【1週目】ダイナマイトモチベーション
先日から、石井裕之さんの『ダイナマイトモチベーション』という音声講座を受けています。せっかく学んでいるので、その気付きをnoteの練習がてらに書いていこうと思います。
ダイナマイトモチベーションとは
まず『ダイナマイトモチベーション』がなんなのか。それは『理想を実現させる力を身につける』音声講座です。6か月かけて24回の音声講座を毎週ひとつずつ聞いていきます。週毎に更新される音声を聴き、そのなかで出される課題を実践していきます。実際に行動することで知識だけで終わらず、しっかりと理想を実現させる力が身につきます。
この教材を開発されたのは石井裕之さん。私に大きな影響を与えてくれた「人生を変える 心のブレーキの外し方」の著者です。さらに最近私がとてつもなく刺激をうけた「思考は文字化すると現実化する」の著者、横川裕之もこれを受講されいまでも聴いているそうです。
巡り合わせを感じます。これは私に合わないはずがない・・・
この教材を知ったのがつい先週で、早速購入しました。
で、毎日聴くことにしました。
さらに、せっかくの学びなので、こうやって出力してより深く学ぼうというわけです。ついでにこれを読んでくれている方に、少しの気付きでもあれば嬉しいなと思うわけです。
ではでは、まず1週目の音声の内容。
現状維持システム
やりたいけど、行動ができない理由を説明してくれています。そして、その理由を知った上で、どうすればいいのかがわかります。
行動できない理由は「現状維持システム」というものが潜在意識にあるからです。「現状維持システム」は誰もが持っていて、現状を維持しようとする働きがあります。
太っている人は、太ったままに。病気の人は病気のままに。ネガティブな人はネガティブなままに。
でも、悪いことばかりではありません。
お金持ちはお金持ちのままに。健康な人は健康なままに。ポジティブな人はポジティブなままに。
現状を維持しようと、それは働きます。
そんなシステムが無意識の中にあるので、簡単に今までの行動を変えたり、新しい行動をするのは極めて難しいことなんです。
ちっぽけな行動
では、どうやって新しいことを始めて、続けていくことができるのか?
その方法は「ちっぽけな行動でもいいからやる!」です。
何か新しいことを始めようとすると、それの完璧な状態を思い描いて「もっといっぱい学んでからの方がいいよな」とか「私には無理そう」とか考えますよね。それが「現状維持システム」です。そしてこの「現状維持システム」を打ち破るのが「ちっぽけな行動」です。
意識高い系のジレンマ
新しいことを始めようとする人は、理想がたかく、より大きなことを成し遂げようとするとても意識の高い人です。だから完璧な状態を求めます。しかしその反面、自分の至らなさも分かってしまうので、なかなか行動に移せません。理想がはっきり分かるからこそのジレンマです。
なので「いきなり理想の状態、完璧な状態でなくてよい」と自覚して行動する必要があります。
例えば、ダイエットで5㎏痩せようと、毎日のジョギングを計画したとします。でも行動しようとすると「やっても無駄」「いつまで続けるの」「もっと大切なことがある」といった現状維持システムが働きます。これに打ち克つのが「とりあえず外に出よ」「着替えだけでもしよ」といった「ちっぽけな行動」です。そこで意識高い系の人は「そんなことしても意味ないでしょ」って考えると思いますが、それも現状維持システムです。「とりあえず立ち上がろう」です。
どんなちっぽけな行動でも構いません。目標に対する、ほんのちっぽけな行動でいいのです。ほんのちっぽけな行動が積み重なることでしか、大きな成果は得ることができません。
ブログを書く計画を立てても、「机の前に座る」「パソコンの電源を入れる」それだけで良いのです。
これを身につけるとアレコレ考えて不安になって、行動しないなんてことが無くなります。
原因を今つくる
はじめの一歩は、とても小さな一歩かもしれませんが、その一歩があるから、その先の成果が表れるのです。
どんなことにも、最初の日、初めての日があります。小学校に初めて行った日。親友と初めてあった日。そんな日があるから、社会人になって親友がいる今がある。最初の一歩のなかに、すでに成果は含まれているのです。
