娘の方がわかっている
日々、娘と過ごす中で驚かされることがしょっちゅうある。
そういう場面というのは、たいてい、娘との他愛ないもない話をしているときに訪れる。
今回もそんな感じだ。
最近、気温の変化からか、疲れやすく、回復し難い状況が続いている。
そういった状況はメンタルにも少なからず影響は出る。
昨夜の娘との風呂の後、キッチンままごとセットで遊ぶ娘の背後から話しかける。
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「なぁ、◯◯ちゃん」
「なに??」
「最近、お父ちゃん、ちょっと元気ないねんけどどうしたらいいと思う?」
「笑ったらええねん」
「え? どういうこと??」
「ずっと笑ってたら、そのうち元気になるで」
「お、おぅ、そうやな、ありがとう…」
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心と身体は繋がっている、影響し合っているというのはよく聞く話だ。
「身体が元気だから、機嫌が良い」
というのは言われても直感的にわかりやすい。
でも、逆に、
「機嫌が良いから、身体が元気」
というのは、言われてパッと納得できるかどうかと言われると人によるかもしれない。(ちなみに、本などを読むと良く出てくる考え方だ)
今回、娘が指摘したのは明らかに後者の考えだ。
娘は、この4月から子ども園に通っているが、知る限り、親としてはありがたいぐらい毎日のようにご機嫌に通っている。
そして、大きな病気などもなく毎日元気に過ごしている。
もしかしたら、彼女は、その限られた人生経験の中でも既に大切なことをわかっているのかもしれない。