3月16日 万国赤十字加盟記念日
赤十字という言葉とマークのわかりやすさに感服する。赤い十字というシンプルな構造で、世界中の国や人がその意味を理解するのだ。
人の救護という大切な任務を担うとはいえ、このマークの持つ意味を広く知らしめるまでには、どのくらいの時間と行動を必要としたのだろう。今ではよく知られるマークの歴史を思うと、その重みを感じる。
戦争や紛争で傷ついた人を助けるという赤十字。人の欲とエゴで生じた闘いに、これまた人の使命で対処する行為。どの人にも両方の性質があるだろう。人の持つ性質の複雑さに、私の答えは見つからない。