雑感63 タロットホイール
春分の日が終わりかけた時間に、タロットホイールを作ってみた。ギリギリ、春分のタロットホイールと言っておく。
タロットホイールとは、タロットカードで円を作る。ただ、それだけのこと。ゾンビタロット占い師TAZNさんが作っていたところを見て、いつか作ってみようと思っていたのだった。
たまたま選んだ中心部のアイテムが、3等分の印がついていたものだから、カードも3等分。内側が24枚、外側が48枚……と書いていて、間違いに気づく。タロットカードの枚数は78枚だった。ずっと72枚で計算してた。
ホイールを作りながら、おかしいなぁって思ってたんだよね。詰まっているところがあったり、やけに広いところがあったり。今、謎が解けた。
でもまぁ、78枚で3等分ですると難しく(外側が割り切れない)、72枚で計算してて良かったのだと思っておこう。
そんな間違いを気づかないままに作っていたのだけど、ただひたすらに並べるのって、楽しい。写経に近い。そして、作り上げたホイールを見て思い出したのは、砂でできた曼荼羅だ。
砂で作った精密な曼荼羅は、形を保存できない。ちょっと風が吹いただけでも崩れるからだ。曼荼羅を作って、儀式を行った後は、手でかき混ぜて崩してしまう。
作って、あえて崩していく。タロットカードではあっても、それは祈りの形に近いかもしれない。
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