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スクールバスは別に危険ではない
今日も、子供が巻き込まれてしまう残念な事件が起きてしまって。
これまた、子供や被害者の立場から見たら、防ぐことが限りなく難しい事件で。池袋の事件が起きた時も、大津の事件が起きた時もそうでしたが、今日も仕事中、1日ぼんやりしてしまいました。
自分の子供がそんな事件に遭ってしまったら、どうするか。
多分どうしようもない。そんな人が近くにいるかどうか、子供に危害を与えようとしているかどうかなんてわかりっこない。
少しでも、子供が事件に遭う確率を下げることしかない。
特に、ニュースを見る限りでは、大人で亡くなった方は、何の前触れも無く背中から刺されてしまったという。また、現場に居合わせた教頭先生の話では、無言で子供に切りつけたという。
それは防げないです。自分がもし仮にその場に居合わせたとしても、自信ないです。子供を守れる自信、全然ないです。
そんなこと最近考えてばかり。
そんななか、スクールバスに対する安全性を検証するようなネット記事や、「地域全員で支えあうことが必要」とコメンテータが喋るテレビなどを見ましたが、あまり自分の中でリアリティを持ってそのニュースを見ることができませんでした。
特にスクールバスの安全性を検証するような記事について。
今回の事件は(たとえ犯人が子供を集まる場所を狙っていたとしても)犯行現場としてスクールバスの乗り場が選ばれた、ただそれだけなのに、スクールバスで子供を通学させることに対する危険性に言及する記事があることに驚きました。
スクールバスが一定の停留所を発着するから、子供が狙われやすい、だから、停留所や時間を変更しながら運用すると良い、と言っているのですが、それはそれで、交通事故に遭うリスクが高くなるように思います。
以前、街を歩いていると住民の方が「スクールバスの導入を」と署名を呼びかけているところを目にしました。
その街では、大きなマンションがあるようなのですが、自治体が一般の路線バスで小学校への通学を奨励しているようなので、マンションまで来てくれるスクールバスを使って通えるようにすれば、通学途中のリスクを減らせる、ということでした。
私は、思わずその署名に自分の名前を書いていました。
子供専用で乗れるバスであれば、それなりに大人の目が行き届くので、リスクは少なくなります。
今回の事件は、それでも防ぎようのない事件、とニュースを見ている限り思います。
今では、残念ながら事件の現場に居合わせてしまったお子さんの心のケアと、亡くなってしまった方々が安らかにお眠りになるよう祈るばかりです。
最後に
Yahooに今回の事件を受けて「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難が出ていることについて、警鐘を鳴らす記事が出ていました。勉強になりました。