旅行記・2023年8月・バルセロナ
・お久しぶりです
を何年も書いてないものの冒頭の挨拶とするのもどうかなと思い
何度か書き直してみましたがどうもしっくりこないので
やはりこのままにすることにします。
改めましてお久しぶりです
ふらふらと世界を回っていて
そしてまたひょっこりふらふらと世界をまわりだしてまた旅行記を書き始めようかなと思ったのが7月末くらい
それが気がつけば8月も後半になってしまっている…
いやまあ、色々とあったんですよ。そもそもあっちに結構滞在していたし、
帰国中の機内は疲れ果てて泥のような眠りについていたし、
帰国したらで普段使いのノートPCにタブレットぶつけて睡蓮咲いてしまうしでもう散々だったんです
という事で気がつけばこんなに間が開いてしまいましたが
なんとか生きている中村修平でございます。
軽く自己紹介すると
2004年から2014年あたりくらいまでマジック・ザ・ギャザリングなるカードゲームのプロプレイヤーをやっていました。
ちょうどこのゲームが「play the game see the world」なる標語とともに世界中で大会を開催するようになって
たまたまそのタイミングでなんとかなってしまったので
やれる限りはやってみようかとはじめてみたらそのまま続いてしまい
2015年に当時の最高ランクから落ちてしまったので
報奨が出る次年度に貰うものだけ貰ってマジック辞めようと思ったら
色々あってそのままずるずると続けて今に至っております。
まあここまで来るともう一生なんらかの形で付き合っていくことになりそうだなと思ってたりもしていたのですが
ご存知コロナ禍でもう一捻りが発生して今に至るといったところです。
それもそろそろ過去の話になりそうな気がします
なんだかんだで半年おきくらいに海外へと足を運んでいるのですが
海外ではもはや誰もコロナについて気にしなくなっているというのが現状で
現在の日本の雰囲気が欧米の6ヶ月前くらいといった印象ではあるものの
まあ、完全に元通りとはいきませんね。
日本の上昇幅など全然大した事はないくらい世界各国で通貨のインフレは進んでますし、ロシアは国としては無かったものとされています。
そしてミクロな話だと我が愛すべき競技マジックはもはやマジックの中心ではないです。
去年ラスベガスで開催された世界選手権での事ですが、
会場特設ステージにある巨大モニターに映し出されていたのは
リアルタイムで行われている世界選手権決勝ラウンドではなくてアメリカの有名配信者と思わしき人達のトークショーでした。
それが良いとか悪いとかではなくただ変わってしまったのだなあ
と思った瞬間でした。
と、思いついたままに自己紹介から近況、
更にはお気持ち表明っぽい話へと突入してしまいましたが
思い返してみて
悩みなしでマジックやれた時期などないのでいつもの事でした特に関係なかったわ。
という事で今日も今日とて
なにがしかに追われながらどこかでマジックやってると思って頂ければと
・マジックプレイヤー的旅の準備
さて、自己紹介も終わりましたし
ついでなので新時代における海外旅行に必要なものを挙げていきますか
個人的に必要だと思うのは
パスポート、クレジットカード、スマートフォン。
そしてマジックプレイヤー的にはデッキ。
これだけあればだいたいどこでも生きていけます。
少し説明不足すぎるとは自覚しているのでもうちょっと掘り下げましょうか
まずはパスポート。
最強の身分証明書。
無くすと死にます。ある意味生命そのものです。
本来外国に行く際はその国のビザを取らなければならないのですが、
基本的に日本のパスポートはとても強いのでだいたいの国でビザ無しで入れてしまいます。
最強です。まず取ろうそして期限が切れる半年前目安に更新しよう。
それとコロナ関連の渡航制限について
少なくともマジックで行くような国だと日本への出入国込みで完全撤廃されました。
この前、アメリカ出国3日前にコロナ陽性になってしまい
物理的に痛い頭を抱えながら帰国便のルールについて調べてると何も制限が無いことを知り、
とはいえ入国前の検疫所にあるサーモグラフィー前で
流石に何か言われるだろうと、
これまた物理的に上昇している心拍数と体温でそのまま通過してしまい
慌てて戻って事情を話すと
その場で検査キットをくれてお大事にと言われた経験があるので大丈夫です
クレジットカードはお金関係全般と言い換えても良いですね。
単純に現地通貨を両替をするという行為事態がマイナスEVです。
例えば今回はそれなりに米ドルを持ってきてたので
現地バルセロナで米ドルからユーロへと両替しましたが
公定レートが200ドル=180ユーロのところを手数料が引かれて160ユーロとなってしまいました。
もちろん手数料がなるべく安いところを探せばだいぶ軽減できますが、
