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メーカーさんに教わるしっくいワークショップを開催しました!

最近、しっくいが再び注目を集めていることをご存知ですか?

現代の住宅では少なくなってしまいましたが、自然素材としての魅力だけでなく、調湿効果や消臭効果などの機能性もあり、伝統的な建材として見直されさまざまな建築で活用が進んでいます。

そんなしっくいの魅力を体感するため、古民家を改修した中津みらい義塾の「学びの拠点」にてしっくいワークショップを開催しました。

今回は、大正13年創業の漆喰珪藻土メーカー田川産業の岩田さんをお招きし、その特性を学びながら実際に壁にしっくいを塗る体験を通じて、しっくいのもつ奥深さとその可能性に触れました。

ワークショップの前半では、調湿効果や消臭効果といったしっくいの特徴を教わる講座や、加熱した石灰岩に水を加えると膨張して粉末になる、という実験も見学しました。

その後は、いよいよ実践の時間です。参加者全員で袋に入ったしっくいを踏んで柔らかくしてから、実際に内壁に塗る作業に挑戦しました!

現地に住む50代の男性や、日本の大学に通うウズベキスタン人の20代男性、アーティストインレジデンス事業で東京から来た女性作曲家さんなど、年齢もバックグラウンドもさまざまでした。皆さん、和気あいあいとした雰囲気の中でしっくい塗りを楽しんでいました。

初めての方も多かったようですが、皆さん夢中で作業に取り組んでいました。参加者の皆さんからは、「最初は難しかったけど、最後は慣れてきて上手く塗れた」、「暑かったけど夢中になって時間を忘れてしまった」といった声が聞かれました。また、「壁が白くなっていく過程で部屋がどんどん明るくなっていくのが良かった!」という、視覚的な変化を楽しむ声もありました。

今回のワークショップを通じて、しっくいの持つ魅力を再発見し、古民家の新たな魅力も引き出すことができたのではないでしょうか。参加者の皆さんの笑顔とともに、素敵な一日となりました!ご参加いただきありがとうございます!


中津みらい義塾では今後も、「隠れフードロス」な未収穫農作物をつかった柚子胡椒づくりや、エスビー食品さんと山林所有者が共同で進める「林地におけるスパイス栽培実験」の一環として開催するスパイス講座とレモングラスの収穫など、さまざまなワークショップの開催を予定しています。

詳細はPeatixをご確認ください!
https://event-nakatsu-mirai-gijuku.peatix.com/

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