アルパカだけ第5回fuzzカップ2次予選を放送対局ぽくしてみたから読んでくれ
いきなり下世話な話で恐縮なんですけど、ここ数年AVのタイトルが長くなってきてるって話はご存知でしょうか。当然ご存知ですよね。そうでしょう。そりゃあそうでしょうともさ。
忙しい時代を目一杯生きる現代人は、コスパ(コストパフォーマンス)・タイパ(タイムパフォーマンス)を非常に強く意識しますから、時間やお金を使うときには、内容がしっかり分かっていて、なおかつ自分の趣味嗜好にピッタリ合ったものを選ぶ傾向にあるのだとか。ドラマも、映画も、お笑いさえも。
そういう意味では、このアルパカnoteも、時代に合わせて変化させていかなきゃなんだと思います。ネタを引っ張るのではなく、結論を先に出せ、と。
やれ1分で理解できる話だとか、5分後に怖い話だとか、10分で涙する話とか、そういう感じなのだ、と。そうかいそうかい。
TV番組「グルグル99」内「ゴチになります」羽鳥アナのイメージで、以下の文章を読んでください。
ボク、中島由矩はー
第5回fuzzカップ1次予選免除のシードをいただいて臨んだ2次予選をー
通過ぁー
…
通過ぁーーー
…
できませんでしたぁー!(ズコー)
んで、これだけじゃああまりにもナンなので、本文で簡単に振り返ってみようと思います。
以下、常体で。
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比較対象として、日本プロ麻雀協会における公式戦で、1番最近終わったものを挙げると、5月に新人王戦があった。新人王戦はベスト8に残っても放送はされず、ベスト4、つまり決勝戦のみが放送された。
最近は少し変わってきた部分もあるけど、オータムCSも、雀竜位戦も、日本オープンも、ほとんどのタイトル戦が決勝戦のみ放送対局という立てつけになってる。
それに対し、このfuzzカップはなんとベスト128から約半年間ずっと放送してる。例えば第4回ベスト64Dだとホラ。
これは異例中の異例だし、ボクたち協会民にとっては、1番勝ちたい試合と言っても過言ではない。とにかくコスパもタイパも最高なのだ。
そんな中、1回戦東1局に取った配牌がコレだったらどうだろう。
見た瞬間、親戚中にモチを配ろうと思った。
めでたいからね。
ボクがイーシャンテンになったところで、対面の親番のへ和也さんから『リーチ。』みたいな声が聞こえたような気もしたけど、ちょっとよく分からなかったので全部勝負して、
最後は3000・6000ツモ。
南4局1本場を、下の点棒状況で迎えてた。
【1回戦南4局1本場供託1】
東家・松島悠祐さん15700
南家・のへ和也さん25100
西家・大野史也さん20800
北家・中島由矩37400
供託が1本あるとは言え、2着目ののへ和也さんは満貫ツモでもトップになれない。この2次予選まだ始まったばかりの1回戦だし、のへ和也さんは大野さんの3900は4200(プラス供託1)での着ダウンも気になるだろうし、ボクは自身がトップで終局した後の写真のことだけ考えてた。
(運営の蔵さん、命さん、トップ者・中島由矩の写真をお願いします!)
(なんならツーショットで撮ってくださってもよろしいかと!)
(ボクを両サイドからはさんでいただくパターンもありかと!)
とにかく、親の松島さんが6000オールキメてくることなど、モロモロ全部含めて、そんなやつ…
いねえよなぁ!って思ってた。頭の中が、完全にリベンジャーズしてた。そこに、のへ和也さんから先制立直。さらに、のへ和也さんの河の2巡目にある4sを見た大野さんが7sを切ると…
のへ和也さん『ロン。』
立直・三色同順・赤・表ドラ…
…裏ァ!
