34歳男のミュージックノート 〜NUMBER GIRL編〜
先週まで、日曜日の夜は、34歳・1984年生まれの私が、少し肩の力を抜いて、これまでの人生の中で好んで聴いてきた音楽を、時系列に沿ってご紹介してきました。
今までは1つの記事にいろんなアーティストの曲を少しずつ詰め込んで書いてきましたが、今週からは、1つのアーティストに絞って書いていこうと思います。
第1回目は、この夏に再結成されることも決まったナンバーガールです。
私が初めてナンバーガールの曲を聴いたのは、友達から勧められて聴いたアルバム「SAPPUKEI」でした。
この、音のキレ。畳み掛けるドラムのスネアとタム。
他のバンドには無い、唯一無二性。
音にこれだけ圧倒される特別な感覚というか。
これを聞けばナンバーガールがわかる、典型な曲。
ギター・田渕ひさ子の唸りをあげるギターソロ。
音を聞くだけで、田渕ひさ子が弾いてる、とわかる、ジャズマスター使いの真髄の曲。
あとは、↓の名フレーズでもお馴染みですね。
記憶探しの旅ばかり いつしかそれは妄想に変わって行く
そうわ、私も学生時代は記憶探しの旅ばかりしていました。
でも、いつのまにか自分の都合のいい記憶に変わるんですよね。
それ即ち、妄想。
その後、私は初期の曲を聴きだします。
歌詞がぶっ飛んでる曲ですが、このリフも秀逸…
私はナンバーガールのライブに行ったことがないのです。
この曲が流れたら、頭ブンブンしてしまいそう…
初期の名曲。
ワン、ツー、スリー、フォー!のカウントから始まる、夏の風景。
ナンバーガールのバンドサウンドの特長として、アヒトイナザワの暴れるドラムが挙げられますが、
そのアヒトイナザワのドラムに特化した曲まで作ってしまいました。
この曲を初めて聞いた瞬間、1人部屋の中で大笑いしながら聞いたのをよく覚えています…
後期には、なぜかラップにも手を出しました。
初めて聞いた時には違和感しかありませんでした。ナンバーガールがラップ…
ただ、4拍子を微妙に外しながら叩くアヒトイナザワのドラムに気づいてからは、サビが凄くノレるようになりました…
このノリは、ナンバーガール解散後のZAZEN BOYSに繋がります。
初期の重要曲、OMOIDE IN MY HEAD
青春な歌詞、煌めくギター、鋭角サウンドのベース、アヒトイナザワのドラム。
この曲は今でも、自分を高校生の自分に引き戻してくれます。
そして、↑の映像はラストライブのものですが、最初の方で紙吹雪撒いてる人、素晴らしい。
ということで、今度復活しますね。ナンバーガール。
ツアーも組まれてるようで、絶対、日比谷野音行きたい。
チケット取れなくても、周りにいたいです。なんとしても。