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我が家の年間計画のつくり方を公開します。

2023年が始まりました。
新年初めての投稿となります。
あけましておめでとうございます。

今回の投稿はタイトル通り、「我が家で実践している年間計画のつくり方」について書いてみます。もう少し補足すると、現時点での我が家の場合は妻と私との間で決める家庭に関する年間計画ということになります。
なかなか手間の必要な方法なので万人受けするとは思えませんが、もし、日頃から時間の使い方に自信がなかったり、時間の使い方を改めたいと思っていればお役に立てるかもしれません。

1. なぜ年間計画を作るのか

結論から言うと、日々の生活における限られた時間を有効に使うため
独身時代や結婚も間もなく子供がいなかった頃は、何かと時間に対す自由度が高く、(手元のお金との兼ね合いはあるが)やりたいことに時間を費やせている実感があったけども、今となっては油断をするとあっという間に時間が過ぎていたというのが日常である。
このような日々が続くと、「このままでいいのだろうか?」という焦りともとれる感情が湧いてくるようになる。
個人的には、この焦りの感情が積もってくると精神衛生上良くないと思っています。

2. 年間計画をつくる上でのポイントは何か

「年間計画とは何か?」といわれたら、年間を通じていつ何をやるか・・・ということをわかりやすく表現したものである、となるのだろう。
我が家の場合は、模造紙を使って計画表の縦横の二次元で要素を分けており、横方向には『時間』を、縦方向には『重要度』として、その二次元に具体的なアクションを付箋に書いてマッピングするというのがポイントになるのです。

イメージとしては、下のような感じ。

年間計画に使うものは、模造紙と付せん。模造紙の横方向に時間軸を、縦方向に重要度軸を定めて、やることをマッピングする。特にいつやるかを定めない(通年取り組む)ものは枠外に配置。
さらに、年間を通じたテーマのようなものが見えてきたら書き出しておくのもGOOD!

3. 年間計画づくりの材料となるのは前年の振り返り

とはいうものの、肝心な「何をするのか」ということをいかにして言語化するのかが簡単にはいかないと思います。
そこで、説明としては後先になってしまいますが、年間計画を行う前にしなければならないことは『前年の振り返り』です。
この振り返りでは、1年間を通して、『やったこと:Y』、『わかったこと:W』、『次やること:T』を書き出して、自己の経験から課題を明確にしていくことが重要になります。
このやり方は、いわゆる「YWT 振り返りフレームワーク」というものです。
詳細は、検索いただくなどして確認してもらえたらありがたいです。
我が家の場合、このフレームワームも模造紙と付箋を使って、夫婦二人で対話をしながら言語化しています。
ここで言語化される『次やること』が年間計画での具体的なアクションに直結することになります。

YWT振り返りフレームワークも模造紙と付箋を使用。「やったこと」は夫婦それぞれの視点で付箋の色を分けながら書き出すと見やすい。ここで書き出した付箋の内容を基に、対話をしながら「わかったこと」を認識し、「次やること」のアイデアを拡げていく。

4. 年間計画は日々のタスクを洗い出すためのツールにする

前年の振り返りから当年の年間計画をつくるための所要時間は、今年の場合で約12時間。これを3日に分けて行ったわけで、客観的に見てなかなかの労力です。
ところが、当然のことながらこれができておしまいではないです。問題はこの年間計画に記した具体的なアクションをいかに実行に移すかということ。ここからの進め方はそれこそ人それぞれだと思いますが、私の場合は具体的なアクションを必要に応じてさらにタスクに分解して、スケジュール帳に予定として書きこんだり、ToDoリストに落とし込んでいきます。
そして、定期的に夫婦でレビューできる時間を設けて、場合によっては計画内容を修正します。このレビューも結構重要だったりします。

5. 年間計画をつくってみてよかったこと

このスタイルの年間計画をつくるようになったのは今年で3年目ですが、実践していて本当に良いと感じています。確かに、年末から年明けにかけて10時間以上も確保するのは大変なのですが、その効果はあると思っています。
効果については、大きくとらえると3つあると思います。

効果①
年始に一度合意形成をしていることなので、ちょっと大きなお金が必要なことや労力のいることでもその場でスムーズに実行できる。
効果②
日々の生活の中で、大きな悩みを一人で抱えることが少なくなる。
効果③
これがイチバン実感が大きいことだけども、日常的に夫婦のコミュニケーションの時間が増える上に、お互いの想いのすり合わせがしやすくなる。

実は、去年は途中でレビューがおろそかになった時期があったため、計画の何割かが未達で終わってしまったのが正直なところですが、その反省点も踏まえながら今年は計画を実行していきたいと思います。

もちろん、場合によっては柔軟に対応していく余裕も心がけたいですね。

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