【4週目】ダイナマイトモチベーション

いよいよ、最初の一か月が終了となる今週の講義の内容は、最終週に相応しいとっておきの内容です。

第一歩の中に、成功する結果の種があるので、この最初の一か月にこの後の理想の実現が詰まっています。そしてもっともっと楽しくなっていきます。

ダイナマイトモチベーションを作る以前に、ある歯科に頼まれて従業員用の教材をつくりました。その教材のなかで一番受講生から「この話が一番よかった。一番効果があった!」と反応があったのが今回のお話です。

Fake it ! until you make it!

「フェイクイット、アンティル、ユーメイクイット」

「そうなるまで、それが出来たふりをしろ」という意味です。

「堂々と自分を騙せ」ということです。

よく、心理学や目標達成の自己啓発に書いてあることで、「目標を達成した状態をイメージすることで、目標達成が実現化する」というのがあります。思い描いたときはいいのですが、実際に生活をしていると「え!現実は全然違うじゃん」とイメージより現実に引き戻されてしまいます。

そこで「Fake it ! until you make it」が役に立ちます。

これは「そうなるまで、演技をしろ」ということ。

理想の自分になり切れないのは当たり前

「既に理想の自分だと思い込む」というのが目標達成において有効だといわれていますが、実際には難しいですよね。どうしても現実とのギャップがあるので、「違うじゃん」と思い込めなくなってしまいます。

例えば20㎏瘦せるという目標があったときに、「よし20㎏が痩せた状態ね」としっかりイメージしたとしても、鏡をみると「全然そんなことないじゃん」イメージは嘘だったと改めて現実を思い知らされることになります。

こうして、理想の自分だと思い込むことができなくなっていきます。

でもフェイクであれば、大丈夫です。

フェイク、演技であれば、自分が実際に20㎏痩せていないことは知っているし、わかっています。でも、20㎏痩せた自分を演じていればいいんです。

理想の自分だと思い込む方法では、理想と現実にギャップを感じて、自分に嘘をつかないといけません。でも、フェイクであれば演技でいいんです。現実が理想でないことは知っているのです。その上で、理想の演技をすればいいんです。

最初から嘘でいいんです。

ただ演技をすればいいんです。これなら簡単ですよね。

役者が大企業の社長をの役を演じるのと同じように、演技をすればいいんです。役者は大企業の社長を実際にやってはいないけど、演技ならいいんです。実際に大企業の社長じゃないのに大企業の社長だと思い込めといわれんて無理ですよね。でも演技ならできます。

どうやったら自分が上に行けるか悩んでいる人多いけど、次のステップに進んで活躍している人の演技をすればいいんです。

実際にこの教材を作った石井先生も、セラピストとして独立するときに、こんなことで食っていけるか。医者でも心理学者でもないのにそんなことで食べていけるのかと回りからも非難されたそうです。

実際に、独立したあとも集客できずに困っていたそうです。

やっぱりそんな時、自信を無くしてしまうそうです。

でも、周りの人には「独立して良かった。やっぱり好きなことを仕事にするのは最高だよね。以前よりいいものを食べられているよ。」と、成功した理想の自分を演じていたそうです。

そもそも最初から物事がスムーズに物事が思い通りに進んでいくわけがない。

最初から物事がスムーズに行くんだったら誰だって、好きなことをやっています。

多くの人はこう考えてしまいます。

「自分には経験がないから、自信がない。だからやれない。」

でも自信がないと、経験することができない。

でも経験がないと、自信がうまれない。

とこのような、できないサイクル、抜け出せないサイクルにはまってしまいます。

最初から実績ある人なんていないのです。

そして最初から上手くいくはずがない。

だから皆諦めてしまいます。

事業がたとえ上手くいかなくても「ダメなんだよ俺・・・」なんて言ってはいけません。そんな自信のない人に依頼してくる客はいないのです。

だから最初は演技でいいんです。

嘘つけと言っているわけではありません。自分の心の持ち方を上手くいっているようにするんです。

自分を馬鹿正直に、ダメなんです、上手くいってないんです。

そんなことを言うのは甘えなんです。

最初は絶対上手くいかない。

それを乗り越える方法がフェイクするです。

石井先生も、今ではお客様からお褒めの言葉を貰うようになったけど、はじめは全部演技だったんです。

始めはセミナーをしても誰も来てくれなかった。でも、100人が聴いている自分を演じてセミナーをしていた。そうするとそれが現実化して、今ではもっと多くの人が集まってくれるようになった。

最初は誰もいないところで、今と同じトーンで話していました。

例えば、Twitter

SNSでも使えますよね。noteでも使えます。

いまの自分をそのまま表現すると、自身がない自分をそのまま表現することになって、誰もフォローしてくれない。でも、理想の自分フォロワーが1万人を超えている自分を演じてツイートをするとフォロワーが増えていきます。まだ理想を達成していない、自信のない自分をそのまま表現するのではなく、理想を達成した自分を演じて発信を行うということです。

そうすると、具体的には「~だと思います」という曖昧な表現が「~です」と断定調に変わります。そうすると読み手は記事を信頼しやすくなります。よく記事の書き方に「断定して書く」とありますが、これは理想の自分を演じて書くというのと同じことを言っています。

フェイクをいつまで続けるか?

