2024年12月1日 中山最終レース 回顧
レース回顧
スタートはアメマが好スタートを切って先頭へ。
外からはダラキャとグレタが並びかけ、いったんはダラキャがハナを取るも、アメマが追ってハナを奪い返す。
その後ろはヴァウで、内4番手から追走。
先団の外にはディレクトが追走してこれらが先団。
そのすぐ後方にはバサラ、ワークソング、ユウシュン、アビアスが追走し、先団を見る形に。
1馬身ぐらい離れてサザンステート。
さらに1馬身ぐらい後方にアドミラ、プルトラ、ヒストリアイ、ドンデントモジャミが一団で、最後方にピカリエという縦長の隊列。
600ｍ通過は34.1とミドルペース。
3コーナー付近で先団の各馬が固まり、ほぼ一団で直線へ。
先頭はアメマが先行集団から抜け、それを追う形で外からアビアス、ユウシュンが追走。
最後はそのままアメマが逃げ切って勝利。
2着は追ってきたアビアス、3着もアビアスの後ろを追走していたユウシュンで、人気通りの決着となった。
4着は中段から追走していたサザンステート、5着は内で先行していたヴァウとなった。
走破時計は1分10秒8という時計で、前日稍重だったことで少し時計は出たが、2勝クラスの勝ち時計としては比較的早い方だった。
予想回顧
今回の私の予想のポイントは、「ミドルよりのハイペース」ということだったが、思った以上にミドルペースになってしまった。
予想としては33秒9～7ぐらいだったが実際は34秒1であった。
スタートが早かったアメマが行くかと思ったが、ダラキャが外から主張。
しかしペースが遅かったのか、馬が行きたがったのか、詳細は不明だがアメマがハナを取り返しに行った。
そこからは隊列が決まってアメマがペースを落としてミドルペースになった。
ダラキャが行くことはなんとなく想像したが、予想していたよりもヴァウがハナを主張しなかったことが誤算。
隊列が簡単に決まると先団がペースを作れてしまうので、後方は届きづらい。
差してきたアビアス、ユウシュンは差しと言えど先団のすぐ後ろにつけ、4コーナーでは先団と一団で直線に向いていたので、差しというよりも先行に近い脚だったと思う。
本命のアメマは予想が当たってしっかり前を主張してペースを握れた。
そのおかげか最後はアビアスに差されず勝ち切れた。
強い勝ち方かと言われればそこまで評価できるわけではない。
上のクラスでも自分のペースを作れるか、もっと早いペースでも結果を残せるかどうかがポイントになるだろう。
2着のアビアスはヒモ一番手だったが、不安要素は結局私の杞憂で終わった。
スタートしてから外追走で、前の一団を見ながらの競馬をした。
道中ペースが緩んでいたこともあり、先団に取り付いて一団へ。
最後はアメマを差し切ることはできなかったが、実力は発揮できたと思う。
もう一列下げて脚を溜めたとてアメマは捉えられないだろうし、もっと前が止まらない限り勝ち切ることは難しかったと思う。
前日まで稍重で前がほんの少し止まりづらかったのもまた要因なのかも。
3着はユウシュン。
正直この馬の印は高くできない。
もちろん3連系で買うならば入れるが、前走の手ごたえがなぜ悪かったのか私はわからなかった。
善臣先生が乗って復活したとみていいのかどうか。
あまり人気しないかなと思ったら最終3番人気で、競馬民はうまいなと感心。逆に私の知らない情報があるのか。
とにかくこの馬を高く評価するのは難しい。
4着にはステート。
この馬ももともとこのコースは得意としており、最近は調子が悪いかなとおもったが掲示板まで持ってきた。
この馬にしては後ろ目のポジションだったが直線ではちゃんと脚を使えた。
ペース的にも差し馬は評価できるので復調傾向にあるのか、それとも適正によるものなのか。
高い評価はしづらいが、次走は今回よりも注視したい。
5着は対抗のヴァウ。
思ったよりも主張せず、先団の中でもポジションは後ろ目。
個人的にはもっと主張してペースの主導権を取りに行った方が良かったと思った。
ペースの主導権は取れなかったものの、アメマによってペースが緩んだことはこの馬にとってプラスに働いた。
ただ自分のペースで走れなかったのか、粘れず5着。
パドックを見たときに体の線が細かったので、パンパンの良馬場ならもっと着順を落としていたかもしれない。
次走は稍重ぐらいの流れた展開で先行したい。
穴馬のヒストリアイは、このペースなら届かない。
実力も図れなかった。
次走に期待しつつこの馬の力を注視していきたい。
結局カチカチ決着だったのでまぁいいか。
どのみちアビアスにもユウシュンもそこまで評価高くなかったし。
アメマが勝ったし、当てるなら単勝しかなかったかな。
最近考えすぎて予想をひねりすぎてしまっているのかもと不安になる部分がある。
来週はアクアラインステークスとカペラステークス。
しっかり考えつつ、俯瞰してレース予想を組み立てていきたい。
来週は勝つぞ～。