現地通貨から円への再換金を考えるなら色々と果てしなく面倒です。
それよりか最小限換金で使い切り、
例えば5000円~1万円程度にして、
かつグループで行くなら全員纏めて一気に両替しておくのを推奨。
その上で通常決済はクレジットカードでする。
海外までマジックやりにいくような場所は基本アメリカか世界的観光地で、そういう所はほぼどこでもクレカ決済が出来ます。
JCBは使えない所が多いのでVISAかMastercardで
ついでにID決済だとより便利で言うことなし。
なおクレカの方でも換金手数料を取られてしまいますが1~2%くらい。
10%に比べるべくもないです。
今回はスペインだったので使えませんが
マジックの賞金は米ドルなので米ドル口座を用意してそこからデビット払いというのもわりかしスマートです。
それと現地の端末で日本円表記か現地通貨表記で選ばされる事がありますが現地通貨一択。
両替所ほどではないですが日本円表記を選択すると実はまあまあ高いレートで換金決済されてしまいます
スマートフォンについてはむしろEーSIMカード。
知りたい情報をその場で手に入れる手段がなくて地球の歩き方を持ち歩いていたのも二昔前。
今はスマホとネットへの接続手段でさえあればなんとかなってしまいますし。
そのネットへの接続手段が劇的に楽になったのがこの1~2年で最大の変化だと感じています。
これまでは海外用の現地SIMカードを買って旅行中はSIMを入れ替えるというのが移動先でのネット接続で一番手堅い方法ではあったのですが
作業自体や替えたSIMカードの保管が面倒。
それがOS上にアプリという形で仮想SIMを置くことによって入れ替えを必要としなくなったのがEーSIMで
今年に入って知人に教えてもらったEーSIMがその面倒なポイントを全て解消していてすっかりそちらに鞍替えしてしまいました。
Wi-Fiさえあれば使用までスマートフォン内で完結しているのがとても良いですし、値段的にもかなり良識の範囲といったところ。日本のキャリア使ってるより全然安い。
個人的にはウォシュレットレベル。もう戻れないです。
というような事をチーム内ディスコードで瀬畑に教えたら早速、
アフィリエイトまでやっていたので間違いないはず。
ついでに便乗させてもらいます。
ちょっとお安くなります。
騙されたと思って使ってみてください
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で、最後にデッキ。
少なくとも行きに関しては預け入れ荷物にデッキを入れるのはバゲージロストした時に立ち直れないのでお勧めできません。
やはりデュエリストたるものいつ何時もデュエルを申し込まれた時への備えという意味からもデッキは肌身離さず手元においておきましょう。
・で、プロツアーはというと
チーム練習はいつもの日本人面々
森山、市川、井上、佐藤、高橋、原根、松浦、矢田の通称MORIYAMAジャパン
使用デッキはラクドススキャム
初日が6勝2敗
2日目3勝5敗
でトータル9勝7敗。
AMPなるものにより来期の最初と2つ目のプロツアーの権利に加えて
殿堂で貰えるもう1つのプロツアー権利と合わせて通年分を確保できた。
という言い方だとだいぶ良い結果とも言えるのですが、
9月末に開催される世界選手権の参加権を1勝差で逃してしまったとするとなんだかやるせない結果とも言えるしでなんともかんともといったところ
2日目後半はもうなんか精神的に結構キツい2択を外し続けた事もあって
連敗街道に嵌まり込み大変な事になってる中で、
なんとか最後にプロツアーの権利を取れる事になったので世界選手権を取れなかったダメージもそれほどではないかなと思ってはいたのですがやっぱりそうでもなかったです。
直後にみんなで祝勝会的なお疲れ様会とかやって、
翌日曜日の昼下がりにじゃあ観光するかってところで発覚してからずっとジワジワと効き続けている感じですね。
貰ってから取り上げられるとその痛みが倍増するという心理的なものも中々に大きいです。
あとは根本的な問題として
2日目の後半に崩れだすというイップスをどうすべきかですね。
前回のプロツアーミネアポリスでは無かったような気がしたのでこのコロナ禍で解消したかなと思っていたのですがちゃっかり再発してしまい。
なんとかしないととは思いつつも
何か良い対処方法はないかなとまた模索している段階です。
とりあえずスポーツ選手の体験談とかを見てみるかな…
まあ、愚痴はこれくらいにして
とりあえずだいぶ早いですが今年のマジックはだいたい終わりです。
なまじ来期プロツアー全ての継続参加権を得てしまったばっかりに逆に目指す目標がなくなってしまっている状況ではあります。
11月の常滑くらいかな?