それはその理想が達成されるまでです。

それがすぐ達成できないからって不満を感じる必要はないんです。

それが達成、実現するまで演じていればいいんです。

自分はそれを好きで、それを目標にしているんだから、演技を続けていればいいんです。

最初ははったりでいいんです。

最初はフリでいいんです。

それをやっているうちに、そのフリが現実になっていきます。

最初は演技。いつの間にかそれが本物になっているんです。

20㎏痩せてない自分を見たとしても、20㎏痩せた自分の演技をしていればいいんです。

20㎏痩せたらこんなことしよう、じゃなくて、20㎏痩せた自分を今、演技すればいいんです。

たとえそれが現実でないとしても、理想の自分を演技するのは簡単です。

だれかが、何かを言ってきたとしてもいいんです。それは現実ではないことは重々承知しています。だって演技をしているんだから、いいんです。

そうすると、自分の気持ちに相応しい自分になっていきます。

それが最大の自己暗示になるんです。

演技が白進に迫っていれば尚更です。

目標は何年かかってもいいと思いながら演技を続けていると、いつの間にか実現している。

演技は「そうなるといいな」「そうなれるといいな」という自分にチューニングしていくということです。

今はフェイクかと思うかもしれないけど、演技を続けていく。

最初は上手くいかないのが当たり前。そこで、上手くいっているという演技をすることで、経験をえることができて、それによって自信がつく。

理想を現実化させるためには・・・

どこかで演じる必要がある場所が絶対にきます。

新人の役者であっても、その役を自信なさそうに演じないですよね。たとえ自信がなくても、その場では演技をしてバンと人前にでていく必要がある。観客はあなたに自信があるかどうかなんてみていません。役者のパフォーマンスに期待しているのです。私、駄目なんですよ・・・ではなくて、自分の全力を尽くす必要がある。

自信をもってやるしかない。

でも経験も実績もないのに自信を持ってやるしかないのです。

だからそれを乗り越えるのに、最初は絶対フェイクをしないといけないんです。

成り切るは無理でも、演技だと思えばやれます。

事実とは違ってもいいのが演技だから。

でも、演技を続けていると、いつの間にかフェイクしている自分が本物になっていく。

そしてまた新しいフェイクをすると、それがまた本物になっていく。

赤ちゃんも喋れるふりをしていると、いつの間にか喋れるようになっていきますよね。大人は何喋ってるの??となりますが、赤ちゃんはお構いなしに喋ってるフリをします。どうしても伝えようと必死です。なんで伝わらないのかと怒っているかのようですw

でも、そうしているうちに、いつの間にか話せるようになっていきます。

フェイクしていたものが本物になっていく。

最初に物事が上手くいかなくても、フェイクすることで、それを乗り越えることができます。

フェイクは、上手くいったら自信がもてるという考え方ではなく、最初から叶ったフリをするので、最初から嬉しい、自信がある状態です。

「行動した最初の一歩に全てが詰まっている」と以前書きましたが、目標をたてた段階でフェイクをすれば、それが理解できるようにおもいませんか。

世界のHONDAも、国内で売れたら世界のHONDAになろう!考えていたわけではありません。小さな町工場の頃からミカン箱のうえに立って「世界のHONDAだー!」と演技をしていたんです。

最初は演技。

そして、その演技は理想を達成するまで続ける。

これをすることで、自信がない、経験がないといった、最初の課題を乗り越えることができます。

「Fake it ! until you make it」

是非実践していってくださいね。

感想

ド真面目な私にとっては、非常に刺激になるお話でした。

だって、ハッタリなんてイケないものだと思ってましたから。

ド真面目に、現状を表現するのが正しい。全うな生き方だと思ってました。

でも、この演技は人に嘘をつくわけではないのです。

そういうハッタリ、演技ならありだとかんじました。

というか、今まで足りていなかった部分ですね・・・

文中に入れましたが、Twitterなんかまさにそうでした。フォロワー200人の私が発信できるのはこの程度、と思い込んでいましたね。

10,000人のフォロワーがいる理想を演技して発信しても構わないわけです。別に誰かに「10,000人のフォロワーがいるんだ!!」と嘘をつくわけではありません。自分のなかで、そう思って、発信していればいいんです。

とすると、ブログやnote、発信にはフェイクが使えますよね。

今の自分ではなく、ありたい自分のフリをして発信を行なえばいいんです。

私も今後それを心掛けて発信していきますね。

今後のnoteの変化に注意ですw

反省点

ここまで、4週が経ちましたが、先週の「6か月目標をたてる」、今週の「理想の自分を演じる」という課題で2週をつかいました。

この2週で、やったことは目標をたてると、演じるだったわけですが、目標に向けての行動が全然できてませんでした!

なんかやることがフワフワしていて行動できない。

ここで思い出しました。

1週目にあった「現状維持メカニズム」です。

まさにこれでした。

1週目、2週目をおさらいすると、

週単位で、達成したい目標をたてること。

日次で目標を達成するためのアクションを書き留めること。

そして、ほんのちっぽけでいいから行動すること。

これを忘れちゃダメですね。

そして、それを行動する上でフェイクをつかう。

3週目に立てた、6ッか月目標をコンパスにして、行動を積み重ねていきましょうね。

読んで頂きありがとうございます。

目次などはまた、明日か明後日!質問などなど、是非お願いしますね♪

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