新学期、奥山に戻ってきて、相変わらずマイペースな末娘(捨てられる母の巻)
夏休みが明け、昨日の早朝、マイペース通学2年生の末娘と、奥山に帰ってきました。
台風前からまちの家で過ごしていて、久しぶりの奥山はピカピカの快晴で、
早朝、乗り合いタクシーで通過した学校も輝いていて、思わず写真撮影。(←見出しの写真)
家で、新学期初登校の支度をしていると、スクールバスには間に合わず、学校まで夫の車で送ってもらうことになり、
末娘が「かあちゃんも一緒にいてほしい」というので、夫の車に私の自転車を載せて登校。
タイミングよく、大好きなサポーターの先生が出迎えてくださり、ご機嫌で先生と教室へ向かう末娘。
「じゃあ、かあちゃん、帰るね」と呼びかけると、
向こうから笑顔で手を振る末娘の姿に、
安堵しつつも、これなら夫に待っててもらったら車で帰れたのに、という想いも湧いてきつつ、
好天の中、気持ちよく自転車で帰りました。
そしてこの日は、夏休みに奥山で開催した寺子屋プロジェクトの振り返りの集まりがありました。
夏休み中、「奥山の小中学生が、公民館に集って、居合わせた人たちと、自由に、楽しく、安全に一日を過ごす」というのを5日間。
いろんなシーンが繰り広げられました。
スタッフは、地域の方もいらっしゃるのですが、この時は、奥山の小学校の保護者のみ数名参加。
あえて、やることを、事前に決めて準備しなかったことが、参加者の主体的な関わりを生み出せたこと。
学校での子ども同士の関係性に、新しい関係を生み出したこと。
そして、何より、同じ学校に通う親子が出会い、自由に交わることで、関係を深められたこと。
「無理なく、楽しく、末永く」
こんな活動が続けられたらいいなあという話にまとまりました。
私はスタッフとして、5日間全ての日、末娘と参加。
寺子屋では、私と一緒にいる時間のほうが少なかったけど、一度も、行き渋ることはなかったです。
小中、マイペース通学だった高校生の長女も、奥山に仲間たちと新設した学童保育には、休まず出席してたんだよなあ。
(会場は小中学生に隣接する旧保育園舎だったのに)
で、昨日は、笑顔でスクールバスを降りてきて、楽しかった学校での出来事を語り続けた末娘が、
一晩明けて、今朝は「学校行きたくない」と不機嫌そうに口にします。
夫の「美味しい朝ごはんあるよ」の声に、起き出してはきたものの、到底、スクールバスで登校できそうになく。
連絡帳に、その様子を記し、近所の子たちとスクールバス乗り場へ。
バスの運転手さんに、娘が乗車しないことを伝え、
「〇〇くん、これ、先生に渡してもらえるかな?」
「いいよ」
と、近所の子に連絡帳を託し、手を振ってバスを見送り、ママ友と話しながら帰宅。
寺子屋の日々を終えて、末娘のことを知ってもらえてることで、少なからず、心が軽くなっているのを感じます。
相談の末、今日は、給食前を目指して、末娘と一緒に自転車で登校することになりました。
給食の時間も一緒にいてほしいとのことなので、一応、私のお弁当も持参することにします。
(昨日の自転車のように、無駄になってしまうかもしれませんが)
さてさて、どうなることやら。
<追記>
寺子屋でお世話になった公民館で休憩して、
学校に着いたら、ちょうど、給食室へ向かう2年生の列と遭遇。
「末娘ちゃん、これたんやね」と、子どもたちが声をかけてくれます。
最後にいた担任の先生が話しかけてくれると、末娘はすっかりついていく気になり、
「かあちゃん、お弁当持ってきてくれたんだけど」と口にしたので、
「末娘が行くなら、かあちゃんはこのまま帰ってもいいよ」と返すと、
笑顔で、そのまま、先生と行ってしまいました。
うーん、昨日より、捨てられるの早かったなあ。
(学校滞在時間、3,4分くらい?!)
私は、その後、学校近くに住む寺子屋スタッフのママ友のおうちにお弁当持ち込んで、おしゃべりしながら、食べさせてもらって、一人で自転車で帰りました。
めでたしめでたし。