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空き地をどうしていきたいのか。【あきちブックス】

みなさま、こんにちは。

先日、中津川で行われた秋の中山道まつりにて、10月に行われた六斎市での空き地活用に引き続き第2弾として【あきちブックス】を開きました。

ここでは、当日のレポートや今後の展開について書き留めます。

中山道まつりやあきちブックスの詳細についてはコチラ↓

お祭り当日までの準備

我々は、普段は東京にいるため、このような企画を行う際は、基本的にはデータなどの準備を東京で済ませ、大学の講義のない金曜日に現地入り(金曜日はできるだけ講義は入れないように調整しています。)、パネル作りなど現地でしかできない準備をする、という流れになります。

なぜ我々東京の学生が中津川で活動をしているのか、などについてはまた別の記事で書きたいと思います。

今回は【あきちブックス】ということで中津川図書館に協力していただき、絵本を中心とした本を50冊ほどお借りしました。

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図書館の職員さんとの打ち合わせの様子。

当初は本だけをお借りする予定だったのですが、本以外にもイーゼルやブックスタンドなども貸していただき、さらに当日、職員の方が読み聞かせをしてくださるなど嬉しい誤算なんかもありました。

またまちの人の顔が見える図書館というのも面白いのではないかということで中津川でいつもお世話になっている、holidayparkさんと矢野書店さんにも協力いただき本をお借りし、当日のあきちブックスに並べさせてもらいました。

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↑雑誌風に紹介したら面白いんじゃないか、という思いつきで作った特集ページ。

中山道まつり当日!!

11月3日に開催された中山道まつり当日は晴天に恵まれ、無事にあきちブックスをスタートさせることができました。

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当日は綿あめ販売を集客のコンテンツとして取り入れ、200人前用意した綿あめが完売するほどに多くの人が訪れ、綿あめを買った後に、そのままあきちブックスを訪れ、読み聞かせを聞いている場面なども見られ、終始多くの人にお越し頂きました。ほんとにありがたいことです。

(最後に写真ギャラリーあります!!)

やはり子供が集まる場というのは、地域の元気に直結しているのだということを改めて感じます。

しかし集客したは良いものの、思っていた以上に綿あめが盛況してしまい、そちらにばかり気を取られ、本来の目的である「空き地を使う」ということに関しての客観的な視点があまり得られなかったのは反省点であり、

また綿あめを買うだけであきちブックスへは足を踏み入れてくれないことや図書館の本に地域の人の本が埋もれてしまうなど、動線や配置を考えたレイアウトなどについては課題も感じました。

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↑当日の動線計画と実際に多く見られたパターン

どれだけの人が今回のあきちブックスを通して空き地の使い方を考えてくれたの

今後の展開について

今回、多くの人が空き地に訪れて頂きましたが、これが一過性のもの、ただのイベントの一つではなく、継続的に続けていく必要があります。

空き地をどうしたいのか。

それをまちの人が空き地について考えてくれるのが我々の大きな目的であり、

我々の焦点は私たちが持っている空き地に対する理論をどのように伝えていくのかというところにあります。

その為に、我々がアクションを起こし。

次に当事者を巻き込んでいく。

そして新たなアクションが生まれる。

今回は図書館を巻き込んで企画を行なったが、図書館の職員さんがどのように今回の企画を考えたか、が重要になると考えています。

次回の六斎市(12/1(日))では中津川高校の生徒と一緒に企画をやります。

以上、M1の片山でした。

↓以下、あきちブックスでの素敵な写真たち↓

<あきちブックスGallery

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ゲリラで開催された職員さんによる読み聞かせ

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あきちブックスでは地域内の交流もしばしば

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綿あめを200個作ったM1の高橋くん

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まちの人の顔が見える本棚

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絵本に夢中になる子供達

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へんしんトンネル!!

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はらぺこあおむし

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綿あめの待ち時間で読み聞かせ

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どの本にしようかな

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外にある図書館も悪くないかも?





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