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鉄魂隊、銚子行軍記
年末の12月29日、鉄魂隊銚子行軍を無事完遂いたしました。ご参加の皆様ありがとうございました。TEKKONをみんなで楽しむ鉄魂隊では、TEKKONをプレイする鉄活に行くことを「行軍」と呼んでいます。ではなぜその行軍を今回は銚子で行ったのでしょうか。泣石家 霊照が「銚電ソムリエ」だから!というのはありますが、実はもう一つ理由があります。それは「今後TEKKONは電車との連携が盛んになるのでは?」その可能性を探りたい、というものでした。
今はマンホールと電柱が撮影対象ですが、世の中にはその他様々なインフラが存在します。鉄道もその一つ、重要な社会インフラです。例えば鉄道のレールの老朽化を確認するときは、熟練の作業者が「コンコン」とレールをハンマーで叩き音を聞いてチェックしていると聞いたことがあります。人の手がかかります。もちろん、それらレールについては市民がいくら外から撮影をしてもわかることではありませんが、例えば「踏切」だったり「線路脇の木々」だったり「金網」だったりと、線路を形成するものは他にもたくさんあります。それらのリサーチにTEKKONは一役買えるのではないかと思ったのです。
また、鉄道、特にローカル線はひとつひとつの駅を降りての散策が魅力です。例えば、一日乗り放題の切符を買って、思い思いの駅で降りて少し鉄活をしてからまた列車に揺られて次の駅で鉄活。鉄×鉄、まさに鉄板の活動です。ただしこの乗り降りは注意せねばならず、銚子電鉄の場合、運航は1時間に1本。つまり、ある駅で降りて1時間行軍をして、次の列車を逃すとさらに1時間待たねばならなくなります。これはローカル線の宿命でもあります。そこを気を付けて段取りよく乗降車すれば、街の散策も兼ねて一石二鳥の楽しい行軍になるはずです。
今回の銚子行軍は、13時に銚子駅からスタートして銚子電鉄の終点外川駅を目指す6.4㎞の旅にしようと決めました。もちろん線路沿いを中心に行くのですが、途中いくつかのチェックポイントを設け、そのチェックポイントでの写真を撮影したら、ポイントを付与するそんなオプションも考えてルートを設計しました。そのルートが下記になります。さすがにすべてを線路沿いで行けるわけではないのですが、おおむね近しいルートが引けました。チェックポイントは、別のイベントで寄贈された桃太郎電鉄の像やお菓子屋さんなどわかりやすいものをポイントとしました。
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6.4㎞を例えば分速80mで歩いたとすれば、80分で完歩できます。しかし、途中マンホールを撮影しながらを考えると…2倍時間はかかる、となると外川駅まで160分。が、結論として本銚子駅まで120分かかりました…。銚子駅から本銚子駅までは、鉄道で1.8㎞です。線路脇なので若干外れて20%増しだとして2.16㎞、120分で割ると分速18mです。いやあ、かなり見積もりが甘かったと痛感させられました。今回は、子供たちも一緒だったので、大人だけであれば割増しはできると思いますが、それでもたかが知れています。特に冬は日が暮れるのも早いので、遠出した先でローカル線に乗り鉄活をする行軍は相当早くから開始をするように余裕をもってスタートをすることが大切だとわかりました。今回は乗り降りを楽しむ余裕すらありませんでした。ただ、行軍をしながら電車とすれ違えるので、電車を間近で見られるという違った楽しみはありました。電車好きのお子さんにはたまらないのではと思います。
お目当てだった犬吠埼ホテルの温泉にもたどり着けずに、行軍終了となった今回ですがこの学びを生かしてぜひ次に銚子の地に降り立つ時は、もっと早い時間からうまく電車を乗り継いで行うルート設計をしたいと思います。
鉄魂隊お次は、皆様の土地に参らせていただくかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。