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アニメを見すぎた男の懺悔及び後悔
こんにちは、何故かDアニメストアのサブスク代を母親に払ってもらってるブサイクです。
今回はラノベやアニメを見すぎた人生の振り返りをしたいと思います。
では早速行きましょう。
小中学生時代
親父がワンピースを全巻持っていたのでありえないほど読みまくる。この際各巻の表紙と話を完全に記憶した(今も健在)。
小学校の図書館には涼宮ハルヒの憂鬱があり借りて読んでたところエロガキ扱いをされる(ハルヒ1巻の口絵にはとある女子キャラのおはだけシーンがあるため)。またラノベへの抵抗感がなくなりオタクへのファストパスが発行。
中学ではジャンプの購読、ライトノベルの貸し借りを行ってその時の流行物はほぼチェック(当時ははがないや中二恋が流行ってた)。
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小中学生の振り返り
今もかは分からんけど当時のラノベってあまりにもオタク臭がすごかったから後ろめたい気持ちで読んでたし明らかに読むべきじゃなかった。小さい頃にワンピースを履修してたのは偉い。今から1100話以上読めって無理な話なので。
高校生時代
相変わらずジャンプを購読しながら本格的にラノベとアニメを見まくる。
ラノベは市内のブックオフを自転車で駆け巡り最大300冊近くを所持し、アニメはアベマなどの無料アプリを駆使し見れる限りの作品を舐め回した(たまにAnit〇beを使用していたが許してほしい)。この時期は各クールにやってるアニメ数があまり多くなかったため放送中のアニメ全部1話はとりあえず見てその後約半分の十数作品を追いながら過去作品で評価が高いアニメを見た(一日2.3時間はアニメを見ていた)。
高校は進学校で図書館で勉強する人が多い中1人でラノベを読む奇行に走る。当然受験に使わない科目の授業でもラノベを堪能、時に先生に見つかり「はたらく魔王さま!」を没収。「お前魔王になりたいんか?」と言われ泣く泣く「はい…」と言い、返してもらう。
先述したブックオフ巡りによりカスの漫画読み放題を行いジャンプ外の漫画も大量摂取する。
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高校生の振り返り
ラノベの読みすぎは苦手だった現代文の点数を上げること以外何の役にも立たなかった。高校時代は数学部とかいう意味のわからん部活に所属していたため運動量の減少が危惧されていたがブックオフ巡りとかいうまたもや意味のわからん習慣により耐えるどころか体力がついた。これが継続できてればね…。
空白の1年間
塾の帰りに快活CLUBへ寄り3時間500円とかいう最強コスパでありとあらゆる漫画を摂取。この時期はアニメを封じる(とか言いつつまちカドまぞくだけ耐えられずに見た)。受験が終わった次の日にスロウスタートを見て自分と重ね咽び泣く。
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空白の1年間の振り返り
限られた時間内のみ娯楽を味わえる快活CLUBとかいうスペースに娯楽の全神経を集中することで切り替えできたのは良かったがどうしてこういつも極端なやり方しかできないのか。
大学入学から現在まで
一人暮らしを開始し持っていたラノベのうち150冊ほどを持ち込む。高校生の頃に読んでたラノベは大学生の間にほとんどが連載終了し自身のラノベを読む文化も少しずつ薄れていったため現在購読する作品は2作品となった(よう実とリゼロ)。だが電車の中では基本ラノベを読むというスタンスが出来上がる(当然ブックカバーはするし挿絵が出てきた時は手で塞ぐ)。
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コロナ禍のせいもあり遊びやバイトで外出する以外は専らアニメ。特に大学1年生は現在より規制がキツく一日に6時間は見ていた。アニメが好きすぎてアニメTier表を作るも親からは「もうあんたこういう職で食べてけばいいじゃん」と呆れられる。 この時期から各クールに放送される作品数が極端に増え各1話はとりあえず見るという恒例行事が出来なくなったものの相変わらず各クール10作品近くのアニメを見ながら過去作品を2周目含め見続け今に至る。
大学時代の振り返り
コロナが憎い…。本当に一日中アニメみたいな生活が頻発してたからせっかく大学生になったのに…みたいな感情はいくらでもあった。ただオタクサークルに入ったことや理系学部に進学したこともあり高校時代よりはアニメの話が通じる人が増えて良かったというメリットもある。
こんな生活をするとどうなるのか
1:一般人がYouTubeやTictok、Twitchなどの配信を見ている時間がアニメに置き換わる
これがいいのか悪いのかは分からないし当然正解も無い訳だがオタクの友達がVtuberの話をし出すと「俺みんながV見てる間アニメみてるもんなぁ」となる。
2:映画やドラマなどの創作物や日常の出来事に対して「それ〇〇(アニメ内の出来事)じゃん!」とカスのマジカルバナナみたいな癖が着く。
起床時間の最大50%をアニメに寄生されてるのでもはやアニメ内で起こることが日常。だがアニメは非日常なので誰も分からないマジカルバナナが完成する。
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3:見るアニメリストが常にすっからかん
一般的に面白いと言われているアニメは基本的に全て見終わっており友人に勧められた作品も数日で見終わるため楽しみの貯蓄が常に0。また面白いアニメの評価基準が見たアニメ作品数が積み重なることによりインフレし、新規作品も直ぐに冷めてしまうことも珍しくない。
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4:太る
自分が太ってなかったのはブックオフ巡りによる日常的な運動があったからで大学生になってからは移動手段はほぼ電車とデブへの特急券により肥大化(あと単純に食べる量が多かった)。現在は落ち着いたが運動の習慣化は出来ていない。
良かったこと
1:単純に面白い創作物に出会える
少なからず人間って何かしらの創作物を摂取してると思うがアニメに限らず小説、映画など面白い作品に沢山出会えたことは本当に良かったと思っている。
2:知識が増える
学校だろうが職場だろうが自分の知らない環境を題材にしてるとそこで知れる豆知識みたいのが沢山あるし語彙力も増えた。ゆるキャンを見てキャンプに興味持って詳しくなった人もいるんじゃないでしょうか、そんな感じですよ。
3:流行に乗れる
最近ではアニメは日本の代表的な文化になりつつある中、流行りの作品などにいち早く乗れるのは話題作りなどにおいて大いに役立つと思う。
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4:アニメソムリエができる
人に合ったアニメを勧めそれを見てくれた人が「面白い!」と言ってくれたときの幸福感は言葉にできないほど嬉しい。この生活をした1番のメリットであると思う。
悪かったこと
1:時間の浪費
一人でいる時間のほとんどを創作物の摂取に使ってしまった。有意義かもしれないが習慣化し結果一人でいる時間が増えることもあり時間を浪費してしまったと思っている。
2:オタク化
「私オタクだよ!ワンピース全巻持ってるし!」とは比べ物にならないキモイオタクになってしまった。誰か俺を頃してほしい。
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終わりに
タイトルに懺悔と後悔と書きながら、数だけ言えば良かったことの方が多いです。アニメに限らず創作物っていいですよね。今後は一人の時間が極端に増えることのないように生活したいと思います。まぁこれもアニメ見ながら書いてるんだけどね。