站椿とはこういうものではない
「站椿とはこういうものだ」と語ることは、今の私の練度ではできない。
しかし「站椿とはこういうものではない」と語ることは、私でも可能だ。
行き止まりを潰していけば、迷路の出口にたどり着く確率も上がろうというもの。
「站椿とはこういうものではない」を列挙してみる。
・站椿とは、身体を固めて耐えて鍛える稽古ではない。
・站椿は根性でやる稽古ではない。
・站椿は「正しい形」を追うのが主目的ではない。
・站椿をやった結果動けなくなってしまうようなら、やり方を間違えている。
・身体に力感があったら、やり方を間違えている。
・『刃牙』の站椿の解釈は間違っている。
・「辛いのを我慢して鍛える」のは間違い。まったく辛くないというわけではないが、「おもしろさ」で乗り越えていく感じ。
おもしろさ・興味深さが感じられる方向性が正しい。
おもしろくなければ站椿じゃない。