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ペルー生活で便利だったスペイン語2つ

ペルーで青年海外協力隊として活動していた田中A子です。現在、新型コロナウイルスの影響で日本に帰国しています。

スペイン語は、スペインや中南米で広く話されています。そのため、各国によってよく使う単語が違ったり、単語の意味も微妙に異なったりします。

今回は、私がペルー生活で多用したスペイン語2つを紹介します。ペルーに行く前に学んだ覚えのない表現なので、ペルー限定かもしれませんがご参考までに。

①Claro! (クラロ):もちろん、当たり前じゃん、当然だよ、等々

辞書的な意味は「明白」です。状況によって若干ニュアンスが異なっていたとしても、だいたい「もちろん」という感覚で使います。

ペルー人、めっちゃ多用してきます。話の相槌に使ったりします。

YESという意味のsíだけだとちょっと押しが足りないって時は、よく”sí, claro!”って言います。もちろんドヤ顔で!

claroを付けるだけでちょっとペルー人に馴染めているような会話になりますよ!

②Tranquilo (トランキーロ)

辞書に載っている意味は、「穏やか・平穏」です。ペルーに行ったときはこの辞書意味しか知らなかったので、ペルー人が話した時よく意味が解りませんでした。

多用するシチュエーションは2つあります。

1) 落ち着けって、大丈夫だから

ペルー人に何か悩み事や心配事を話した時、まず一言目に「Tranquilo」と言ってくれます。

何度もこういうシチュエーションを経験し、辞書的な意味も加味して、「落ち着いて」という感覚で使っているのでしょう。

2) 問題ないよ

突然ですが、授業で習う英語の挨拶の定番って「Good morning! How are you?」ですよね。私の場合、この返答は「I'm fine. Thank you, and you?」の一択です。英語圏で生活していた時、基本この返答です。バリエーションはありませんでした。

ペルーでも同じ状況でした。

ペルー人との挨拶の定番は、「Buenos días! Qué tal? Cómo estás?(こんにちは。元気?)」です。ペルー人は、割と素直に体調を答えます。「今日はちょっと頭が痛いわ」とか「今日、母が病院に行くからちょっと心配だわ」とか。

しかし、私は「Tranquilo」と答えていました。なんと愛想のないこと。

挨拶以外でも、状況を聞かれたときは「Tranquilo」と答えていました。もちろん、問題ないときは。

ちょっと応用して、「Todo bien. Todo tranquilo.(順調。全く問題ない。)」というと絶好調、非の打ち所がないっていうニュアンスになります。話す気がないときとか、これを言ってシャットアウトしたりしましたね。


今回ご紹介したclaroとtranquiloは、ペルー人との会話では耳にタコができるくらい使います。ペルーに行った際はぜひ使ってみてください!

サポートありがとうございます。励みになります。ペルー生活、苦しいことが多いですが何とか頑張ります!