でも今期のようにトップ8一没をもう一回やってしまったら多分立ち直れない気がしているので果てしなく微妙ではあるんですよね。
・バルセロナ滞在
さて、ようやく本題です。
バルセロナ良いところ。ご飯は美味しいし、
気候もちょっと暑いとはいえ日本より過ごしやすい。風土も日本人の求める地中海性ヨーロッパといった感じ
それに何よりもポーカーが出来てしまう。
まあ日本でも出来なくはないですが以下省略というやつです。
遵法精神というのは大切ですね。
今回追加で滞在したのはおおよそ1週間。
海岸線沿いの如何にもリゾート地といった風情の区域の一角にカジノがあって
ポーカーができるのは14:30から翌日5:00くらいまで。
ちょっと解る人向けに書くと2-5ユーロがメインで1-3と5-10が少し
マックスバイインはだいたいどの卓も200BBといったところ。
カジノに入場する際にパスポートが必要で
フロントでレシート状の入館証を発行して貰って入場
各ゲームの受付はそのレシートに記載されているバーコードを使い
登録しておけばその内名前が呼ばれるシステム。
時々テーブルと受付の接続が上手くいってなくて
卓に空き席があるのになあと思いながら余計に待たされるのはご愛嬌。
基本的に卓中言語はスペイン語ですが
プレイヤー、ディラーどちらも英語で聞き返すとちゃんと英語で帰ってくるといった感じ。
滞在していた時期から2週間ほどで大きなポーカーの大会があるらしく、徐々に人が増えていっていた印象でした。
だいたい生活サイクルとしては
昼前に起きて昼食、観光で夕方あたりにカジノに行ってポーカー。
ゲーム中はわりかし暇なので明日のプランをスマホで物色しながら
日付の変わる頃30分ほど歩いて帰るという規則正しい生活をしてました。
バルセロナ市街は過去にそれなりに見て回っているので、
プロツアーが終わった月曜日に調整メンバーと行った市内観光以外は
主に気になったレストランへ気ままに食べに行くというのが基本ルーチン
ただし美食の街、バルセロナは上を向けば天井知らず。
日本人も食べ物について色々と気にかける人種だと思いますが、
カタルーニャ人も大概です。
道を歩けばミシュランの何々というのも簡単に見つかります。というか宿泊してたホテルの隣に普通にあっておおっとなりました。そんな感じで予算は一日30ユーロまで、おやつは別というルールを自分の中で設けつつ「メニュー」なる3皿くらいの簡単なコース料理か、
バルでピンチョスなるものを適当に頼む生活をしていました。
あ、それとおやつ
何気なく行ってみた「Johncake」というチーズケーキ店が個人的にはホームラン。
売り物はほぼチーズケーキのみの
切り売りorホール売りというスタイルなんですが
これが美味しい上に色々種類があって気がつけば毎日通ってました。
個人的にランキングとしては
ブリエ>ティラミス(日替わり)>オリジナル>チョコレート
の順、
しかしこうやって見ると結構行ったつもりだったのに半分も食べてない。
次回は全メニュー制覇する予定
・ちょっと遠出しよう
食っちゃ寝ポーカーと理想のバルセロナ生活を送っていましたが
人間、欲望には際限がなく、せっかくなんで何処か行きたい欲も湧いてきて
おまけにポーカーって結構暇な時間が多いんですよね。
そんな時にグーグルマップでスペイン内で行きたいところはないかなあと
見るのがある意味これも日課になっておりまして。
まずスペインに来ればで真っ先に毎度思っているのは
サンティアゴ・デ・コンポステーラ。
日本でいうと伊勢参りみたいなものがスペインにもあるんですが
これがこの国でいうと北西の端。
南東の端であるバルセロナからは流石に遠くて毎度のごとく却下となってしまいます。
次に行ってみたいリストにあるのが
グラナダのアルハンブラ宮殿とジブラルタル海峡なんですがこれもバルセロナからは結構遠いのですよね。
出来れば日帰りくらいで向かえる場所が良いなと思いながら候補を探していると2つ発見しました。
●マヨルカ島
地中海に浮かぶ島。リゾート地で有名だとか
かのラファエル・ナダルの生まれ故郷。故郷に錦を飾った的なテニス学校があるらしい
そういえば誰かは忘れたのですが日本のマジックプレイヤーのナダルさんしか知らなくて
「ナダルっていうテニスで有名な選手がいるらしいのですけどどれくらい有名なんですか?」
って聞かれてお茶を吹き出した事があったなあ
たしかジョン・フィンケルとカイ・ブッディを足して年収100倍って言った気がします
バルセロナの沖合だから高速フェリーとかありそう
