【FaB】まるで別ゲームのようなプレイ感!ドラゴン使い「Dromai」ガイド【前編】
はじめましての方は、はじめまして。
店舗や配信で知っている方は、いつもありがとうございます。
大阪のテーブルゲームカフェの従業員だったりFaB Unofficialなコミュニティ所属していたりするナカシーと申します。以後お見知りおきを。
今年に入ってFlesh and Bloodがちょっとしたブームになってきていて布教している身としてはとても嬉しいです!
今回は私の愛用しているヒーロー「Dromai」についての簡単なガイドを紹介していきます。
※この記事はFlesh and Bloodの基本ルールを知っている前提で掲載しています。基本ルールなどはUnofficialチャンネルなどで解説していますので良ければ併せて御覧ください!
Dromaiというヒーロー
Dromaiはドラゴンの幻影を操りながら攻撃的なカードで戦うDoraconic Illusionistです。
Dromaiは赤いカードをピッチする事でAshトークンを生成し、これの上に獰猛なドラゴンたちを召喚(Transform)して戦います。召喚されたドラゴンたちは場に残り、以降のターンも共に戦ってくれる心強い味方(Ally)です。
ドラゴンたちは両面カードになっていて、第一面(表)はほとんどのドラゴンが共通のテキストを持っています。Transformする為にはAshを対象にし、第二面(裏)にしてAshの上に重ねて出します。
ドラゴンたちはただ召喚しても攻撃してくれません。武器の効果で命令を下し、ようやく攻撃してくれます。
各ドラゴンは0コストで攻撃してくれますが、この攻撃にはgo againがありません。
Dromai自身の効果で、このターン中に赤いカードをプレイしていると、ドラゴン全体にgo againを付与出来ます。
彼女の使い方を簡単に説明すると
・赤いカードをピッチゾーンに置くとAshトークンを生成し、他のカードや能力で、Ash上にドラゴンをTransformして召喚!
・赤いカードをプレイするだけでターン中ドラゴンにgo againが付与され、連続で攻撃!
・ドラゴンは場に残るパーマネントなので次のターンからも攻撃可能!
と、他のヒーローにはない独自のギミックが盛りだくさん!
Dromaiの強み
ドラゴンの強さ
ドラゴンはそれぞれ固有の性能をしており、対処しない限りは盤面に残り続け、毎ターン攻撃可能です。
当然、対戦相手はこれを放置するわけにはいかないので対処してくる訳ですが、ドラゴンを対処しているとヒーローが直接攻撃される回数が減るので、他ヒーローより高いライフを維持しやすいのも魅力の一つです。
強力なIllusionistアタックアクション
Illusionistのアタックアクションは他のクラスが椅子から転げ落ちるほどのコスパの良い強力なカードが沢山あります。
ドラゴンに頼らずとも、これらだけでも十分火力を出すことが可能です。
ただし、そういったカードには後述する「phantasm」を持つものが多く、特定のマッチアップでは大幅な不利を被る、諸刃の剣となります。
Dromaiの弱点
他のヒーローは己の肉体で戦う中、彼女だけ味方を呼んで戦えるなんて最強なんじゃ!?と、思われる方も居るかもしれませんが、勿論弱点がいくつかあります。
phantasm
ドラゴンを召喚する土台となるAshには、ドラゴンたちに「phantasm」と呼ばれるデメリット能力を与えます。
ドラゴンがアタックした際、対戦相手がパワー6以上(Illusionist以外)のカードでディフェンスしてくると、アタックしていたドラゴンが強制的に破壊され、コンバットチェインが終了します。
この破壊されるタイミングが厄介で、ディフェンスドステップで破壊されてしまうため、go againが解決されるリンクステップまで辿り着けずにコンバットチェインが閉じてしまいます。
本来連続で攻撃出来る状況であっても、アクションポイント(AP)が無くなって予期せぬ事態に陥ってしまう可能性があるので、ドラゴンの攻撃する順番が非常に重要となります。
Ash不足
Ash関連でもう一つ。
ドラゴンたちは場にAshが無いとTransform出来ないので、適当にプレイしていると「Ash不足」に陥ってしまいます。
土台が無いと召喚出来ない為、ドラゴン以外でAshを生成する手段を用意しなければいけません。
※よくある間違いですが、Ashが無い状態ではドラゴンカードをプレイ出来ません。プレイ→コストの支払いの順番に処理するので、先に対象となるAshが必要です。
無防備なドラゴン
Dromaiと対峙するプレイヤーは、攻撃する際に「Dromai」か「ドラゴン」どちらを攻撃するか選べます。
ドラゴンへの攻撃はDromaiの手札から防御する事やリアクションする事が出来ず、基本的には一方的に殴られてしまいます。
この際、ヒット時効果はしっかり誘発してしまうので、強力な攻撃の的になることもしばしば。(ヒーローへのヒット時効果は誘発しません。)
倒し切られなかった場合は、ターン終了時にカード表記のライフ上限まで回復するので、ドラゴン討伐する際にはご注意を。(MTGのクリーチャーみたいな感じ)
デッキ構築
デッキ構築でも弱みが有ります。
Dromaiのヒーロー能力の性質上、赤いカードを沢山要求される為、コストの重いカードを採用しづらくなっています。
基本1コストまでしか採用しづらく、2コスト以上はコスパが非常に悪いです。ドラゴンを軸にするのか、アタックアクションを軸にするのかで多少変わりますが、慣れない内はコストが軽くて赤いカード9割で構築することをオススメします。
基本的な戦い方
1.Ashを生み出せるカードをプレイする
兎にも角にもAshを出さなければ強みを活かせません。デッキの中にAshをひねり出す手段を沢山入れます。
上記はカードのテキストでAshを生成出来る能力を持ったものです。
カードの詳細や使い方は別記事にて解説します。
2.AshにドラゴンをTransformして盤面を作っていく
ドラゴンは前項目で解説した通り、Ashを対象として重ねることで、初めてアリーナに出ます。
もし他のアタックアクションを行っていてコンバットチェインを開いている場合、一旦コンバットチェインを閉じないとアクションカードであるドラゴンたちをプレイすることが出来ないので注意。
一度出てしまえば、倒されるかphantasmで割られる(POP)されるまで場に留まり続けるので、見た目以上にカードの評価値が高く、積極的にプレイしていきたいです。
3.赤いカードを沢山プレイ
毎ターン最低1枚は赤いカードをプレイし、Dromaiの効果でドラゴン全体にgo againを付与する事を意識します。
InstantもAPを消費せず使用できるため、重宝します。
ドラゴンたちも全て赤いカードなので、Transformしたターンはドラゴン全体にgo againが付与される事から、攻めの起点にもなります。
終わりに
以上が前編の基礎的な解説となります。如何でしたでしょうか?
後編ではよく使われるカードの詳細や、デッキリストの紹介などを予定しているのでお楽しみに!
ご感想、ご指摘などはTwitterなどでしていただけると励みになりますので
よろしくお願いします!
ここから宣伝タイム
私の務める大阪のTCGカフェバー「TableGameCafe'Shuffle」では、店頭にてティーチングやデッキ相談など随時受け付け中です。新品商品や特価シングルカードの販売も行っていますので、是非遊びに来てください!
通販サイト「しゃふ通」も運営中です。こちらからも是非シングルカードをお買い求めください!