見出し画像

「熱狂マニアさん!」に出演しました。

熱狂マニアさん!をご覧になって来ていただいた方、ようこそ初めまして。
いつもお世話になっている方、毎度お世話になっております。

このたびTBS系列の「熱狂マニアさん!」という番組に出演しました。今回のテーマは「ローカルスーパー」ということで、全国各地のローカルスーパーの魅力について語らせて頂きました。

食や地域に関わる仕事をしているため(後述)、全国47都道府県を訪問することが多く、気がつけば優に200を超えるローカルスーパーに通っておりました。

さて、私のなかでのローカルスーパーの定義は「①全国展開しておらず特定の地域にのみ出店していること」「②地域、店舗独自の商品を積極的に展開していること」の2つなんですが、これらのスーパーに行くと、お土産屋さんに行くだけでは見えてこない、その地域の人々の暮らしや食文化が見えてきて、とっても興味深いんです。

例えば長野県のスーパーに行くと、味噌の種類がとっても豊富なんです。あとあと調べてみると、地下水が豊富で数多くの井戸や湧水があるため味噌を作りやすい環境だったということが分かったり、武田信玄が塩の備蓄のために味噌造りを奨励していたことが分かったり。

沖縄県のスーパーに行くと、本土では見かけない魚や果物が並んでいて、沖縄が亜熱帯気候に位置しているということをまじまじと思い知らされたり。「お弁当には三枚肉!」とかいう売り文句は都内では絶対聞けないw

こんな感じで、地元の人が普段から買い物をしている場所だからこそ、その地域の奥深くが垣間見えて来た気がして楽しいんです。

一方で、とある調査によると2019年の段階でスーパーマーケット市場は、上位10社が売り上げシェアの40%以上を占めているそう。いわゆるローカルスーパーの多くは厳しい戦いを強いられています。

今後も大手スーパーがローカルスーパーを買収していく構図は大きくは変わらないのだろうし、物流効率化や品揃えの拡充のためには必要な手段だとは思うんだけど、その結果全国どこに行っても同じものが売ってる状況になったら、なんだか少し寂しくないですかね。

出典:wikipedia

全国の国道のロードサイドにどこにでも見かけるチェーン店が並んでいる姿を見て、少なくとも私はワクワクしない。全国が特徴のないのっぺらぼうになっていく感じがする。

だから、私は「日本の隠れた”ワクワク”を見える化する」をミッションとしてイベントを企画・特産品開発・地方企業のPR支援等を行なっています。

この投稿を見ている地方の企業さんや、生産者さんと一緒にお仕事ができると私は嬉しいです。サイト、少しだけ覗いてみてください。

SNSでも情報発信しています。地域の食に関する情報も発信しているので、よろしければフォロー、よろしくお願いいたします。


いいなと思ったら応援しよう!

中山拓哉 | なかたく
サポートお願いします🙇‍♂️食や一次産業に関することをたくさん発信していきたいと思います。