●アンドラ公国
スペインとフランスの中間にある山間の小さな国。
主君がフランスの現在の国家元首とスペインの隣県の司教による共同統治というかなり珍しい政体で
公民の教科書に載っていたのを覚えています。ここもそれだけの理由ですがちょっと気になってました
バルセロナからはなんとなくで日帰りで行けそう。
この2つで半日ほど検討の結果、アンドラ公国に行くことに決定。
決まり手は1時間おきに近くのバスターミナルからバスが出ている事
朝に行って夕方くらいに帰ってくればそのままポーカーにも行けてしまう。控えめに言って完璧です。
と言うわけでパスポートと財布、スマホだけ手にとってバスターミナル、そのままチケットカウンターで
「10分後のアンドラ行きのバスください」
「ないよ、次は2時間後」
終わった。
いやいや、まだまだ。
発車10分前でシステム的に取れないだけかもしれないのし
一応30番ターミナルに直接行ってみよう。
行けました。とりあえずでやってみるものです。
バスからの風景を眺めたり、
気がつけば寝てたりしながら揺られる事3時間でアンドラに到着。
よく整備された山間の別荘地という佇まい。
たぶん日本だと軽井沢に近いのかな。
子供の頃に1回行ったきりなので間違っているかもしれませんが
ただここで問題が発生します。
スマホが繋がらない
そういえばE-SIMの適用範囲はスペイン国内だった。
たしかにここはスペインにあらず、車内は寝てたので予備知識もなし
とりあえずツーリスト・インフォメーションがあったので無料の地図を貰って川沿いを名所見ながら行き帰り。
途中で昼ごはんを食べてだいたい帰りのバスの時間になったので帰宅。
見たかった市庁舎は定休日
それなりには楽しめましたが
後から考えるともうちょっと目標を立てて計画すべきだったなあと
・と、いう事で学びました
またポーカーをしながら次はどこ行くと物色していると
西に100キロほど行ったところにある港町のタラゴナが良さそう。
ラス・ファレーラス水道橋、
ローマ時代の水道橋跡を中世の人が出自がわからなくなった結果
悪魔が作ったに違いないと悪魔の橋と名付けたというエピソードにときめくものを感じます。
というかローマ史好きなので市内にも遺構がたくさん残ってたり
と見たいものは明確で前回の小旅行の反省点をちゃんと踏まえています。
ただ問題は残り滞在日数的に帰りのフライト当日しか空いている時間が無いというところ。
あ、一応飛行機の時間が夕方なので早朝にホテルを引き払って荷物担ぎならそのまま電車に乗ればなんとかなるな
そして当日、朝までポーカー打ってたのでそのテンションで行くこと決定。
我ながら若いな。ちなみに荷物はリュックサック1つに纏めてはありますが流石に10キロ弱くらいあります。
ホテルを早朝6時に起って、
歩いて10分の北中央駅から往復の電車チケットを買って2時間ほど。
そこからバスなのですが20分ほど坂道になっている街を北上してバス停へ
徹夜明けの道中で寄ったパティスリーで買ったパンの妙に美味いこと
よくよく考えてみればこの国の生ハム挟んだサンドイッチ的なものは
シンプルなのにとても美味くてもっと食べとけばと思ったのですが
それにしてもここで食べたツナサンドは格別に美味かったです。
ちょっとハイになってた可能性はあります。
9時からが始発らしく10分ほど発車を待って搭乗。
市バスがクレジットカードのタッチ決済になっているのは本当に便利
そのまま郊外の高速道路のランプにポツンとある停留所で降りて、
標識を頼りに10分ほど歩いたら発見しました。
歩いてたら突然出てくるといった感じ。
勢いで行くことを決めてしまってましたが来てみて良かった。
そしてここの写真をツイートしてると
現地在住の人からリプライで「ホームタウンにようこそ」と言われたりするのはなんとも今様。
図々しくこれから市街地観光するけどお勧めのコーヒーハウスか甘味処教えてと聞いてみたり。
市内各所にあるローマの遺構見に行ったりで気がつけば昼過ぎ。
電車はだいたい1時間に1本程度なので
かなり余裕を持って早めのに乗ることにしました
そのかわり昼食は取りっぱぐれ。
最終日だし、
予算も少し多めに良いところへ行こうと思っていたら軒並み開店が14時で文化の違いを味わってました。
バルセロナも13時あたり開店とだいぶゆっくりだったがあれでも配慮してたんだな
果たしてこの国の昼食とは本当に昼食と呼称して良いのだろうか
そして今乗っているこの電車は特急と書いてあるようなのだが