だから、最初の一歩は、結果をつくるための原因として、大きな役割をもっています。
偉大な一歩
そして、この最初の一歩を踏み出すのときが一番力が必要です。自転車をこぎだすときも最初の踏み出しに一番力が必要です。車が走り出すときも動き始めるときに一番ガソリンをつかいます。スペースシャトルが宇宙に飛び立つときもそうです。
でも、最初の一歩を踏み出してしまえば、あとは力はそれほど必要ありません。自動車でいうと一番燃費がいいのは、時速90㎞で走っているときです。
走り出すときが一番力が必要ですが、走り出してしまえば、その後はそれほど力は必要ありません。
走り出してしまえば、走っていることに対して「現状維持システム」が働いて、走るのに力が必要なくなるからです。
なので何か新しいことを始めるときは、初めの一歩が一番大変だということを知っておく。そして、その一歩はどんなちっぽけなことであっても、その後の結果に繋がる、原因になることを分かっておかなければなりません。
今週のワーク
というのが、1週目の内容。そして、今週毎日行うワークが与えられました。そのワークは、今まで「やらないとな」とか「やりたいな」と思っていたことを書き出して、どんなちっぽけな行動でもいいのでやってみる。そしての結果を書き出すというものです。
これをすることで、新しいことを始めやすくなります。
昨日、私が行ったのは「物販の本を読む」に対して、目次だけでも流し読みしよう本を開きました。その結果、全てを流し読みしながら大切そうなページに付箋をはることができました。
物販の本を読むのは、物販の利益を増やすという目標の一部でした。なので本を読んだあとにその知識を活かして仕入れを行うことを考えると、面倒に思えたし、成果がでるかも疑問でした。それでしばらく読まずに放置していました。これが「現状維持システム」です。
そしてとりあえず「目次だけ読む」というのが「ちっぽけな行動」です。
今日の目標は「昨日付箋つけた箇所をひとつでいいので実践する」です。ひとつくらいなら、3分もあれば終わりそうです。やってみた結果どうなるか、まだわかりませんが、これを続けていくことで一歩一歩前に進んでいくことができるという実感があります。
1週目のまとめ
●現状を維持しようとする現状維持システムがある。
●現状維持システムを変えるには、ちっぽけな行動が有効
●最初の一歩に、全ての成果が詰まっている
こんな内容です。今までやろうと思っていたけど、やってこなかったこと、それを書き出して、どんなちっぽけな行動でもよいからやってみる。そうすると、次にやりたいことが見つかる。それが見つかれば、またそのやりたい事に対してちっぽけな行動をとってみる。そうすると行動するのが現状となり、現状維持システムは行動するあなたを維持する。
毎日続けて身につけていきます。
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感想と気付き
自分の中に「現状維持メカニズムがある」と認識することは非常に有効です。それは行動できない自分を認めるきっかけをつくることになります。それまでは自分ができないと思っていた、自分が悪い、行動力がない、と自己否定を行っていたのが、この現状維持メカニズムを存在させることで、自分と切り離して考えることができるようになるから。自分が駄目だったわけではなく、現状維持システムというものが原因だった。だったらこの現状維持システムを変える方法を学べばいいのかと、前向きに行動していくことができるからだ。
こういった、自分と切り分ける方法は、多数存在する。
人を怒ってしまう性格にキャラを付けて、自分と切り離して考えることで、いざ怒りが生まれてきたときに、その感情を冷静にとらえることができるようになる。
NLPでも、葛藤が起こったときは、「○○したいキャラ」と「○○したくないキャラ」を別々に登場させて、そのキャラに、そうしたい理由を聴いていくことで、葛藤を解消させる方法がある。
自分と切り離す方法は有効的。
もちろん、現状維持システムがあるとか、ないとか言っているわけではない。