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ベリーグッドマンがE2リーグで熱唱

21期後期入会者のヒキコモゴモがTwitterのTLを埋め尽くす中、20期前期入会のアルパカさんこと中島由矩なかしまよしつねプロは、E2リーグという協会最高峰と言っても過言ではないかもしれない可能性を秘めた上位リーグに挑む(勝つとは言ってない)。

…んだけど、まずはボクのことより21期前期入会者のヒキコモゴモから見ていこう。

うんうん、分かるよ。わかりみが深いよ。20期前期入会の中島由矩なかしまよしつねプロは、初めてのE3リーグ△117.4負けて最下位スタートでした。

勝った人はだいたいツイてたっていうよな。謙遜の一種なんだろうか。

繰り返しになるけど、20期前期入会の中島由矩なかしまよしつねプロは、初めての20期前期E3リーグ△117.4負けて最下位スタートでした。ツイてたにも関わらず、です。証拠のnote記事にリンクしとく。

ウソだと思われたら心外だからね。あと、21期前期入会の田口淳之介さんも21期前期のE3リーグ最下位スタートだったので、最下位スタートはむしろいいのかも。知らんけど。

女流に特別な思い入れがあるのは、ボクが男性で誰かを口説きたいからとかそういうワケじゃなくて、女流には女流雀王戦ていうのがあるにも関わらず、別枠でこうやって男女混合のリーグに在籍してるところにそこはかとない熱意を感じるからだ。

ボクの同期の石田綾音さんも頑張ってるし、陽南まこさんに至っては最初女流合格だったから出場資格がなかったところから、1年後に正規合格を果たしてE3リーグに乗り込んできた。ガッツ石松氏よりもガッツあるよなぁ、などと。

石田さんには、20期後期E3開幕節南4局オーラスでパッツモ裏1条件満たされてトップまくられた思い出が。あれは悲しかった。動揺しすぎて自分の名前書き間違えたのは今でも鮮明に覚えてます。ちなみにその期ボクは次点で昇級できなかったんだよなあ。石田さん…。

こうやってツイートにセンシティブな内容とか余裕で含んでくるんだけど、ガッツあるんすよマジで。陽南さんとは21期前期E3で同卓してボコボコにされました。こっちがセンシティブになりそう。病みそう。

ちなみにボクは第2節で△117.9負けてもう麻雀やめようかと思いましたね。トータル△235.3よ?国からなんらかの支援をいただいてもいいレベル。福祉だ福祉。ちなみに初トップは第3節でした。プロになったのも43歳の時だったし、何もかもが遅咲きですねってやかましいわ。

そんな話をしてるところにマイペースな男アリ。

たっつぁんは、上の裸もナンだけど、シャツの柄も絶妙に昭和って感じのおじさんで、写真撮りたかったけど公式戦会場だから自重した。いやボクは好きなんですよ。同じおじさんとして。

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タイトルを【第21期後期E2リーグ第1節】としなかったのは、インパクトがなくて読んでもらえないかなと思ったのと、その日の牌の巡り合わせがボクにピッタリマッチしてて、朝の情報番組スッキリに出てたベリーグッドマンを見て「これだっ!」と思ったんだよなぁ。

まずは1回戦東3局たきりょうの親番で突如歌い始めるボクのベリーグッドマン一向聴イーシャンテン

ベリーグッドマンの一向聴

6sが河に1枚あって、ボクの目からは3枚見えてる。だから、もしツモ8sと来たら打中でドラ単騎立直にしようと思ってたのだ。21期後期のみんな、七対子はドラ単騎がいいヨ。

とか言って、実はこの後ドラの6pを重ねて(ベリーグッドマン′sツモ)1枚切れの中単騎立直にしたんだけど、一発で8s引いて煮えた。河でまるでさくらんぼみたいに仲良く並ぶ8s。おいおい、今日はベリーグッドマンじゃないのかよ。大塚愛なら大塚愛って教えといてくれないと困るぜ。てかそこまで極端なベリーグッドマンだったのかよ。己のあまりの運量に、ボクは飲み込まれておぼれそうになってた。

まあその後、親のたきりょうから迎撃立直受けて死にそうな気持ちになってたところ、河3段目に差し掛かったあたりで中ツモって3000/6000になったんだけど(もう1回!)。ベリーグッドマンだからね。しょうがないね。

裏ドラ乗らなかったのでちょっとだけベリーグッドマン

さあ用意した牌図は次が最後だ。1回戦南4局オーラス、20期前期E3リーグ第1節で最下位だったボクは、その頃から約1年半かけてジョジョに奇妙に自らの麻雀を変化させてるんだけど、下の点棒状況とボクの一向聴イーシャンテンを見てほしい。

東家・天津みろうさん29300
南家・ようへいさん28000
西家・中島由矩アルパカ36800
北家・たきりょう5900

ベリーグッドマンのオーラス

これが20期前期だったら、天津さんに2600オールや5800直撃みたいなの和了られて着落ちしてるイメージなんだけど、今は21期後期だ。中途半端に安全牌抱えて、座して死を待つよりも、嵌3pチーも視野に入れて目一杯フカフカに構えた。浴槽につかまり立ちしてる1歳児のごとき危うさ。ツルっと滑って頭ゴッチンしちゃう。

20期前期なら安全策を取ったけど、成長したアルパカは運命のオーラスに退かない。こういう麻雀でE3リーグからE2リーグに昇級できたんだし。

そうやって手に汗握って覚悟を固めてたら、本当に天津さんから親リーが飛んできた。この人はいつもこうやって嫌なことばっかやってくるんだよなぁ(褒め言葉)。

心の中でボヤいてたら、なんとその立直宣言牌が2pで。

『ポン!』

今にして思えば、この時のポンの発声は興奮で若干大きかったかもしれない。当然打4pで大勝負。ドラそのものならまだしも、ベリーグッドマンはドラ筋ぐらいで放銃したりはしないのだ。両無筋とはいえ2pポンなんだし、14pがなくて実質47pみたいなもんだ。

ベリーグッドマンの和了り

この4pが通った後、天津さんが改めてツモ切り立直宣言牌を曲げたのが2sだった。

『ロン。3900。』

やったぜトップ!本当は1000でもよかったところたまたまドラドラだったので、天津さんはようへいさんと入れ替わって着落ちになっちゃったけどしょうがない。

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ようへいさんと言えば、第1節終了後、下のようなツイートをしてたのが気になった。

気になったのでリプで質問してみたところ、2回戦東1局とのことだった。いやこれは全然気づいてなかった。天津さんもたきりょうもビックリしたんじゃないかな。

最後はボクがE2リーグの首位に立った瞬間最大風速、日本プロ麻雀協会公式ツイートを記念に見てもらってお別れです。

さよならさよならさよなら。

そういえば、ボクは今回雀王戦実に16節目にして初めて卓内トップだったんだけど、たきりょうが「おめでとうございます!」とお祝いしてくれたので、たきりょうトップの時の日本プロ麻雀協会公式ツイートも下に並べておこう。

右がたきりょう。爽やかで礼儀正しい若者です。

アルパカの第2節(10月2日)にどうぞご期待ください。


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