死者がネットで生き続ける時代〜プロジェクト「武研門」がめざすもの
「亡くなった弟の『鉄拳8』のAIゴーストを保存して、弟と対戦を続けられるようにしたい」
というポストに鉄拳8開発者が応えた、というニュース。
いい話だ🥲
であるとともに、考えさせられる話でもある。
「パーマンのコピーロボットは作れるのか?」
という、多くの人々(特に私😅)の念願に関係してくる話なのだ。
このAIゴーストとは、格闘ゲームの中だけに存在する「コピーロボット」と言える。
これは、鉄拳8というデジタルデータの中におけるパーソナルデータなので、可能となるわけだ。
例えていうなら、「原木から切り出した木像」のようなものだ。
原木が千差万別であっても、切り出して同じ木像をたくさん作ることができる。
しかし、パーマンに登場するコピーロボットは、ある人物の「すべて」をコピーし、その人物そのものとして振る舞えるようにするという、藤子不二雄の考えた未来道具の中でも最もニーズと課題の多いもののひとつだ。
これは「原木をそのままコピーできるか?」という問いに等しい。
まあ、無理なわけである。
しかし完璧なコピーは無理でも、「うまく妥協したコピー」はあり得る。
例えば、私が死んだ後もさも私のごとくネット投稿を続けるボット、などは十分考えられる。
私も本職は、板橋限定とはいえ社会に影響がある人間なので、これは問題を生じる可能性がある。
「私が死んだことを隠蔽できる」
としたら、何が起こるか?
まあ私ごときなら大したことないが😅
これがバイデンだったら?
トランプだったら?
プーチンだったら?
なかなか考えたくない事態になる。
今の世の中は、「ネットの中で生き続けるバイデンやトランプやプーチン」を実現する方向に動いている。
この流れ自体は止められない。
問われるのは、生きている人間の感性だ。
私が板橋武研、そして近いうちに正式始動するが、その後継プロジェクト「武研門」でめざすのは「感性の復興」であると言える。
乞うご期待!😊