中古クラブには、
・人気があるモデル
・人気がないモデル
・程度が良いモデル
・程度が悪いモデル
 
このような状態があります。
人気があるモデルの条件は、買取りして2週間以内に売れるモデル
人気がないモデルの条件は、買取りして3ヶ月以上売れないモデル
 
 
程度は7段階
A AB B+ B B- BC C
人気グレードは1~8
8段階
 
 
 

 
この条件を縦横にマトリックスにし
粗利を変えて
「販売基準金」 「買取基準金」
を作成しました。
このマトリックスがシステム根幹になりました。


売買相場マトリックス

人気が高く程度が良いモデルは、すぐに売れます。
したがって薄利でOKです。
しかし
人気が無く程度が悪いモデルは、売れるのに時間がかかります。
したがって粗利を多くする。
これが商売の基本です。
 
店舗は、家賃や人件費を考えると30%~35%の粗利がないとやっていけません。
この粗利を保つには、
欲しいモデルばかりを買取り出来ない
中古ゴルフクラブショップにとっては、リスクヘッジするしかないのです。

 
 
賢い中古クラブ活用法とは?
 
結論は=「キャッシュアウトを減らす」
これに尽きます。
 
手持ちのクラブを売却して
新たにクラブを差額で購入する
 
この差額をいかに少なくしていくか
これが「中古クラブショップの達人」です。
 
相場とは、需要と供給によって変動します。
欲しい人が多いが商品が品薄=相場が高い
商品が多く欲しい人が少ない=相場が安い
市場原理です。
 
このタイミグを見極め
自分に合うクラブをチョイスしている
この人が「中古クラブショップの達人」です。
 
 
 

ゴルフデータベース (u-shop.co.jp)

(1) 中山功一【ゴルフクラブ鑑定士】 - YouTube


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