コミュニティ作りを頑張った1年
おみくじを引いたら大吉。大吉を引いてしまったら嫌でも期待してしまいますよね。そんな期待する2019年がスタートしたのも、もう約1年前。この1年間は大吉だったのか確かめるために振り返ってみたい。
この1年の大きな目標は「CODE BASE OKINAWAの継続的運営」でした。この目標に対して、どういう取り組みをして、どういう気付きがあったかを書いて行きたいと思います。
CODE BASE OKINAWAの継続的運営
2017年9月に始まったCODE BASE OKINAWA。2018年1月プログラミング教室を開講して、2019年は2年目となる年でした。1年目は約70名の方が受講しており、コミュニティとして芽が出始めてきました。そのコミュニティが継続するためにも、コミュニティの入り口であるプログラミング教室の受講生を入れ続けることと卒業生が能動的にコミュニティに参加することが必要と思っていました。この二つのミッションを主に取り組みました。
プログラミング教室の受講生を入れ続けること
まず一つ目は、コミュニティの入り口であるプログラミング教室の受講生を入れ続けること、つまり集客です。第6期までCODE BASE OKINAWAの1拠点でしたが、第7期から沖縄市にあるStartup Lab Lagoonでもプログラミング教室を開講することになり、単純に2倍の募集を募らないといけなくなりました。去年はTwitterで募集を募るだけでしたが、今年からはこれまでの応募者のデータをみながら募集をして行きました。データ自体はお見せできないですが、おおまかに書くと以下になります。
・Twitterで認知した応募者は過半数
・社会人はWeb検索から流入が多数
・学生は知人の紹介が多数
Twitterは去年まで広告はかけていなかったですが、Twitterというプラットフォームで認知されているというデータもあったので、より認知してもらうために広告をかけていきました。また、オーガニックでの認知も広げていくために受講生や卒業生に、Twitterのプロフィールや名前に「CODE BASE」や「Lagoon」のワードを入れてもらうように促しました。同じ期に受講していたなら顔や名前がわかります。ただ他の期生は顔も名前もわからないのもあったので、上記のワード入れることによって他の期生ともTwitter内でコミュニケーションを取りやすくしました。上記のワードを入れることによって、受講生や卒業生が発信したり、コミュニティ内でコミュニケーションをとるたびにリーチを伸ばすことができました。
次に、社会人はWeb検索からの流入が多いデータがあったので、Web内の情報量を多くしました。卒業生をインタビューして行き、生の声を発信するようにしました。これによってプログラミング教室の価値を伝えて、他のプログラミング教室と悩まれている方への後押しとなるものにしました。
そして、学生に関しては知人の紹介が多いということもあり、オフラインに力を入れました。学生が集まっているトポセシアとコラボイベントを行いました。学生向けということもあり、IT業界やエンジニアの仕事についての話をし、そこで興味をもった人に対してプログラミング教室を紹介して行きました。
このような施策を行うと、先月募集していた9期では60名以上の募集を募ることができました。いろいろ施策はやりましたが、受講生や卒業生が自ら発信をしてくれたのが一番効果的だったと思っています。この自発的な発信があったからこそ、広告費も数万円しかかけておらず、原価を抑えることができているので、他のプログラミング教室より低価格の受講料を実現できていると思っています。なので、コミュニティにより実現できている料金体系なので、この料金はコミュニティ価格と表現してもいいかもしれませんね。
能動的なコミュニティ作り
次に、卒業生が能動的にコミュニティに参加できるようにしました。というのも、卒業生にはプログラミング教室を卒業してからも学習を続けてもらいたいのがあり、その中でコミュニティには学習が進んでいる人がいるので、コミュニティを有効活用してほしいと思っていました。ただ、運営側である僕や講師陣がコミュニティを引っ張るのもいいですが、僕たちが他で動けなくなるとコミュニティの動きが止まってしまうので、できる限りコミュニティに参加している人がコミュニティを能動的に動かして欲しいと思っていました。なので、10月ぐらいに同窓会LTというイベントを開き、コミュニティはみんなで盛り上げていきたいという思いを僕の方で伝えると、参加者も賛同してくれて、そこから卒業生主体の勉強会やイベントが開かれ始めました。これをきっかけに能動的にコミュニティに参加してくれる人が多くなったと思います。ただコミュニティを離れていく人とかも中にはいるので、その方々がまた戻ってきてもらえるようなコンテンツも用意して行きたいと思うので、来年はそこにも力を入れて行きたいと思っています。
同窓会LTで話したのはこちら
1年通しての気付き
振り返ってみると、「CODE BASE OKINAWAの継続的運営」という目標は達成できたと思っています。ただ、コミュニティ運営というものはやはりしんどい、というのが本音です(笑)。というのも集客のプレッシャーもありますし、コミュニティの満足度を上げるためにPDCAを回しまくらないといけない。最初はコミュニティを運営する目的が見当たりませんでした。ただ、その中でコミュニティの人たちが目標に向かっている姿や、卒業生が目標を達成して自らがやりたいことを実現している姿をみると負けてられないなと思いがあったり刺激になります。そして、「CODE BASEのおかげで人生変わりました!」といった嬉しいお言葉をいただくことが多くなりました。このような声をいただけるようになってからようやく目的が見つかりました。それは、コミュニティに参加する人たちが実現したいことに対して応援していくことです。この目的に気付けたのは大きく、2020年ではさらにコミュニティ運営に拍車がかかるようにして行きたいです。
2020年の目標
集客や能動的なコミュニティ運営は継続しつつ、コミュニティとしてまだまだ課題があるので、そこをひとつずつクリアにしていきたいです。そして、CODE BASE OKINAWAとしてはここからビジネスやサービスが生まれる場所にして行きたい思いがあるので、そこを実現できるような年にしていきたいと思います。
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