果たしてこの往復のチケットで追加料金無しに乗って良いのだろうか
などと考えながらなんとか無事に空港へ到着。
徹夜からの疲労と空港ラウンジの無料ピンチョスが最高すぎてあとの事はだいたい覚えていません。
そんなこんなでさらばスペイン。
・でも帰りはアブダビで18時間の乗り換え待ちがあったんですよ
さすがに力尽きてました。
そういえばせっかく中東の航空会社使うのだから
1日観光するかとか思ってこんな便にしたんだった。
無計画とはかくも恐ろしい。荷物は重いし、外は暑すぎる。
暑さについては本当に殺人的で
水を定期的摂取しないとそもそも生命の危機を感じます。
別件もありちょくちょくスーパーに立ち寄ってました。
だいたいの街の感じとしては東南アジアに近いですね。
ただし東南アジア特有の湿気がないのでかなり衛生的。
でもトイレだけは正直微妙。
清掃員が四六時中ふんだんに水を使って清掃しているのですが
なんというか学校のトイレを思い出しました。
恐らくこの国では贅沢にという使い方なんでしょうが良し悪しは国によってもかわるか。
それと物価はかなり高めな印象ですね。
概ねスペインから更にもう一段高いといった感じ。
それでいてバスだけが破格。
片道どこまで行っても40円と破格の安さだったのですが
疲れで意識が飛んで目的地をオーバーランした事多数。
そしてバス停にはほぼ必ず待合所があるのですがそこがエアコン付きにも関わらず、タクシーに消えていく人達も多数。
むしろちゃんと小判鮫しているタクシーを含めてそこまでが一様式と言えそう。両替をケチってなければ何度使おうと思ったことか
そんなこんなで主にバスに揺られてそれほど大きくないアブダビを1周しつつ
某漫画に出てくる謎の体に良いハチミツを求めてスーパーや蜂蜜専門店を回ったくらいですが
1つだけ観光したシェイク・ザーイド・グランド・モスクは本当に凄かった。
簡潔に感想をまとめると
石油王が現代技術の粋を集めて歴史的な建造物をモスクを作ってみた
ですかね。
イスラム系の寺院だとイスタンブールのアヤ・ソフィア寺院も凄かったですがそれに勝るとも劣らない。
というか絶対に意識して同じくらいの規模にしてそうな気がします。
加えてあちらと決定的に違うと思ったのが維持費。
とんでもない数の警備に加えて、
ただ広い施設内に空港で使うような運転手付き移動用カートが走り回り、
クロークその他のサービスも完備。
そういえば受付をオンラインでするのですがWi-Fiも敷設してあった気がする。
そして何よりも寺院内の空調が完璧。
あのただ広い空間を、いったいエアコン代だけでどれくらいするんだろうと他人事ながら心配になるのですが
拝観料は無料です。
重要なのでもう一度書きますが、
施設拝観全額無料。
もちろんカートもクロークも無料です。
余裕があったら行こうと思っていたルーブル・アブダビの入場料が3000円くらい、
フェラーリランドが1万円くらいのこの国で何のお金も取らずにこの施設を運営しているのは本当に凄い。
古典によくある権力者がこの世に天上の建造物を作ったというのを
21世紀でやるとこうなるんだなと実感出来るのは世界でもここだけな気がします。
いや本当に凄かった。ここは今行っておいて本当に良かった。
・で、今何をしているかというと
しばらく灰になってたりしましたが
エルドレインの森もリリースされそうなのでようやく重い腰をあげて
まずはカードリストを見ようかなと。
そのまえに途中まで書いて放置していた旅行記を書き上げるかといったところです。
これ以上放置すると絶対に続きを書かない自信があったのでなんとかやる気を引き出してますが
なんとか間に合ったかな、
いや、ここから編集があったりするのでなんとか間に合ったに違いないという事にしておきます。がんばれこれからの自分。
マジックの近況的にはとりあえずエルドレインリミテッドを触ってみて、
感触良ければベガスのリミテッドイベント行くのもありかもとは考えてますが果たしてどうなることやら
そういえば配信もしたいのですが、現在住んでいるところのネット事情的に厳しいのですよね
と、まあいつもの通りで予定は未定といった具合
この旅行記も次があるかどうかさっぱりわかりませんが暇つぶしになって貰えたらと
あ、有料設定はしているだけで特に何もないです。
ただのやる気メーターですが押して貰うと当人が喜びます。
それではまた、世界のどこかで
中村修平
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