のへ和也さん『12000は12300。』
で、結果。
東家・松島悠祐さん15700
南家・のへ和也さん38400
西家・大野史也さん8500
北家・中島由矩37400
えええええええええええええええええええええええええ
うそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん
のへ和也さんはベスト64シードとかでいいよ、もう。
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2回戦は、親番の連荘がエグかった。まずは、南家スタートの君島さんが東2局に4本積んでリードを築くと、続く東3局には鶴田さんが、それをまくる大爆発。
鶴田さんの下家にいたボクは、富永啓生選手にディープスリーを沈められたオーストラリア代表のように面食らい、「火垂るの墓」で節子がドロップ(石)を吐き出すかのように、3万点相当のチップをペッと差し出した。しかも、チップを出したにも関わらず、点棒表示は15000くらいだった。おお、どういうことだ。ソニー損保に問い合わせたい。チップもう1枚くれよ。大好き。
んで、極めつけが下の最終局。つまり、ボクの2回戦は東風戦だったってワケだ。
【2回戦東4局0本場】
東家・中島由矩△3200
南家・伊勢高博さん4900
西家・君島千景さん42100
北家・鶴田輝さん56200
下家の伊勢さんから先制立直を受けるものの、
■箱下
■ラス目
■親番
というヘレンケラーもビックリの三重苦であるボクが、降りる道理なんかない。1回戦東1局にのへさんからの親立直を無視した要領で、ボクはフカフカのイーシャンテンに構えて徹底抗戦。ハァ…ハァ…水をくれ…ウォー!ター!
伊勢さんの立直は、河にマンズとソーズがバンバン切れてて、どっからどう見てもドラ色のピンズしかないって感じだった。
でも、上の画像の通り「戦うことをやめないッ!」ボクは、5・7・8pのいずれかを先引いて69m待ち立直を打ちたいと思ってたところに…
頼れるソニー損保が用意してくれたドラの8pを重ねた。ありがとう。大好き。あとは5pが通ればいいんだけど…。
中島由矩『立直。』
佐々木蔵之介を意識した発声で勝負にいく。
ホッ、通った。
と、思ったのも束の間。
伊勢さん『ツモ。』
立直・ツモ・平和・一気通貫・赤・ドラ…
…裏ァ!
伊勢さん『4000・8000。』
このツモられで△9.0pt。もし自身が6000オールツモだった場合の+18.0pt(さらに着アップで+20pt)と比べたら、差し引き47ptもやられたことになる。
高めツモ裏1とか…グヌヌ…この貴族めぇ。
鶴田さんも、君島さんも、伊勢さんも、ベスト32シードでいいじゃん。もうさ。
こっちにしてみれば、ムーキーベッツを欠いたドジャースくらいの打撃だ。消費税が導入された日本経済くらいの打撃だ。魚谷p・東城pがいないセガサミーフェニックスみたいな大打撃だあー!わー!
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さて、3回戦目にして、ボクは初めてシンデレラファイトすることになった。しかも2人だ。「めぐ」と「さとねーる」で2人合わせて「めぐねーる」だ。そして対面は、スリアロCSチャンピオンシップで最高位戦の坂本大志pをあと一歩のところまで追い詰めた、長沼圭一さんだ。
【3回戦南4局】
東家・中島由矩46900
南家・目黒めぐみさん27400
西家・長沼圭一さん17000
北家・西澤慧音さん8700
南4局0本場も、アレヨアレヨと手が入り、1つ仕掛けて12000テンパイ。ただでさえダントツなのに、この12ptを上積みしたらさすがにベスト128当確か?と思いきや…
長沼さん『ロン。12000。』
横移動で無念の終局となった。
で、結果がコレ。
東家・中島由矩46900
南家・目黒めぐみさん15400
西家・長沼圭一さん29000
北家・西澤慧音さん8700
トータルポイントで長沼さんをまくることは、ついぞ叶わなかった。
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どれか1つでも思い通りになってればなーって気持ちも当然ありますが、まあこういうのがグダグダになるのも麻雀だよなっていうふうにも思います。
とにかくボクの第5回fuzzカップはここで終了です。応援ありがとうございました。放送がすでに始まってるベスト128はもちろんのこと、ボクに勝った選手たちが登場するベスト64もたいそう面白いものになることは間違いありません。新しい人も結構勝ってるみたいな話がTwitterで出てましたし。
ぜひ決勝戦までご覧くださいネ。
ボクも大注目して見ます。