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女性性と男性性、インナーとアウター

わたしの内側はとても女性的だと思っている。
性自認は男性だけど女性性が強い。

女性性/男性性とは

女性性/男性性

  • 直感/知性

  • 感情的/理知的

  • 感覚的/知性による解釈

  • 水平思考/直接思考

  • マルチタスク/目的志向

  • 現状のバランス/目標達成

  • 自己保存欲/自己向上欲

  • 官能的/性的

  • 受動的/攻撃的

  • 地に足がついている/インスピレーション

  • 衝動的/強迫観念的

などなど…
みんなどちらも持っているし、環境や状況によって使いこなす能力はコロコロ変わる。

陰と陽やあべこべの世界

みんなにある女性性と男性性。

外見や所作はもちろん女性的でエレガントな女性の内面はとても男性的なたくましさを持っていたり、反対の男性もいる。
見える領域と反対側の性質でだいたい平均になっている。

わたしの場合は、表向きの性別も女性のままだと男性性が極端に少なくてバランスが取れなかったのかもしれない。
だから内面の女性性はそのままに、外面を男性に近づけることでバランスの中に。
そんな分析をしたらなんとなく腑に落ちた。

女子スポーツの中の男子役(またはその逆)、ガチムチのゲイ、オネエ。
社会もつねにこのバランスをとっているなぁとしみじみ感じたのでした。

その人なりの男性性×女性性のバランス=その人らしさ。かな。
一応生物的に分ける必要があるときには男女になるけど、
男らしさや女らしさは生物的要素の外にある。

男らしい人は同時に女らしい。見てる人の性の定義によって変わるもの。でも魅力に映るならそれは男女を超えたその人らしさを表すと思う。

オトコだからガサツってわけでもない(実は繊細さを要する職人は男性の方が多い)
オンナだからってか弱いわけでもない(心の逞しさが男性よりもあると思う)

だから心の性別が女だからといって女子トイレや女風呂に行こうとするのは違う。

思春期も不安定になるのは自然。
自分が大人に違づいてどう生きていくかを考え始めるけど、男として女としての前に、自分とは何者かを探し出さなければならない。

揺らいでいる時期の身体も心の性も不確実なのに
この時期に早まってホルモン療法や手術が気軽に受けられるようになったのは危険だと思う。

でもさ、昭和生まれでもうすぐ40代の私からすると、最近の男女のファッションはいい意味でだいぶ中性的になってきた気がする。

便宜上「心の性別は…」なんて言うものの、心に性別はないんだよ。
みんなが両性を包含しているから。



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