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第3回健康マージャン交流大会

「南無三!」

「満州!」

「トイ!」

「タンヨォ、一丁!」

「立直、ドラドラ、デンデンや!」

麻雀歴32年の中島由矩アルパカでギリくらいいにしえの麻雀用語が飛び交った、北國新聞者杯争奪第3回健康マージャン交流大会が、2023年11月5日(日)に執り行われ、つつがなく終了しました。

北國新聞社杯争奪っていうくらいなので、翌日の北國新聞にちゃあんと出るんですよ。ホラ。

北國新聞2023年11月6日(月)

参加者のみなさん、お疲れ様でした。運営のみなさん、ありがとうございました。いつも個人で仕事してるので、たまにチームで動くの楽しいんですよね。今から書く本文は、まあ運営の感想文ていうか日記みたいなもんだと思ってくださいナ。

以下、常体で。

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審判長である連盟の荒谷誠プロは第1回から、平審判のボクは第2回から参加しているので、全体的な雰囲気というか、ある程度のムチャブリには慣れたものだけど、今回初めて審判を務めた連盟の大橋慶一郎プロ・協会の種田はじめさんは、面食らったんじゃないか。

何かというと、いきなり全審判が参加者のみなさんの前で挨拶をすることになるクダリ。大会開始前は、審判長の荒谷誠プロが代表して、ちょこっとルールの話をするくらいかと思ってたんだけど…。

大橋プロ、種田さん、健康マージャン交流大会は、いつだって大体こんな感じです。

連盟を阪神に、協会をオリックスに例え、ひと笑いいただく中島由矩プロ

ナンヤカンヤあって、1回戦が開始した。ボクの持ち場がちょうど【麻雀ようたんvs.もりもりさん】ていう、ほぼほぼMリーグみたいなカードだったので、審判をしながら様子を見に行ったら、麻雀ようたんがいきなりメンチンやっててワロタ。初戦からやる気マンマンじゃんか。ABEMAだったらイジワルなコメントつくところだけど大丈夫かな。

対局後、なんで7mが河にあるのか聞いてみたところ、その時は6sを雀頭にしていて、チンイツにする予定はなかったということだった。カン5mの一気通貫とか目指してたのかもしれない。

ボクは前日に第22期雀王決定戦11回戦の観戦記を書いてたんだけど、ちょうどその時の矢島亨さんのメンチンを思い出した。

11回戦南1局・矢島亨さんのメンチン

そう言えば、余りのないメンチンは、漫画・牌賊オカルティでも【Aクラスメンチン】と呼ばれて、あがたてまつられてた。親番の矢島さんは9mをトータル首位の堀慎吾さんからとらえて18000にしてたけど、麻雀ようたんは流局ノーテンで支出になってたもんな。こういうのが腕の差ってことになるんだろう。

そういうトコやぞ、ようたん。

まあ反省会はすべてが終わった後にしたんだけど、実際のゲーム中でいうと、麻雀ようたんは気負うことも気落ちすることもなく、水曜大会のごとく平常心で戦い抜き、

安めではあるものの、この立直ドラドラ6400を和了ってて、たいそうえらかった。

あと、【麻雀ようたんvs.もりもりさん】については、もりもりさんが60000点オーバーのトップで格の違いを見せつけててすごかった。もりもりさんは、100人を超える参加があった中総合11位という好成績で、さすがおれたちのもりもりって感じだった。SさすがOおれたちのMもりもりだ。

麻雀ようたんの次戦は東4局0本場親番、対面からの立直に全面勝負し、上のダブ東ホンイツ12000を和了ってて、これまたえらかった。なんか「7700?」みたいな女性の声が聞こえてきたんだけど、多分幻聴だと思う。

ボクたちプロ審判がヒマそうにしてたのが気に障ったのか、【賞品にするからサインを書け】という指令が急きょ下ったから書く。大会中に新企画が持ち上がるのだ。まあ、ずっと立ちっ放しだったから、座る理由ができて嬉しかった。

サインを書いて…
写真撮影

ここが国会なら【両手色紙クソメガネ】って揶揄されちゃう写真。ちなみに上のスペースは、宛名を書くためにワザと空けてる。これからプロになる人は、覚えといて損はないゾ。

初めて書いたブックタイプの色紙
荒谷誠プロ(連盟)・大橋慶一郎プロ(連盟)・中島由矩プロ(協会)・種田はじめプロ(協会)

物販のコーナーがあって、もちろん一条いろはさんやかぎさんのやつもあったんだけど、今回初めて黒猫ルージュさんというのを見かけたのでTwitterで投稿。どうやらCHAMさん絡みみたいだった。ボクも今度買おう。

大会が終わって、Twitterを開いたら(いやまあ大会中も見てたけど)、まぁ〜じゃんNextさんの投票で中島由矩プロに14票入ってて、日本シリーズ第7戦の阪神ファンより嬉しかった。ありがとう、森下。ありがとう、ノイジー。

両手色紙クソメガネ、これからも頑張ります。

嬉しすぎて思わず画像を直貼り

上のNextさんの投票も如月靖之プロのリツイートで教えてもらったんだけど、如月プロは続けて下のツイート。

これさぁ、一見北國新聞社会館20Fで朝から大会審判してたチーム荒谷の方が阪神って思うかもしれないけど、このチーム如月の活動もそれに匹敵するくらいオリックスなのだ。みんなちがって、みんないい。ウンウン。

ボクは17時50分に大会が終わってすぐタクシーを拾い、18時6分にはDSGに着いたんだけど、店員さんに聞いたら、申し訳なさそうに「日吉さんはついさっき帰っちゃいました。」って頭をかいてた。18時30分まであると思ってたんだけど、どうやら18時00分だった模様だ。

「なんだこれ!なんなんだよこれ!土田さん!」

「こんなことあっていいのか!」

「いや如月と栄田は会えたんですよ?」

「なんで俺は会えないんだ!」

「オレのタクシー代返せ!って言ってますよ今!」

って、ボクの中の日吉さんは絶叫してたけど、その隣にいたボクの中の土田さんは、笑顔でそっと電子書籍を購入した。

「いやねえー、こういうのは買っとけば読むんですよ。いつか時間あるときに。ねえー(ニコニコ)。」

チャンスはまたあるさ。とりあえず本を読もう。今は。

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